ダンプを買取ってもらおうと査定に出したら、査定金額の低さにびっくり…そんなことは避けたいですよね。
愛着のあるダンプを高く売るにはどうしたらいいのでしょうか?
今回はダンプの査定に影響を与えるポイントと、プラス査定が期待できるかもしれない(!?)方法についてご紹介いたします!
■ダンプの査定で大きく金額を下げるのはここ!
はじめにダンプの査定金額に影響を与えやすい箇所を2つご紹介いたします。
・エンジンオイル
ダンプのエンジンオイルは定期的に変えていましたか?
エンジンオイルの劣化、汚れ、滲みはエンジントラブルやダンプの故障につながるため、ダンプの手入れを怠っていたと判断され、査定金額が下がってしまうことがあります。
査定前にエンジンオイルの状態を確認し、必要があれば手入れをしておきましょう。
・ホイストシリンダー
ダンプのパーツでもっとも酷使される「ホイストシリンダー(油圧シリンダー)」。
ホイストシリンダーが傷んでいると、荷台が上がりきらなかったり、作業中に荷台が下がったりといったトラブルを引き起こします。
日頃からホイストシリンダーのメンテナンスをしっかり行っておくことが重要です。
直前になってから修理すると、想像以上に修理費がかかるかもしれないので注意が必要です。
■ダンプ売却方法は3つ
ダンプを売却する方法は大きく分けて3つあります。
ここではそれぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。
・ディーラー
もっとも一般的な方法として、ディーラーで下取りをする方法があります。
【メリット】
ダンプを購入したディーラーに依頼すれば、整備から売却まで一貫して任せられるという安心感を得られます。
またダンプを下取りに出すと同時に、次のダンプ購入に必要な手続きも行えます。
【デメリット】
ディーラーは販売がメインなので、中古ダンプの販売ルートを持っていません。
そのため外観の状態や年式の古さによっては下取りを断られることもあります。
買取ではなく下取りなので価格が相場より低くなりやすいこともデメリットのひとつです。
・ネットオークション
ネットオークションを利用すれば、個人間でダンプの売買を行うことができます。
【メリット】
業者を挟まないので手数料が発生しません。
需要が高い車種であれば高額で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
ダンプを出品しておくだけで買い手が見つかるため、売却に時間をかけたくないという人も手軽に利用できます。
【デメリット】
業者を挟まないので、書類の手続きや代金のやり取りに手間取ったり、ダンプの輸送トラブルが起こりやすくなります。
落札者がどんな人なのか分からないというリスクがあります。
・中古トラック買取店
中古トラックの買取店が近くにある場合や、出張査定が可能な業者はおすすめです。
【メリット】
中古トラックの知識が豊富なので、安心して売却することができます。
幅広い販売ルートを持つ業者なら、ディーラーに下取りを依頼するよりも高額な査定金額が期待できます。
【デメリット】
事前に買取相場を把握しておかなければ、安い査定金額を提示されてしまうことがあります。三転ダンプなど特殊な形状のダンプは状態によって査定金額が下がる可能性があります。
■査定金額を上げるポイント

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ダンプの査定金額を少しでも上げるためには、以下の3つのポイントを確認しておきましょう。
・純正パーツの有無
奇抜な車外パーツをつけているとマイナス査定されるおそれがあるので、査定前に純正パーツへと戻しておきましょう。
取り外したパーツは買取専門業者に持ち込んで買取りを依頼するのもひとつです。
・スペアタイヤ
荷台の下には緊急用のスペアタイヤがついています。
スペアタイヤがない場合は、溝の深いタイヤを用意しておくとマイナス査定を避けることができます。
・関係書類が揃っているか
ダンプを購入した際の書類は揃っていますか?
ダンプの取扱説明書のほかに、オプションパーツの説明書や定期点検整備記録簿が揃っていないと査定金額が下がってしまいます。
特にダンプの取扱説明書と定期点検整備記録簿は査定金額に影響を与えやすい書類なので必ず用意しておきましょう。
愛用していたダンプは相棒とも言える存在ですよね。
今まで一緒に頑張ってくれたダンプを売るなら、是非キントラをご利用ください!