2021年 10月 の投稿一覧

トラック荷台からの「はみ出し」には制限がある!はみ出し対策を紹介

荷台より大きな荷物を運んでいるトラックを見かけたことはありませんか。
トラックの荷台に積む荷物は重さ以外に大きさにも制限があります。
荷台より大きな荷物を運ぶときの対処法や車両のサイズ別に平ボディの荷台の大きさをご紹介いたします。

■代表的なトラックの荷台とその特徴

代表的な6タイプの荷台の形とその特徴を紹介します。

・平ボディ

平ボディとは、名前の通り荷台が平らなので、荷物落下を防止するアオリが荷台の四方に付いています。
特徴としては、荷物の積み下ろし作業の効率がとても良い反面、風雨や直射日光の影響を受けやすいというデメリットもあります。

・クレーン架装

クレーンタイプは、キャブと荷台の間にクレーンが搭載されており、荷物の積み下ろし作業をそのクレーンで行えるのが特徴です。

・ダンプ

ダンプは、荷台に様々な荷物を積むことができて、荷台を傾けて積み荷を流し落とせる機械装置が付いているのが特徴です。

・アルミバン

アルミバンは、車体の後部にアルミ製の丈夫な箱型の荷台を装備しています。
荷室が密閉可能なため、雨風や直射日光の影響を受けないのが特徴です。

・ウィング

ウィングとは、アルミバンの荷室の両側面が開口するタイプのことをいいます。
両側面から荷物が積み下ろせるので効率的に作業が進みます。

・冷凍/冷蔵車

冷凍/冷蔵車とは、断熱材と冷却装置を架装したアルミバンの箱型荷室を荷台に搭載しています。食品を冷凍・冷蔵したまま運べることから飲食業界を支える重要な存在です。

■トラックの荷台の寸法(平ボディ参考)

使用頻度が高い平ボディの荷台の平均サイズを車両の大きさ別に紹介します。

・大型(10トン)トラックの荷台平均寸法

荷台の長さ 9,000mm前後
荷台の幅 2,400mm前後
荷台の高さ 450mm 前後

・中型(4トン)トラックの荷台平均寸法

荷台の長さ 6,200mm前後
荷台の幅 2,130mm前後
荷台の高さ 400mm前後

・小型(2トン)トラック荷台平均寸法

荷台の長さ 3,150mm前後
荷台の幅 1.800mm前後
荷台の高さ 220mm前後
小型・中型は用途によって「ショートボディ」「標準ボディ」「ロングボディ」「ワイドボディ」「ワイドロングボディ」「スーパーロングボディ」など規格が豊富です。(各タイプの詳細な寸法はメーカーにより異なります)

■トラックの荷台の車種別寸法

トラックの各大きさの特徴や車種別に荷台の寸法を紹介します。

・大型(10トン)トラックの車種別寸法

トラック全面アップ

中~長距離の運送で活躍する大型トラックは、家具や大型家電、土木・建築資材など大きくて重量がある荷物の運搬に使われています。

<車種別寸法>

メーカー     車種                   長さ    幅    高さ

日野        プロフィア                 9,670mm  2,490mm  267mm

三菱ふそう     スーパーグレート(ショートキャブ)      10,030mm    2,340mm  450mm

スーパーグレート(フルキャブ)              9,550mm  2,340mm  450mm

スーパーグレート(スーパーフルキャブ)        9,600mm 2,340mm  450mm

UDトラックス  クオン                         9,500mm    2,490mm    450mm

いすゞ       ギガ                            5,100mm  2,490mm    500mm

・中型(4トン)トラックの車種別寸法

中型トラックは、家電や雑貨、食料品などの運搬、また引っ越しで使われることが多いトラックです。

<車種別寸法>

メーカー    車種                 長さ    幅    高さ

日野     レンジャー(標準キャブ)               7,040mm     2,360mm 390mm

三菱ふそう  ファイター(フルキャブ)          6,200mm   2,120mm 400mm

マツダ    タイタン(標準キャブ)        4,355mm      1,790mm    380mm

UDトラックス  コンドル                       6,200mm   2,120mm    400mm

いすゞ       フォワード(フルキャブ)         6,200mm      2,150mm    400mm

・小型(2トン)トラックの車種別寸法

小口配送に向く小型トラックは、小包など地域の配送でよく使われています。

<車種別寸法>

メーカー    車種                 長さ    幅    高さ

日野     デュトロ(標準ボディ)                  3,115mm   1,695mm  380mm

三菱ふそう  キャンター(標準ボディ)              3,120mm    1,615mm 380mm

トヨタ    ダイナ(標準ボディ)           2,850mm      1,600mm    380mm

マツダ    タイタン(スタンダード)              3,120mm      1,620mm    380mm

いすゞ       エルフ(標準ボディ)          3,120mm      1,620mm     380mm

・平ボディトラックのおすすめメーカーは?トラックの前にたたずむ男性

平ボディのトラックは、国内トラックメーカー4社、ほぼすべての車種で製造されています。パワーを求めるなら、日野もしくはUDトラックス、安定走行を重視するなら、いすゞと三菱ふそうがおすすめです。環境面を重視するなら、燃料に天然圧縮ガスを使用するいすゞのCNG車を選ぶのもよいでしょう。

■トラックの荷台から荷物がはみ出すときの対処法

輸送の際、荷台から荷物がはみ出ることもあります。
荷物がはみ出る際に必要となる申請や、はみ出した荷物にすべきことを紹介します。

・トラックの荷台に乗せることができる荷物の大きさ

トラックの荷台に乗せることができる荷物に大きさは、道路交通法により次のように定められています。

荷物の幅 自動車の幅内
荷物の長さ 荷台に荷物を積んだ状態の全長が1.1倍以内
荷物の高さ 全高3.8mから積載する場所の高さを引いたもの

トラックの荷台に対して1割程度ははみ出しても問題ないということが分かります。

・荷台から荷物がはみ出すときは申請が必要

はみ出しが可能な範囲を超える荷物を運送するときは、出発する地域を管轄する警察署の交通課に申請書類を提出し、警察署長の許可を得る必要があります。

〈警察署に申請する際の条件〉
荷物の幅 荷物と車両の全幅が3.5m以下

(車両の幅に1.0mを加えたもの以下で、左右がそれぞれ0.5m以下のはみ出しであること。)
荷物の長さ 荷物と車両の全長が16m以下
荷物の高さ 地面からの全高4.3m以下

申請書の他にも運行経路図や積載方法の概略図などが必要になります。

・荷台から荷物がはみ出るときの対処法

申請許可が下りた後、はみ出る荷物を運搬する際は荷物の後方部分に赤い布を付けなければなりません。赤い布のサイズは四方30cm以上であることと決まっています。
はみ出した荷物の対処法をしっかり覚えて、違反しないように注意しましょう。

■許可なくはみ出しの制限を超えたら…

許可なくはみ出し制限を超えた場合は、ドライバー、荷主、事業者への罰則があります。

・違反した場合の罰則

女性警察官が手でストップ

トラックのはみ出し制限を超えた場合や、道路管理者の許可を得ていない場合、また許可証を携帯していなかった場合は、道路法違反で100万円以下の罰金が科されます。罰金に加えて、免許証も1点加点されます。

・荷主や事業者はどうなる?

過積載が認められる場合には、警察署から荷主に対して再発防止命令が出されます。再発防止命令に違反した場合は、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科されます。

事業者には運行管理者の資格取り消しや、事業許可の取り消し処分が行われることがあり、懲役刑や罰金刑の可能性も考えられます。

■トラックの荷台に人を乗せてもいい?

原則として、荷台に人が乗ることは違法行為です。

・荷台に人を乗せることはできない

トラックの荷台は人が乗ることを想定して作られていないため、人を乗せることは禁止されています。ただし、荷台に人が乗ることを許可されるケースがあります。

・許可されるケースと注意すべきこと

道路交通法第55条第1項(乗車または積載の方法)で、荷物を看守するための最小限の人員であれば荷台に乗車できると規定されています。ただし、積荷がなければ荷台に乗車しないこと、必要最低限の人数にとどめることを忘れないでください。

■まとめ

トラックの大きさや車種などメーカーによって、荷台寸法や積載量は異なります。自分の業務に適したトラックをしっかり選ぶことが重要です。

トラックの圧縮エアーが溜まらない?コンプレッサーの故障が原因かも…

トラック全面を点検する男性

ヘルメット被った男性

トラックの圧縮エアーが溜まらない原因として考えられるのは、コンプレッサーの故障です。トラックには圧縮エアーを動力とする機能が多く備わるため、不足するとさまざまなトラブルに発展します。

今回はトラックのコンプレッサーについて、故障のサインや原因、メンテナンスの方法も併せてご紹介いたします。

■圧縮エアーが溜まらない原因はコンプレッサー?

・トラックのコンプレッサーとは

トラックのコンプレッサーとは、圧縮エアーの供給源となるパーツです。圧縮エアーはエアブレーキのほか、クラッチ操作やシフト操作などにも用いられているため、その供給源であるコンプレッサーはトラックの重要なパーツと言えます。

・故障すると圧縮エアーが溜まらない

トラック後ろタイヤ

コンプレッサーが故障すると、圧縮エアーが溜まらなくなります。通常はエアタンク内で圧力の低下を圧力スイッチが感知すると、コンプレッサーから圧縮エアーがエアタンク内に充填される仕組みです。しかし、コンプレッサーが故障していた場合はエアタンク内へ圧縮エアーが供給されなくなるため、圧縮エアー不足の状態に陥ってしまいます。

・圧縮エアーが不足すると…

圧縮エアーが不足することによって以下の不具合が発生します。

  • エアサスが機能しない
  • エアブレーキが効かない
  • クラッチ操作ができない
  • シフトチェンジのアシスト機能が使えない

これらの不具合が発生すると、トラックを正常に運転することは難しくなります。大きな事故につながってしまう可能性もあるため、圧縮エアー不足には注意しなければなりません。

■トラックのコンプレッサーが故障する原因

・コンプレッサーの故障のサイン

コンプレッサーの故障が疑われる場合には、いくつかのサインがあります。

<①小刻みに揺れる>

トラックの走行中、モーターベアリングや圧縮機ベアリングの摩擦により普段よりも小刻みに揺れる場合はコンプレッサーの故障が考えられます。

<②異音がする>

トラックの起動時や運転中に異音がする場合、トラック本体とコンプレッサーをつなぐベルトが劣化、または磨耗している可能性があります。

<③圧縮エアーに水が混ざる、エアーが漏れる>

コンプレッサーが故障すると、エアタンク内の冷却不足やドレントラップの排出不良によって圧縮エアーに水が混ざることがあります。また、昇圧不良や吐出空気量の低下が発生すると、コンプレッサー内でエアーが漏れることもあります。

・コンプレッサーが故障する原因

コンプレッサーが故障する原因として最も一般的なのが寿命です。コンプレッサーの耐用年数は7~10年が目安ですが、頻繁にブレーキ操作を行なっていたなど、コンプレッサーの起動頻度が高かった場合は、平均の耐用年数より早く故障してしまうこともあります。

また、定期的なメンテナンスを怠っている場合も寿命を早めるため注意しましょう。コンプレッサーはトラックのパーツの中でも耐久性の高いパーツです。そのため、コンプレッサーが故障している状態の場合、他のパーツも故障していたり劣化が進んでいたりする可能性も考えられます。

・エアドライヤーは定期的に交換を

トラック全面を点検する男性

エアドライヤーとは、コンプレッサーとエアタンクの間に設置されているパーツです。コンプレッサーから供給される圧縮エアーの中に含まれる水分や油分を取り除き、乾燥した圧縮エアーをエアタンクに充填する役割があります。

このエアドライヤーに使用される乾燥剤は、定期的に交換が必要なパーツです。乾燥剤の交換を怠っていた場合、コンプレッサーから圧縮エアーが供給される際に不具合が発生してしまう可能性があります。エアドライヤーの乾燥剤は定期的に交換しましょう。

■まとめ

トラックのコンプレッサーが故障していた場合、大きな事故につながってしまう可能性があります。少しでも異常を感じた場合は、すぐにメンテナンスを依頼しましょう。

トラックの構造が知りたい!キャビン、シャーシ、ボディってどの部分?

トラックシャーシ

トラック駐車風景

トラックの構造は大きく「キャビン」や「シャーシ」、「ボディ」に分けられます。実はトラックメーカーが製造するのはキャビンとシャーシのみで、専門のメーカーが製造するボディと組み合わせて1台のトラックが完成します。

今回はトラックの構造について、代表的なトラックメーカーも併せてご紹介いたします。

■トラックの構造について

・キャビンとは

キャビンとは、トラックの運転席の部分で「キャブ」とも呼ばれています。主な種類は、ダブルキャブやハイルーフキャブ、ワイドキャブなどです。

<ダブルキャブ>

後部座席が設置されたタイプで、5人程度の乗車が可能です。荷物とともに従業員を乗せることができるのはメリットですが、最大積載量が小さくなってしまうデメリットもあります。

<ハイルーフキャブ>

キャブ部分の屋根が他のタイプのキャブよりも高く作られていて、ほとんどの場合寝台が取り付けられています。ドライバーの肉体的負担を減らせますが、その分価格は高額です。

<ワイドキャブ>

標準キャブよりもキャブの全幅が広くなっているタイプです。荷台や荷室の幅を広くとれるため、積載容積が増えるのはメリットですが、トラックの操作性は低下していまいます。

・シャーシとは

トラックシャーシ

トラックの車体の基礎となる部分です。シャーシは骨組みとタイヤで構成されています。各部名称は以下の通りです。

<フレーム>

フレームは、トラックのパーツをつなげるための重要な役割をもつ部分です。

<サスペンション>

衝撃を吸収するパーツです。トラックが傷まないようにしたり、積み荷に衝撃の影響を与えないように保護したりする役割があります。

<ブレーキ>

大型トラックのブレーキは、空気の力を利用しているタイプがほとんどです。

<タイヤ>

近年ではチューブレスのタイヤが増えています。タイヤとホイールのみの構成になっているため、軽量化が実現されました。

<エアタンク>

ブレーキのほか、運転席の調整を行う際やサスペンションなどにも使われるパーツです。トラックにとって非常に重要なパーツと言えます。

・ボディとは

ボディはその名の通り、トラック本体の部分です。「上物」と呼ばれることもあり、トラックを選ぶ際の重要なポイントです。大型トラックのボディには、主に以下の3種類があります。

<平ボディ>

トラックのボディの中で最も利用されているのが平ボディです。幅広い業界で活躍しています。

<バンボディ>

「箱車」とも呼ばれている、箱型のボディです。平ボディに次いでよく利用されています。

<ウイングボディ>

見た目は箱型のバンボディと似ていますが、ボディの側面が大きく開閉します。荷物の積み下ろしがしやすいボディです。

■代表的なトラックメーカー

白トラックに乗る男性横顔

・トヨタ

トヨタは故障の少なさが評判のトラックメーカーです。新車で購入する場合は他の国産車に比べて高額ですが、中古でも高い価格で買い取ってもらえます。

・いすゞ

いすゞのトラックは、優れたディーゼルエンジンの技術が特徴です。また、コストパフォーマンスが高く、新車でも良心的な価格で購入できます。

・日野

日野のトラックは高い馬力のエンジンが特徴です。故障も少なく、万が一故障した場合でもディーラーの数が多いうえにメンテナンス費用も安いため、人気があります。

・三菱ふそう

三菱ふそうのトラックは、バランスのよいエンジンとコストパフォーマンスの高さが特徴です。運転手が快適に過ごせるシートなど、特に長距離の運転に適しています。

・UDトラックス

UDトラックスのトラックは、クラッチやエンジンの馬力の高さが特徴です。そのため、重トレーラーのシェアは日本一を誇ります。エンジンの燃費がよいのも特徴の一つです。

■まとめ

トラックの構造は大きくキャビン、シャーシ、ボディの3つに分けられますが、他にも重要なパーツは紹介しきれないほど多くあります。構造についてよく知ったうえでトラックの運転を楽しみましょう!

トラックのよくあるトラブル「バッテリー上がり」に備えよう!原因と対処法、バッテリー交換の目安

JAFおもちゃ

トラックおもちゃを持つ女性

トラックのよくあるトラブルにバッテリー上がりがあります。誰にでも起こりうるトラブルだからこそ、原因から対処法まで覚えておくと安心です。今回はトラックのバッテリー上がりの原因と対処法、バッテリー交換の目安などをご紹介いたします。

■トラックのバッテリー上がりの原因とは

・ライトの消し忘れ

バッテリー上がりの原因として最も多いのが、ヘッドライトや室内灯などのライトの消し忘れです。ヘッドライトの場合は2時間、室内灯なら5時間ほど付けっぱなしにしているとバッテリーが上がってしまいます。トラックを降りる際はライトがきちんと消えているか、確認する習慣をつけましょう。

・消費電力が多い

エアコンやオーディオなどの使用が原因で、バッテリーが上がってしまうこともあります。走行中はバッテリーが充電されているため心配はありませんが、渋滞中や駐車場での休憩時などは、電力の使い過ぎに注意しましょう。

・充電が不足している

長期間トラックに乗っていなかった場合、充電されていた電力が自然に放電されてしまい、バッテリーが上がってしまうこともあります。バッテリーの状態によって異なりますが、およそ3か月程乗っていない場合はバッテリーが上がっている可能性があるので注意しましょう。

・寿命が近いサイン

バッテリー上がりの原因は、バッテリーの寿命が近付いていることを意味する場合もあります。バッテリーの寿命はトラックの乗り方によって1~3年と大きな差があるため、メンテナンスを欠かさずに行なって長持ちさせましょう。

■トラックのバッテリー上がりの対処法

・まずはセルモーターを確認

キーを回してセルモーターが回った場合は、バッテリーに問題はありません。キーを回してもセルモーターが回らない場合は、バッテリーが上がっていると考えられます。

・ジャンピングスタートを行う

ジャンピングスタートとは、バッテリーを充電する方法のことで、救援車とバッテリーをブースターケーブルでつないで行います。ただし、救援車のバッテリーもトラックと同じ24Vであることと、ケーブルが24V用のものであることの2点に注意してください。

・ジャンプスターターを使用する

ジャンプスターターは携帯用の充電器のことです。ジャンプスターターを所持していれば、1人の場合でもトラックのバッテリーを充電できます。

・ロードサービスを利用する

JAFおもちゃ

自分で対処するのに自信がないという場合は、ロードサービスに依頼するのがおすすめです。JAFなどのロードサービスに依頼すれば、プロの経験と技術で素早くバッテリー上がりに対処してもらえますよ。

■バッテリー交換の目安と費用について

・バッテリー交換の目安と費用

トラックのバッテリー交換の目安は、使用開始から2年、もしくは20,000kmの走行距離が

目安と言われています。交換費用は4,000~5,000円が相場です。

大型トラックの場合は、バッテリー交換にバッテリーカバー脱着工賃が含まれることもあるので覚えておきましょう。バッテリー本体の価格は安いものだと2,000円ほどですが、高性能なものは50,000円ほどで販売されています。

・バッテリー交換は自分でもできる?

トラックの前で指差し確認

結論から言えば、バッテリーの交換を自分で行うのは避けたほうがよいでしょう。ショートや感電、やけどの恐れがあるためです。また、トラックの電気系統に不具合が出てしまい、動かなくなってしまう可能性もあります。これらのことから、バッテリーを自分で交換するのはあまりおすすめできません。

■まとめ

トラックのバッテリーが上がってしまった場合は、救援車を呼ぶかロードサービスに依頼をしましょう。バッテリーの交換は無理に自分で行わずにプロに依頼して対処するのがおすすめです。