ウォーキーリフトって知ってますか?ウォーキーリフトの特徴や検査について

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ウォーキーリフト

 

フォークリフトにはいろいろな種類がありますが、ごく狭い場所で活躍するのがウォーキーリフトです。一般的にはリーチリフトやカウンターリフトが有名ですが、ウォーキーリフトもなかなか使い勝手の良いリフトです。今回は便利で使いやすいウォーキーリフトのご案内です。

 

■ウォーキーリフトとは

 

ウォーキーリフトの特徴

広く知られているフォークリフトは人が乗って操作しますが、ウォーキーリフトは押し歩きながら操作します。

主に、狭い場所や短い移動の積み下ろしに活躍しています。

 

ウォーキーリフトの操作に免許は必要?

自動車のような運転免許を取得する必要はありませんが、フォークリフト特別技能講習の受講、もしくは特別講習を受講する必要があります。

ただし、フォークリフト特別技能講習はウォーキーリフトの場合、必ず受けなければいけないものではありません。

ですが、後々ほかのタイプのフォークリフトも操作する可能性があるのであれば、受講しておくことをおすすめします。

 

 

■販売されているウォーキーリフト

ウォーキーリフト

 

ウォーキー【トヨタL&F(ロジスティクス&フォークリフト)】

600kg・900kgの二種類が販売されています。どちらも1トン未満の小型ウォーキーリフトで、免許なしで運転できるタイプです。

折り畳み式の乗車ステップやクラッドバッテリーがオプションで追加でき、長時間の稼働にも適しています。

 

バッテリーフォークリフト ウォーキータイプ【三菱ロジネクスト】

ハイリフト・ローリフトなど、用途に分けた商品展開が魅力の商品です。

コーターやパレットなど0.7トン~多彩なバリエーションで現場に合わせたウォーキーリフトを選ぶことができます。

グッドデザイン賞受賞でどんな方にも操作しやすい商品設計となっています。

 

カウンターウォーキーリフト【スギコー】

コンパクトな見た目が特徴のウォーキーリフト「スギコー」は、300kgと軽量ですがとてもパワフルです。小回りが効くため、細かな作業を得意としています。

 

■ウォーキーリフトの年次検査

ウォーキーリフト

 

一般的なフォークリフトの年次検査

フォークリフトは年に一度、自動車の車検のように必ず年次検査を受けなければなりません。

これは、労働衛生安全規則で定められており、検査を怠った場合、50万円以下の罰則金の支払いを命じられることもあります。

不要な事故を防ぐためにも必ず年次検査を受けましょう。

 

ウォーキーリフトの年次検査

ウォーキーリフトは運転席がないため、一見するとただの物流機器だと思われがちですが、フォークリフトに属しています。

そのためフォークリフト同様、ウォーキーリフトも法廷検査である年次検査を受ける必要があります。また年次検査以外にも、月次検査・日常点検も必要です。

 

年次検査に関する耳寄りな話

フォークリフトの年次検査で助成金が受けられる制度があるのをご存じでしょうか?

意外と知らない方が多いのですが、なんと1台につき5,000円も支給されるのです。

ただし、助成金を受けるためには条件があります。

まず、一般財団法人あんしん財団に会員事業所として加入します。

加入後、労働安全衛生法に基づくフォークリフト特定自主検査を実施すると助成金が受けられるという仕組みです。

所有するフォークリフトが多く、「検査時の経緯費がかさむ」とお悩みの方はぜひこの助成金をご活用ください。

 

ウォーキーリフトはコンパクトな見た目とは裏腹にとてもパワフルな働きをします。

車体がコンパクトに設計されているため、狭い通路でもスイスイ動くことができます。

しかも操作は簡単です。

通常のフォークリフト特別技能講習を必ず受講する必要はなく、特別講習を受講すれば操作することができますよ。

 

 

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