ユンボを高価買取してもらう方法 人気メーカーとポイント

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ユンボは「油圧ショベル」と呼ばれ、建築や土木業界でも活躍している重機の一つです。ユンボは重機のなかでも特に価値が高いとされているものなので、買取に出す際にも高値で取引されます。今回はユンボの買取事情や高価買取のコツなどをご紹介します。

 

■ユンボの買取事情

建設現場や工事現場などでなくてはならない存在のユンボは、日本国内よりもむしろ海外で需要が高いのが現状です。日本のユンボは性能が高く、耐久性にも優れており、発展途上国では日本製のユンボのシェアが圧倒的に高いのです。供給が追い付かず中古のユンボが高値で取引されるので、ユンボの買取は積極的に行われています。

海外での需要の高さから、旧式モデルのものや故障したもの、動かないものであっても、買取業者は問題なく買取に応じてくれます。

 

■種類別!ユンボの買取価格

ユンボを買い取ってもらう前に、買取価格を確認しておきましょう。

ただしこの金額はあくまで目安であり、状態や型式によって金額は前後するので、注意してください。

・コベルコ

コベルコは神戸製鋼グループに属する重機メーカーで、小型・中型ユンボの人気が高いのが特徴です。

小型の「SK-30UR-2」の買取価格は、52万円前後が相場です。高額取引の対象となる機種も多く、状態が良ければ200万円近い金額がつくこともあります。

・CAT

CAT(キャタピラー)はアメリカの重機メーカーでも最大手の企業で、日本支社にキャタピラージャパンがあります。

CATは中型や大型のユンボに強いのが特徴で、海外に展開している業者では特に高額で取引されるメーカーです。

「320DRR」の価格相場は~481万円程度、大型の「330C」は~600万円程度とかなり高額な値段がつきます。

・その他のメーカーの買取価格

日本で最もシェアが高い「コマツ」は、海外でもトップクラスの人気を誇ります。

製品の種類も多く、どの機種でも安定して高額取引されるメーカーです。

「PC07-2」の相場は~38万円程度、「PC30-7」で~100万円程度です。

 

もう一つ、高価買取が期待できるのが「日立建機」。日立建機はコマツやCATに次ぐ業界大手の重機メーカーで、特に大型ユンボに強いのが特徴です。

小型・中型はあまり価格が上がらない傾向にありますが、大型の「ZH00-A」などは800万円近い値段がつくこともあります。

■高額買取のコツ

ユンボを少しでも高く売る為のコツをお教えします。これを参考にして、高値でユンボを買い取ってもらいましょう!

・海外に販路を持つ業者を選ぶ

買取業者を選ぶ際のコツの一つは、海外での販路を持っている業者を選ぶこと。海外でこそ中古のユンボは高く売れるので、査定額も高くなる傾向にあります。

あまりに旧式のものや動かないものなどは、日本での再販が難しいので、国内での需要は低いです。その為、国内でしか展開していない業者では、高値の買取は期待できないでしょう。

・メンテナンスを行う

ユンボは使用する環境上、どうしても傷や汚れはつきものです。あまりに傷や劣化が激しいものは、当然買取価格は下がってしまいます。

重機のメンテナンスは労働安全衛生規則で義務付けられていますが、少しでもキレイな状態を保つために、日々メンテナンスはしっかりと行いましょう。それが高額買取に繋がります。

・必要書類を備える

ユンボを買取してもらう際、必要な書類も揃っていた方が値段は高くなります。

特に重要視される書類が、「点検整備記録簿」というメンテナンス記録になります。

ユンボの車体の状態は、目視だけでは判断しきれません。

買取業者は点検整備記録簿をもとに「ユンボがどう扱われていたのか?」を確認し、車体の状態を把握して査定額を決定します。

この点検整備記録簿がなければ査定額はかなり低くなってしまうので、査定の際には必ず業者へ提出しましょう。

 

 

中古のユンボはとても需要が高く、高額買取が期待できる重機です。

故障して動かなくなった、古すぎて使えないなどで、ユンボの処分にお困りの方は、ぜひ買取を検討してみてください。思わぬ高値がつくかもしれませんよ。

 

 

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