トラックの事故車は本当に買取不利にならない?

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事故

 

トラックはどんな状態でも買取できるといわれることが多くありますが、本当に事故車でも買取可能なのでしょうか。もし可能でも不利になるのでは?と疑問に感じている方も多いと思います。

そこで今回はトラックの事故車は本当に買取不利にならないのかをご説明いたします。

■何故、事故車でもトラックは不利になりにくい?

 

トラックは何故、事故車でも高価買取が可能といわれるのでしょうか。理由は日本国内ではなく、海外にありました。

 

・日本ではなく海外需要が高い

日本製のトラックは性能の高さと丈夫さから、海外で非常に高い人気を誇っています。そのため、日本国内では避けられやすい傾向にある事故車も海外では購入したいという人がたくさん見つかります。国内ではなく、海外に向けて販売するために事故車のトラックでも高価買取してもらえるというワケです。

 

・海外で需要が高い理由

丈夫さや性能の高さだけなら新車を買えばいいのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、新車のトラックは非常に高価です。中古車のトラックも人気ですが、発展途上中の新興国では経済的に安く手に入る事故車の方が需要は高い傾向があります。

 

■全損でも買取可能!?

 

多少のキズや凹みであれば問題ありませんが、全損した事故車の場合はどうなるのでしょうか。こちらで全損したトラックの買取についてご説明いたします。

 

・2つのパターンに当てはまれば買取額がつく

たとえ全損していても、2つのパターンに当てはまることで買取額が付くようになっています。

 

①パーツとして価値がある

全損して修理ができない、または修理をしようにも非常にコストがかかる場合、トラックを解体してパーツ販売を行います。たとえ全損していても、パーツが使えるのであれば価値がつくようになっています。パーツは国内でも修理用として需要があります。

 

②中古車として海外で販売できる

日本の車は海外で人気が高いことをご説明しましたように、安く手に入る中古車は非常に需要が高くなっています。修理をして走れる状態になるのであれば、海外で中古車として販売されます。日本製というだけで価値があると考える買い手もいますので、購買意欲の強い海外の業者は日本まで事故車を買いに来ることもあります。

 

日本のトラックは上記2つのケース両方に該当します。そのため、たとえ全損の事故車であっても買取ができるようになっているのです。

 

■トラックの事故車を売る際の注意点

トラック 海外

 

事故車トラックを売却したい場合は3つの注意点に気を付けてください。

 

・虚偽申告をしない

事故歴を隠そうと虚偽の申告をすることは絶対にやめておきましょう。買取業者は数多くの事故車や中古車を見てきた、トラック買取のプロです。虚偽申告をしてもばれてしまいます。仮に虚偽申告で通ったとしても、買取契約書などには事故歴や修復歴の項目がありますので、虚偽申告をして契約を結ぶと私文書偽造罪などに該当することがあります。

誤魔化さずに正直に伝えた方が印象も良いですし、後のトラブルを防ぐことができます。

 

・評価に全く影響しないわけではない

たとえ全損している事故車トラックであっても買取ってもらえますが、買取業者も無条件で買取を行っているわけではないので、事故車であれば当然査定額にも影響します。トラックによっては買取を拒否する業者もあることは知っておいてください。

 

・海外販路がある業者に売る

たとえ事故車トラックの買取をしてもらえたとしても、海外販路をもたない業者であれば高額査定が狙いにくくなります。業者選びの際は必ず海外販路があるかを確認しましょう。また、海外販路があっても間に別の業者が入る場合は中間マージンをとられることがあります。

 

キントラでは事故車はもちろん、不動車であっても買取を行っています。国内最大級の展示場を持つほか海外への販路もあり、買取から販売まで全て自社一貫で行っているので高価買取、安価販売が可能になっています。

もし事故車トラックの売却をお考えの方は是非、キントラまでご相談ください。

 

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