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フェード現象とは?防ぐ方法や対処法、ペーパーロック現象との違いを解説

草原の道路を走るダンプ

トラックを安全に運転するには、さまざまなトラブルに備えておくことが大切です。

フェード現象もトラックの安全に大きくかかわるため、運転する際は注意しましょう。

今回はフェード現象を防ぐ方法や対処法について、ペーパーロック現象との違いも併せてご紹介いたします。

■フェード現象とは、どんな現象?

まずは、フェード現象についてご紹介いたします。

・フェード現象とは

フェード現象はブレーキが利きにくくなる現象を指し、長い下り坂などを走行中にフットブレーキの摩擦力のみで減速することにより起こります。

なぜなら、ブレーキパッドのゴムや樹脂が耐熱温度を超えた際に発生するガスがブレーキローターに挟まり、摩擦力が低下するからです。

なお、トラックのブレーキは「ディスクブレーキ」と「ドラムブレーキ」の2種類に分かれており、フェード現象はドラムブレーキのほうが起こりやすいと言われています。

・ディスクブレーキとドラムブレーキ

ディスクブレーキは、ブレーキパッドがタイヤとともに回るディスクローターを挟んでスピードを制御する仕組みです。

一方でドラムブレーキは、ドラムの内側に付けられたブレーキシューが、内側から外側に圧力をかけることで制御力を発揮します。

ドラムブレーキにフェード現象が起こりやすいのは、放熱する力が弱いためです。

そのため、前輪にディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキと分けられているトラックも少なくありません。

・ペーパーロック現象と何が違う?

フェード現象が起きているにもかかわらずフットブレーキを使い続けると、ペーパーロッグ現象に至ります。

ペーパーロック現象とは、ブレーキが全く働かなくなる現象のことです。

ブレーキパッドの摩擦熱によってブレーキオイル(ブレーキフルード)が沸騰した結果、気泡が発生して油圧を阻害することにより起こります。

■フェード現象を防ぐ方法はある?

トラックを運転する青いポロシャツの女性

フェード現象やペーパーロック現象に至らないためには、日頃からトラックのメンテナンスを行い、安全を意識した運転を心がけることが大切です。

・エンジンブレーキを利用する

エンジンブレーキとは、アクセルから足を離したときに車が自然と減速する仕組みで、シフトダウンを併用すると効力が強くなります。

摩擦熱の発生や部品の摩耗を防げるので、意識して活用しましょう。

・坂道の走行中は速度に注意

下り坂は自然に加速するので、フットブレーキに頼りがちです。

しかし、フットブレーキの多用はフェード現象の発生につながるので、速度を出しすぎないように注意する必要があります。

エンジンブレーキで減速し、ギアを低速に入れて速度を抑えましょう。

・ブレーキ関連のメンテナンス

ブレーキオイルを長く使用しているとオイルの沸点が下がりやすくなり、フェード現象が頻発する可能性を高めます。

トラックの走行状況にもよりますが、2年に1度を目安に交換しましょう。

また、ブレーキパッドを交換することも大切です。

「キーキー」と音が鳴り出したら、早めに対応してください。

■フェード現象が起きてしまったら

手のひらにのったトラックの木のおもちゃ

フェード現象が起きてしまったときは、慌てずに対処しましょう。

・フェード現象の対処法を知っておこう

ブレーキの熱を下げるために、トラックを安全な場所に停めて、30分ほど様子を見ましょう。

高速道路などの場合は、エンジンブレーキやハンドブレーキを使い、徐々に減速してください。

・トラックのブレーキシステムについて

車体が大きくなるほど、高い制動力が必要です。

制動力は、ブレーキに使用される圧力の性質や補助ブレーキの有無によって変わります。

<油圧式ブレーキ>

普通自動車や小型トラックに採用されています。

ブレーキペダルを踏んだ力がマスシリンダーによって油圧へ変換され、パイプやホースを通じてブレーキドラムやキャリパーに伝わり、制動力を生む仕組みです。

<エアブレーキ>

油圧ブレーキよりも制動力が高いので、中型や大型トラックに採用されています。

ブレーキを踏む力に、油圧でなく圧縮した高圧の空気を用いる仕組みです。

<リターダー>

主に大型のディーゼル車に採用されている、補助ブレーキの総称です。

ブレーキをかける前の減速を手助けする役目を担います。

フェード現象を無視して走行を続けると、いずれブレーキが正常に働かなくなり、大惨事を招く恐れがあります。

どんなに急いでいても、1度休んでブレーキの熱を冷ますことが大切です。

1.5トントラックは扱いやすさが魅力!必要な免許や人気の車種、導入するメリット

カラフルなおもちゃのトラック3台

トラックは車両のサイズや積載量に応じて細かく分類されており、さまざまな場面で活躍しています。

なかでも小型の1.5トントラックは、扱いやすさが魅力のトラックです。

今回は1.5トントラックについて、必要な免許や人気の車種、導入するメリットも併せてご紹介いたします。

■1.5トントラックの特徴と必要な免許

まずは、1.5トントラックの魅力を簡単にご紹介いたします。

・1.5トントラックとは

最大積載量1.5トンの小型トラックで、運転に慣れていなくても無理なく扱える大きさが特徴と言えます。

トラックメーカーごとに若干の差があるものの、サイズはおおむね以下の通りです。

車体サイズ:全長4,430mm前後、全幅1,695mm前後、全高1,970mm前後

荷台サイズ:長さ3,120mm前後、幅1,620mm前後、高さ380mm前後

車体がコンパクトなため、一人暮らしの引っ越しや不用品回収、小口の配送など、町中を中心に活躍しています。

・1.5トントラックの運転に必要な免許は?

2017年3月11日以前に免許を取得している方は普通免許で運転できますが、翌12日以降は準中型免許以上の免許を取得する必要があります。

現行の普通免許で運転できる車両の規格は、車両総重量が3.5トン未満、最大積載量は2.0トン未満です。

そのため、いすゞや三菱ふそう、日野が取り扱う1.5トンクラスのトラックは、車両総重量が3.5トンを超えるので運転できないものの、トヨタのダイナカーゴは規格内に収まるよう設計されているので、現行の普通免許でも運転できます。

■人気トラックメーカーの1.5トントラック

白1.5トントラックの斜め前画像

主要なトラックメーカーが取り扱っている1.5トントラックのサイズをご紹介いたします。

・三菱ふそう キャンター

耐久性に優れ、先進の安全機能が搭載されていながらも、手頃な価格に設定されています。

車体サイズ:全長4,680mm、全幅1,695mm、全高1,975mm

荷台サイズ:長さ3,120mm、幅1,615mm、高さ380mm

・いすゞ エルフ

車両のコンディションを自己診断し、トラブルや消耗品の交換を報告するコネクテッド性能を搭載しています。

車体サイズ:全長4,685mm、全幅1,695mm、全高1,965mm

荷台サイズ:長さ31,32mm、幅1,629mm、高さ380mm

・日野 デュトロ

運転時の快適性に注力され、乗り心地のよいシートを採用しています。

海外の過酷な自動車レースに参加した経歴をもち、耐久性も折り紙付きです。

車体サイズ:全長4,685mm、全幅1,695mm、全高1,980mm

荷台サイズ:長さ3,100mm、幅1,600mm、高さ380mm

・トヨタ トヨエース

トヨタ製小型トラックの主力として人気を博していましたが、現在は新車の販売がありません。

しかし、中古市場では依然として根強く支持されています。

車体サイズ:全長4,430mm、全幅1,695mm、全高1,965mm

荷台サイズ:2,850mm、幅1,600mm、高さ380mm

■1.5トントラックを導入するメリット

頭にタオルを巻いてガッツポーズをとるトラック運転手

1.5トントラックを導入した場合に考えられるメリットをご紹介いたします。

・車両価格や維持費が安い

他のトラックよりも車体が小さい分、車両価格や維持費が手頃です。

近距離配送がメインの場合、費用を抑えられるのは大きなメリットでしょう。

・小回りが利く

1.5トントラックは、普通自動車と同じ感覚で運転できます。

細い道や住宅街にも入り込める機動力が強みですが、車種によっては必要な免許が異なるので注意しましょう。

・運転できる人が多い

4トントラックなどを運転するには、中型免許以上の免許が必要です。

対して1.5トントラックの場合、取得した時期次第で普通免許にて運転ができるので、相対的に運転できる人の数が多くなります。

トラックの運転に慣れていない新人ドライバーでも、1.5トントラックなら十分に活躍できるでしょう。

・駐車場に停めやすい

車体がコンパクトで、店舗併設の駐車場やコインパーキングなど、一般的な駐車スペースに停められます。

駐車場を探す手間が省けるので、配送や積み込み業務もスムーズに行えるでしょう。

1.5トントラックは、小回りが利いて誰でも運転しやすいのが特徴の小型トラックです。

車体は小さいものの、導入することで得られるメリットは大きい魅力的なトラックと言えるでしょう。

8トントラックとは、どんなトラック?必要な免許や人気の車種、運転する際の注意点

トラックのおもちゃを持ち考え込む男性

2トンや4トン、10トンのほか、8トントラックと呼ばれるトラックも存在します。

8トントラックを運転するには、どの免許が必要でしょうか。

今回は8トントラックについて、必要な免許や人気の車種、運転する際の注意点などをご紹介いたします。

■8トントラックとは、どんなトラック?

まずは8トントラックについて、ご説明いたします。

・8トントラックとは

車両総重量が13~15トン前後、最大積載量が8トン前後のトラックを「8トントラック」といい、通称「増トン車」とも呼ばれます。

以前は鉄道コンテナの運搬車両として活用されていましたが、現在は幅広い分野で活躍するトラックです。

・8トントラックの運転に必要な免許は?

8トントラックのベースは4トントラックであるものの、最大積載量を8トン前後まで増やしているため、運転するには大型免許が必要です。

また、8トントラックの「8トン」は車両総重量のことではないので、注意しましょう。

なお、参考までに免許区分改訂後の車両条件を一部抜粋します。

中型免許で運転できる車:車両総重量11トン未満、最大積載量6.5トン未満

大型免許で運転できる車:車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上

<大型免許の取得方法>

大型免許を取得するには、教習所に通う方法と、免許試験場で直接受験する方法、合宿免許に参加する方法のいずれかから選べます。

取得にかかる費用や期間は、以下の通りです。

あくまでも目安のため、詳細は各事業所へ問い合わせましょう。

  • 教習所に通う:20~25万円前後で最短2週間程度
  • 免許試験場で直接受験する:7万円前後で即日
  • 合宿免許に参加する:20万円前後で最短9日程度

なお、大型免許の取得条件は以下の通りです。

  • 年齢:満21歳以上(普通・中型・大型特殊免許を取得後、運転経歴が通算で3年以上)
  • 視力:裸眼、または眼鏡やコンタクトを使用した状態で片眼0.5以上、両眼0.8以上
  • 深視力:三桿法(さんかんほう)で3回検査した結果の誤差が平均で2cm以内
  • 色覚:赤・青・黄の色が識別できる
  • 聴力:10m離れても90dbの警報機が聴き取れる(補聴器の使用も可)

体の状態が運転に支障をきたすようであれば、取得先の窓口にて適正相談を受けましょう。

■人気トラックメーカーの8トントラック

駐車場に並ぶトラック4台の前面画像

主要メーカーの8トントラックをご紹介いたします。

・三菱ふそう ファイター

1984年の誕生以降、内装や自動車排出ガス規制への適合など改良が重ねられてきました。

車両寸法:全長7,235mm、全幅2,290mm、全高2,565mm

荷台寸法:長さ5,300mm、幅2,170mm、高さ400mm

車両総重量:14.9トン

最大積載量:7.6トン

・いすゞ フォワード

海外にもファンが多く、形状のラインアップが豊富です。

車両寸法:全長8,485mm、全幅2,260mm、全高2,550mm

荷台寸法:長さ6,210mm、幅2,155mm、高さ390mm

車両総重量:13.64トン

最大積載量:7.6トン

・日野 レンジャー

特別仕様車がダカールラリーに参戦した過去もあるほど、強硬なボディが強みです。

車両寸法:全長8,677mm、全幅2,230mm、全高2,445mm

荷台寸法:長さ6,705mm、幅2,130mm、高さ395mm

車両総重量:13.35トン

最大積載量:8トン

・UDトラックス コンドル

平ボディやユニック、ダンプなど複数の形状があり、中古市場でも人気のトラックです。

車両寸法:全長8,455mm、全幅2,230mm、全高2,465mm

荷台寸法:長さ6,200mm、幅2,120mm、高さ400mm

車両総重量:14.21トン

最大積載量:8.5トン

■8トントラックを運転する際の注意点

トラックを運転する青いジャンパーを着た男性

8トントラックは中型車と大型車の中間に位置し、低コストで積載量を増やしたい場合に重宝します。

ただし、運転する際は以下の点に注意しましょう。

・中型8トン限定免許では運転できない

免許区分の改訂前に普通免許を取得した場合、条件欄に「中型8トン限定」と記載されます。

しかし、最大積載量が8トンの車を運転できるという意味ではありません。

先述の通り、8トントラックの運転には大型免許が必要です。

・走行中は速度を出し過ぎない

トラックの制動距離は、積載量に比例して長くなります。

そのため、4トントラックと同じ感覚で運転しないよう、速度の出しすぎには注意しましょう。

・8トントラックは中古車がおすすめ

大型トラックよりも手頃とはいえ、新車を購入すると700万円以上かかるため、導入コストを抑えたい場合は、中古市場の利用がおすすめです。

中古の8トントラックなら、100万円台で入手できるケースもあります。

状態の整ったトラックも多いので、タイミングによっては運命の1台に出会えることでしょう。

8トントラックは、サイズと積載量のバランスが取れたトラックです。

条件のよい8トントラックを手頃に入手したいときは、中古市場も視野に入れて検討しましょう。

エアブレーキとは?仕組みを徹底解説!

エアブレーキ

エアブレーキ

トラックについているエアブレーキは操作が難しいと思う人が多くいます。

エアブレーキの仕組みやコツを知ることで、もしかしたら苦手が改善できるかもしれませんよ。

今回はエアブレーキの仕組みや注意点についてご紹介したいと思います。

エアブレーキとは

乗用車などに用いられているブレーキは「ディスクブレーキ(フロント搭載)」と「ドラムブレーキ(リア搭載)」があり、どちらも油圧式ブレーキです。

対して大型車などを中心に搭載されるエアブレーキは、圧縮した空気を利用してブレーキシリンダーを動かし、減速します。

エアブレーキの特徴

大型バスや大型トラックのほか、電車や飛行機でも使われています。トラックやバスからプシュッという音が聞こえることがありますが、あれはエアブレーキを解除した際にエアーが抜ける音です。

■エアブレーキの仕組み

エアブレーキ

エアブレーキの仕組み

エアブレーキはブレーキペダルとブレーキシリンダーの間に高圧の空気を満たしています。ブレーキパッドを踏むとエアタンクからブレーキチャンパーに圧縮された空気が送られ、空気圧がブレーキディスクをホイールに押さえつけ減速します。

油圧ブレーキとの違い

油圧ブレーキは乗用車に採用されているブレーキです。

ブレーキペダルを踏むとマスターシリンダー内で油圧によって真空状態が生まれ、ディスクブレーキやドラムブレーキなどに干渉することで減速する仕組みになっています。制動力はエアブレーキに比べて低いため、小型のトラックで使われています。

エアブレーキとの違いは、ペダルを踏んでからブレーキがかかるまでの時間です。

エアブレーキは高い制動性を持つ反面、一気に踏みこむと急ブレーキのようになってしまい非常に危険です。

油圧式は早く止まり、扱いがエアブレーキよりも簡単なので大衆向けになっています。

なぜエアブレーキが必要?

大型車は重量がある分、制動性の高いブレーキでなければ十分な効果を発揮しません。

普通自動車で使われている油圧式ブレーキは倍力装置を使うことでブレーキの力を高めていますが、大型車では倍力装置よりも大きな力が必要になります。

そのため、液体よりも圧縮率が高い空気をブレーキが採用されることになりました。

エアブレーキは油圧式ブレーキよりも大きな力を効率的に生み出すことができます。

■エアブレーキのコツと注意点

エアブレーキ

エアブレーキの踏み方

エアブレーキは高い制動性を持つため、トラックの荷物が少ない状態では効きすぎることがあります。反対に、たくさんの荷物を載せた状態ではゆっくりとしかブレーキが利かなくなります。

車体が軽いときに乗用車の感覚でブレーキを踏むと、タイヤがロックされるかアンチロックブレーキシステムが作動して急ブレーキとなってしまいます。

そのため、乗用車のように足先で操作するのではなく、足裏全体で踏むようにするのがコツです。ブレーキの利き具合は体感による確認になります。

・クラッチの活用

クラッチとは、エンジンの力をトランスミッションに伝えるための動力伝達装置で、発進や停止、変速時に使います。

たとえば、カーブを曲がる場面では手前でエアブレーキを踏んで十分に減速し、クラッチでシフトダウンをした後、ゆっくりと曲がりましょう。

手前で速度を落としておくと曲がるときにトラックが安定するので、エアブレーキの使用回数を減らせます。

・トラックの総重量

エアブレーキの効き具合は、トラックの総重量によって変わります。

そのため、荷台が空の状態では急ブレーキがかかりやすく、反対に積載量が多ければ利きにくくなるので、積載量に合わせた使い方を意識しましょう。

・エア切れにも注意

エアタンク内の圧縮空気が不足すると、エアブレーキが正常に機能しません。

制動力を失ったトラックは運行中に大事故を起こす恐れがあるため、圧縮空気の残量には注意しましょう。

また、より重大なトラブルが、エア漏れです。

エンジンを切った際に空気の抜ける音が聞こえたら、すぐ修理に出しましょう。

■トラックを運転するポイント

車体が大きいトラックは、乗用車の運転よりも注意が必要です。

トラックを運転するときのポイントをお伝えいたします。

・左折

左折をするときは、少し前へ進んでから、素早くハンドルを切りましょう。

乗用車と同じ感覚で左折すると、後輪がガードレールや縁石に接触して危険です。

また、狭い交差点で左折をするときは、対向車や後続車に注意して、車体を少し右に膨らませてから曲がりましょう。

・右折

トラックは車体が長いので、急がずに対向車の切れ目を見極めてください。

ハンドルをすぐに回すと、右側で停止している車に接触する恐れがあるので危険です。

左後方の車に注意しながら、車体を少し左に膨らませた後、ゆっくりとハンドルを切りましょう。

・バック/方向転換

バックや方向転換は、形状や架装により周囲が確認しにくくなるので、難易度が上がります。

バックをするときは、後輪が曲がり角に近付くようハンドルを切り、方向転換をする方向と反対側に寄せながらバックをしましょう。

特に、狭い道では前進するときに曲がりきれなくなるので、注意が必要です。

・排気ブレーキの使い方

排気ブレーキは、エンジンブレーキの減速を補助する役割をもちます。

ハンドル付近にあるスイッチを走行前に入れておくと、アクセルから足を離したときに自動で作動する仕組みです。

重量物を積んだ状態でフットブレーキを多用すると、部品の消耗や効力の低下につながるので、排気ブレーキを上手に活用しましょう。

なお、排気ブレーキの解除はスイッチを操作するほか、アクセルを踏む、クラッチを切るなどの動作でも可能です。

ただし、排気ブレーキを常に使うとエンジンに負担がかかるため、必要なときだけ使いましょう。

■運転初心者が注意すべきこと

大型免許を取って間もないうちは、運転に不安を感じるでしょう。

大型トラックの運転初心者が注意すべき点をご紹介いたします。

・車体の大きさ

乗用車よりも大きいと理解していても、運転に慣れてきた頃が最も油断しやすい傾向にあります。

そのため、緊張感を忘れずに集中力を維持することが大切です。

・死角の多さ

大型トラックは死角ができやすいため、周囲に人の気配がないかを慎重に確認しましょう。

また、左後方も見えづらいので、左折時や発進時には注意が必要です。

・車間距離

重量は制動距離の長さに比例するため、多くの荷物を積む大型トラックはブレーキを踏んでもすぐには止まれません。

前を走る車と十分に距離を空けて走行しましょう。

・オーバーハング

タイヤからはみ出た車体の部分を「オーバーハング」といいます。

大型トラックは右左折をするときに荷台が反対車線に飛び出しやすいので、周囲の車と接触しないように注意しなければなりません。

ハンドルを切るときは、ミラーで周囲の状況をしっかりと確認しましょう。

・エアブレーキ

エアブレーキは油圧ブレーキと比べて制動力が高いので、同じ感覚で踏まないよう注意が必要です。

また、エアブレーキは積載状況によって効き具合が変わるため、慣れるまでは操作が難しく感じますが、仕組みを理解すると使いこなせるでしょう。

絶対NG!エアブレーキのバタ踏み

エアブレーキはブレーキペダルとブレーキシリンダーにある空気を圧縮して使うので、何度もブレーキを踏み続ける「バタ踏み」をすると空気が全て抜けてしまいます。

エアブレーキは圧縮した空気を使い回すことができないので、空気を全て使い切るとブレーキが作動しなくなります。

国土交通省が警告文を出すほどバタ踏みが原因の事故が多くあります。

適切なブレーキの使い方ができることが優れたトラックドライバーであるといっても良いのかもしれません。

エアブレーキは扱いが難しいですが、上手く使えなければ安全な運転ができません。自分や他の人の命を守るためにも、安全運転とエアブレーキを上手く使うように努めたいですね。

日本国内のトラックメーカーを比較!代表車種や特徴は?

白トラック並列駐車

白トラック並列駐車

日本には非常に多くのトラックメーカーがあります。

日本のトラックは海外でも非常に需要が高く、壊れにくさや機能性の高さが評価されています。新しくトラックを買うなら、それぞれのトラックメーカーの特徴などを抑えておくと参考になります。

今回は日本国内のトラックメーカーについてご紹介いたします。

■日本国内のトラックメーカーと代表車

それぞれのトラックメーカーと代表車をご紹介いたします。

・三菱ふそう

元は三菱自動車工業株式会社の傘下でしたが、2003年に分社し独立したトラックメーカーです。

現在はメルセデスベンツを輩出するドイツの自動車メーカー「タイムラ―」の連結子会社です。

燃費のよい高トルクのエンジンが特徴で、走りが安定しているので長距離にも適しています。シートの座り心地もよく、長距離ドライバーからも強く支持されています。

国内シェア率はそれほど高くありませんが、世界的に愛されているトラックメーカーです。

<代表車種>

スーパーグレート、ファイター、キャンター

・いすゞ

3台の白トラック全面

1916年創業の国内最古の自動車メーカーでありながら、現在は乗用車の製造を行なっていないのがいすゞです。

国内では日野に続いて2番目にトラックのシェア率が高くなっています。

いすゞはディーゼルエンジン技術が非常に高く、自動車だけでなく船舶用のエンジンにも携わっています。

また、購入時の値引き幅が非常に大きいことから、少ない初期費用で購入できるのも人気の理由です。

<代表車種>

ギガ、フォワード、エルフ

・日野

日野自動車株式会社はトヨタグループの連結子会社で、国内のトラックでトップクラスのシェア率を誇っています。

高い技術力が評価されており、トラックだけでなく、バスも非常に人気があります。

高いエンジン馬力でありながら低振動かつ、耐久性に優れたトラックで、大型車では顧客満足度1位の実績をもつトラックメーカーです。

消防車などにも日野のトラックが使われています。

<代表車種>

デュトロ、レンジャー、プロフィア

・UDトラックス

元は日産ディーゼル株式会社の傘下でしたが、後にスウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」の傘下になり、現在はいすゞの傘下になったトラックメーカーがUDトラックスです。

車両重量がほかのトラックメーカーに比べて重い傾向にありますが、エンジン馬力とクラッチが強いため坂道に強いと定評があります。

また、UDトラックスは世界で初めて尿素SCRシステムを導入したメーカーでもあり、燃費がよく車両価格も安いことから人気です。

<代表車種>

クオン、コンドル、カゼット

・マツダ

マツダのトラック

日本では乗用車のイメージが強いマツダですが、欧州をターゲットにしたトラックも販売しています。

ハンドリング性能に優れており、運転がしやすく乗り心地もよいと欧州からは非常に高い人気がありましたが、2020年までに商用車の製造から完全撤退することが発表されました。

そのため、今後は見かける機会も非常に少なくなっていくことが予測されます。

<代表車種>

タイタン、ボンゴ、スクラム

・トヨタ

トヨタも日本では乗用車のイメージが強いメーカーですが、一時はトラックの製造をメインにしていたこともあります。

トヨタは非常に耐久性が優れており性能も高いため、中古車でも高い価値があります。

そのため、高い値段で買い取ってもらうことができます。

<代表車種>

ダイナ、トヨエース、タウンエース

・日産

日産も乗用車のイメージが強いメーカーですが、トラックの製造も行なっています。

数や種類は多くありませんが、主にマイクロバスや小型のトラック、軽バンの人気が高いメーカーです。

<代表車種>

アトラス、クリッパー

■人気トラックメーカーの小型トラック

小型トラックの特徴をご紹介いたします。

・小型トラックのサイズや必要な免許

最大積載量は2~3tで、荷台の寸法が3m以下のショートタイプと、4m以上のロングタイプがあります。

普通免許でも運転できますが、車種によっては制限がかかるので注意しましょう。

・人気トラックメーカーの小型トラック

主要トラックメーカーが取り扱う、人気の小型トラックをご紹介いたします。

<三菱ふそう キャンター>

低速時に発揮する力強い走りが特徴です。

他にも、技術を集結させた最先端の安全性能に加えて、運転中の疲労軽減を意識した内装、メーカートップレベルの燃費性能など、独自の進化を遂げてきました。

<いすゞ エルフ>

小型クラスでは国内1位を誇る、いすゞの主力トラックです。

圧倒的な燃費性能と静粛性の高いエンジン、細部まで計算された操作性など、コンパクトながら業界をけん引する風格があります。

<日野 デュトロ>

エコに注力したラインアップが特徴です。

耐久性の高いボディに視認性のよい機能的レイアウト、高い安全機能などが多くのドライバーから支持されています。

小型トラックの代表的存在と言えるでしょう。

<UDトラックス カゼット>

新次元トランスミッションの採用により、路面状況にとらわれない快適走行を実現しました。

2015年には、燃費性や快適性、機能性を活かした中型仕様の「カゼットRK」が誕生し、トラック界の新星として注目を集めています。

■人気トラックメーカーの中型トラック

中型トラックの特徴をご紹介いたします。

・中型トラックのサイズや必要な免許

最大積載量4t前後、全長12m以内と、十分な容量と俊敏な機動力を発揮するトラックです。

運転するには中型免許以上の免許が必要ですが、取得時期によっては普通免許でも運転できるケースもあります。

・人気トラックメーカーの中型トラック

主要トラックメーカーが取り扱う、人気の中型トラックをご紹介いたします。

<三菱ふそう ファイター>

高度な予防安全システムや燃費効率に優れた高性能エンジンを搭載しており、人、もの、環境にやさしいトラックです。

さらに運行管理システムを導入するなど、中型トラックの高みを目指す姿勢はとどまるところを知りません。

<いすゞ フォワード>

いすゞは中型クラスで初のオートマチックトランスミッションを採用するなど、高い技術力とチャレンジ精神に溢れたトラックメーカーです。

また、あらゆるニーズに対応できる豊富なラインアップが評価され、日本はもちろん海外から複数のオファーを獲得しています。

<日野 レンジャー>

充実したサービスが低コストで利用できるため、長年にわたり一定の人気を誇ります。

輸入車を思わせる面持ちが特徴で、レース参戦など話題が尽きません。

貨物用以外に特殊車両としての活躍も著しいトラックです。

<UDトラックス コンドル>

2017年に自社生産が終了し、いすゞよりOEM供給を受けています。

力強いエンジンと先進の安全技術により、運転中の負担を和らげ、高品質の走行性と燃費性を実現しました。

■人気トラックメーカーの大型トラック

大型トラックの特徴をご紹介いたします。

・大型トラックのサイズや必要な免許

大型トラックは車両総重量が11t以上、最大積載量が6.5t以上と非常に大きく、現代の物流において不可欠な存在です。

運転するには大型免許が必要で、取得すればほとんどのトラックを運転できます。

・人気トラックメーカーの大型トラック

主要トラックメーカーが取り扱う、人気の大型トラックをご紹介いたします。

<三菱ふそう グレート>

特殊車両に使用されるほど、信頼性の高いトラックです。

現在は中古市場での取り扱いに限られますが、多くのファンを抱えており、名車と呼ばれ続けています。

なお、後継車はスーパーグレートです。

<いすゞ ギガ>

力強いディーゼルエンジンや高性能の安全機能、快適性、環境性能など、大胆な挑戦を繰り返してきたトラックです。

カーゴやトラクター、ダンプ仕様など、豊富なラインアップが揃います。

<日野 プロフィア>

独自開発のハイブリッドシステムにより、クラストップレベルの低燃費を実現しています。

さらにドライバーの疲労度を把握する技術など、トラックメーカーとして持ちうる技術のすべてを余すことなく反映させたトラックです。

<UDトラックス クオン>

UDトラックスが製造する唯一のトラックで、トラックメーカーならではの技術が集結されています。

ポテンシャルの高いエンジンはもちろん、日本初の全輪ディスクブレーキを標準装備するなど、走行性能へのこだわりが強く感じられるトラックです。

日本は車の品質が高く、世界でも高い評価を得ています。

トラックメーカーもさまざまな特徴があるため、お気に入りのトラックメーカーを見つけてみてください。中古トラックなら、お手頃な価格で気になる車種が購入できるかもしれませんよ。

トラックのファンベルトは交換しなくてもいい?【ファンベルトの交換について】

ファンベルトはトラックを動かすための大切な部品です。

車によってファンベルトを搭載している数は異なりますが、どれも大切ですので必ずメンテナンスで正常な状態を保つようにしましょう。

今回はファンベルトの交換についてご紹介いたします。

■ファンベルトとは

まずはファンベルトがどのようなものか、ご紹介します。

・ファンベルトとは

ファンベルトはゴム製のベルトであり、かつては断面がV字に見えたことから「Vベルト」と呼ばれることもあります。

役割としてはラジエーターを冷ますファンを動かすために使われています。

現在は電動ファンが搭載されているトラックもありますが、いまだにファンベルトは多くのトラックに使われています。

■走行中にファンベルトが切れたら…

ファンベルトは、トラックの走行中に切れることもあります。

・ファンベルトが切れた場合の対処法

走行中にファンベルトが切れた場合、メーターパネルにある充電系統の警告灯が点灯します。

気付いたらトラックを安全な場所に停めてエンジンを切り、ロードサービスに連絡を入れましょう。

また、ファンベルトは切れた反動でどこかに飛んでいくケースが多いものの、巻き付いたまま残ることもあるので確認が必要です。

・破損する前に交換することが重要

ファンベルトが切れたことにより、電気系統にトラブルが発生すると、走行中の事故につながる恐れがあります。

そのため、ファンベルトから異音がしたり劣化の症状が見受けられたりする場合は、破損する前に交換しましょう。

・電動ファンがついている場合も交換は必要?

現在のトラックは電動ファンが普及していますが、使用されているベルトをファンベルトと呼ぶことがあります。

しかし、電動ファンは従来のファンベルトを使わない駆動なのでファンベルトそのものが使われているというわけではありません。

よって、電動ファンは名前がファンベルトと呼ばれているだけで、ファンベルトは存在せず、交換の必要もないということになります。

・ファンベルトが切れるとどうなる?

ファンベルトが切れてしまっても、すぐにエンジンが停止するわけではありません。ただし走行を続けると、動かなくなるので速やかに対処が必要です。

ファンベルトが切れるとウォーターポンプが停止してエンジンがオーバーヒートを起こします。オーバーヒートはトラックが動かなくなる原因にもつながります。

また、オルタネーターが停止するので発電もできなくなります。電力の供給がなくなるとトラックは走行不能になります。

ほかにもパワーステアリングポンプの停止によってハンドルが重くなり運転が難しくなる、エアコンが使えなくなるなどの問題もあります。

ファンベルトが切れた状態でトラックを運転することは避けましょう。

・ファンベルトが切れる原因は?

ファンベルトが切れる原因のほとんどは劣化です。

ゴム製のため、長年使用していると弾力性が失われてひび割れ、縦に裂けるといった症状が現れます。

特に裂けている状態はすぐにファンベルトを交換するようにしましょう。

また、ファンベルトを張りすぎると切れることがあります。起こる頻度は非常に少ないですが、交換して間もないファンベルトが切れた場合は張りすぎを疑ってみましょう。

■ファンベルトの交換について

走行中に急にファンベルトが切れることがないよう、日頃からファンベルトの確認を行いましょう。こちらでは、ファンベルトの交換についてご紹介します。

・ファンベルトの交換時期

ファンベルトの交換時期は走行距離が4万~5万kmが目安です。

しかし、中には5万km走行してもファンベルトの劣化が見当たらないこともあるでしょう。

早めに交換しておくことでトラブルを避けることができますが、距離以外にベルト鳴きで交換時期を判断する方法もあります。

もしエンジンをかけたときや、ハンドルを操作した際に「キュルキュル」という音が鳴ったら、ファンベルトとベルトがかかっている金属(プーリー)がかみ合っていない可能性があります。

ベルトの溝が浅くなるとかみ合いにくくなるので、ベルト鳴きがあれば交換した方が良いでしょう。

・ファンベルトの交換場所

安全性を重視するなら、ファンベルトの交換は整備工場に依頼しましょう。

基本的にはどこの整備工場でも受け付けてくれますが、できればトラックの構造に詳しい工場へ任せると安心です。

なお、急な依頼によりファンベルトの在庫がない場合は、日数がかかることも予想されるので、事前の予約をおすすめします。

また、走行中に切れた場合は、ファンベルトが切れてから、どれくらいの距離を走行したかも伝えましょう。

エンジンの損傷を測る目安になるためです。

・ファンベルトの交換費用

ファンベルトの交換にはファンベルトの本体価格と工賃が必要です。

トラックの場合、ファンベルトは6,000円程度が相場とされており、工賃も同じくらいかかります。

そのため、合計でおよそ1万2,000円が必要になります。

・中古トラックなら買い替えの方が安くなる!?

ファンベルトが切れたことでエンジンにダメージがある場合、エンジンの交換が必要になることもあります。

大型トラックのエンジンは交換に100万円以上かかることも珍しくないので、場合によっては中古トラックに乗り換える方がコストを抑えることができるかもしれません。

■中古トラックのメリット・デメリット

ファンベルトが切れて、エンジンの損傷が大きい場合は、トラックの乗り換えを検討したほうがよいもしれません。

・中古トラックのメリット

中古トラックならではのメリットをご紹介いたします。

<購入費用を抑えられる>

新車の場合、車種や仕様によっては1,000万円以上かかります。

しかし、中古トラックなら購入費用を抑えて、状態のよいトラックを購入できるかもしれません。

<納車がスムーズ>

新車は受注生産のため、納車までに時間がかかります。

その点、中古トラックの場合は架装やオプションを装備した現車があるので、手続きが終わればすぐに納車できるでしょう。

<トラックの選択肢が豊富>

中古市場は取り扱い車種が多く、生産が終了した人気車種を購入できるのも中古トラックならではのメリットです。

また、車種に悩んでいる場合は、予算を先に決めて候補を絞り込むと、買い替え時の負担も減らせるでしょう。

・中古トラックのデメリット

メリットの他にデメリットもあるので、確認しておきましょう。

<オプションを選べない>

新車と違い、事前にオプションを装備できません。

また、架装を追加または変更するときは、構造変更を届け出る必要があります。

<状態に個体差がある>

同じ条件でも、以前の使用状況やメンテナンス状況によって状態に差があります。

そのため、点検整備記録を確認したうえで購入を決めましょう。

<車両価格が変動する>

トラックの価格は市場の動向に影響されやすく、時期や需要によって変動します。

相場より安く購入できるケースもあるので、タイミングを逃さないことが大切です。

■人気トラックメーカーの特徴を解説

トラックには、メーカーの技術やこだわりが詰まっています。

・トヨタ

馬力のあるエンジンとスムーズな加速が特徴です。

品質への信頼性も高く、中古市場でも一定の人気があります。

大型車種は製造しておらず、小・中型のダイナを取り扱っています。

・いすゞ

パワフルでありながら、静粛性に優れた高品質なディーゼルエンジンを採用しています。

取り扱い車種は、小型のエルフ、中型のフォワード、大型のギガです。

・日野

馬力があるうえに耐久性も高く、乗り心地もよいのが特徴です。

技術力の高さは、海外からも注目されています。

取り扱い車種は、小型のデュトロ、中型のレンジャー、大型のプロフィアです。

・三菱ふそう

優れた走行性能と疲れにくい操作性の高さが特徴です。

取り扱い車種は、小型のキャンター、中型のファイター、大型のスーパーグレートです。

・UDトラックス

力強いエンジンや高性能の安全システム、電子制御の次世代トランスミッションなど、快適性を考慮した多くの工夫が凝らされています。

取り扱い車種は、小型のカゼット、中型のコンドル、大型のクオンです。

大切なトラックに長く乗るためには、ファンベルトの確認を日頃から行うようにしましょう。

事故に気を付けるだけでなく、細かな確認が安全運転には欠かせません。