中古バスの重要が高まっている今、処分するなら買取りがおすすめ!

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利用シーンが多いうえに比較的長距離を走るバスは、過走行になりがち。こうなると廃車しか方法がないように思えますが、ほかにも処分する方法はあるのです。それが、専門業者による中古バスの買取り。廃車にしてしまうよりも、断然お得な処分方法です!

生活に馴染み深いバス。そのお得な処分法とは?

バス
私たちの生活に密接にかかわる車両と言えば、バスですね。大型から小型まで、実に様々な種類のバスが日常的に利用されています。
ですが、頻繁に利用される車両であるからこそ走行距離が多く、過走行になりがち。過走行となった車両は不具合を起こしやすいために、処分するとなると思い浮かぶのは「廃車」なのではないでしょうか?
しかし、方法はそれだけではありません。様々なバスの処分方法について紹介していきますので、廃車を決定してしまう前にご一読ください。

バスの処分方法

まずは一般的な廃車の仕方も含めて、バスの処分方法をいくつか紹介していきます。

一時抹消登録

解体・スクラップを伴わない廃車。まだ走行可能な状態であれば、こちらを選択することが多いでしょう。再度手続きをすれば、また以前のように利用することができます。

永久抹消登録

解体・スクラップを前提とした廃車。二度と使用することがないと確定している場合は、こちらを選択します。故障や過走行などの状態である車両は、こちらの手続きにより乗れないようにするのが一般的。

買取り業者に売却

バスの買取り専門業者に買い取ってもらう方法。走行不可能な車両でも値が付くことがあり、廃車よりもお得な処分方法と言えます。無料査定を利用して、まずは査定額を確認してみましょう。

走行不可能でも値が付く理由

故障して動かなくなったような中古バスでも値が付くのは、そのパーツに価値があるから。利用できるパーツさえあれば、その分を評価してもらうことができるのです。

おもに、この3通りの処分方法が一般的。どれが一番得をする処分方法かと言えば一目瞭然ですね。
断然、買取り専門業者に売却するというのがおすすめの方法です。

どんな中古バスが買取られるのか

男性
バスを処分するなら買取り業者への売却がおすすめと言いましたが、実際にはどのような種類の中古バスが買取られているのでしょうか。
買取り業者でよく買い取られている中古バスは以下の通り。

・大型バス

→座席数が45席から49席のもの。トランクルームがついていることが多く、大人数での長距離移動に適しています。

・中型バス

→座席数が20席から25席のもの。こちらもトランクルームがついているものが多いので、大型バスと同じく長距離移動向きです。

・小型バス

→座席数は20席以下。現在は製造打ち切りとなっている種類なので、見かけることは少ないでしょう。「小型」という名がついていますが、種別としては中型車です。

・マイクロバス

→小型バス同様、座席が20席程度のコンパクトな車両。大きな違いはトランクルームの有無で、マイクロバスにはトランクルームがありません。

・ミニバス

→定員13名の最もコンパクトなバス。ちょっとした距離の送迎などに重宝されている種類です。また、最もコンパクトとは言っても中型車両に分類されます。

上記からわかる通り、ほとんどの種類のバスが買取り可能なのです。しかも、故障車や過走行の車両であっても買い取ってもらえる可能性が高い。だから、車両の状態をみて自己判断をするようなことはせず、まずは査定に出してみるといいですよ。

特に需要が高いマイクロバス

あらゆる種類の中古バスが買取り可能なのですが、その中でもとりわけ需要が高いのが「マイクロバス」です。なぜマイクロバスの需要が高いのか、その理由を解説していきます。

マイクロバスに人気が集まる理由

前の項目にも記載した通り、マイクロバスは11人以上30人未満の乗客を想定したコンパクトな車両。そのため、小回りが利いて用途が幅広いのです。ミニバスよりも広い空間でありながら細い道でも運転しやすいということで、最近は単なる送迎用車両としてだけでなく、福祉用車両としても注目を集めています。

人気のある車種について知りたい

同じ中古のマイクロバスであっても、査定額が異なる場合があります。車両の状態以外の大きな要因としては、車種が挙げられるでしょう。車両の状態がいい、人気のある車種であるなどの条件であれば、より高値が付く可能性があるのです。では、人気のあるマイクロバスの車種をみていきましょう。

・トヨタ コースター

→ 車内空間が広く、ゆったりと乗ることができるのが特徴。1969年の発売から現在まで販売され続けている、トヨタ社のロングセラーでもあります。

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引用元:トヨタ自動車WEBサイト

・日産 シビリアン

→振動音の低減や遮音性を高めることによって、走行中でも車内は静か。長距離の移動でもストレスがありません。

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引用元:日産自動車ホームページ

・三菱ふそう ローザ

→国内産のマイクロバスの中では唯一四輪駆動。山道や雪道でもパワフルに走行できることから、需要が高いです。

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引用元:三菱ふそうトラック・バス株式会社

査定額の目安はどれくらいなのか

定員が15人程度のマイクロバスで、10年落ち・走行距離が3万キロほどという条件の場合、査定額は100万円前後と考えられます。これが20年落ちとなると、同程度の走行距離でも査定額が数十万円ほどに落ちることがあるようです。
ただし、これはあくまでも一例なので参考程度にしてください。ご自身が所有しているマイクロバスのより正確な買取り価格を把握したいというのであれば、買取り業者の無料査定を活用するのがおすすめ。

今回紹介した人気の車種以外でも、国産メーカーのマイクロバスであれば比較的高値を期待できます。というのも、国産メーカーの中古バスは海外において高評価を得ているから。さらに、ATや自動ドアなどの付加価値があると、さらに査定額アップが狙えるでしょう。

バスの買取りを依頼するときはここに注意!

女性
最後に、中古バスを買取り業者に売却する際の注意点を紹介しておきます。

業者をよく調べずに決めない

はっきり言って、中古バスの買取りに対応している業者は数が少なめです。だからと言って、よく調べもしないまま目に入った業者に決めてしまうのはおすすめしません。インターネット上では、こうした専門業者のランキングや口コミといった情報が多くありますから、なるべく利用する業者について調べておきましょう。

相場を確認せずに売却を決めない

中古バスの相場というと、なかなか情報が少ないもの。ですが、一括見積サービスを利用することによって、ある程度相場が見えてくるはずです。一括見積サービスとは、一気に複数の業者からの見積もりをもらうことができるというサービスで、時間がなかなか取れない方にもおすすめ。

業者のいいなりにならない

ごく稀にですが、情報が少ないのをいいことに、あまりよくない条件をまるでいい条件であるかのように言ってくる業者もいます。こうした業者に引っかからないようにするためには、やはり複数業者に見積もりをしてもらうことが大切。価格やその内容をしっかりと比較して、どこがいい条件であるのか見極めましょう。

以上に注意して、買取りを依頼する業者を決めてくださいね。もし、知り合いに中古バスの売却経験者がいるのであれば、その方に相談してみるのもいいでしょう。しかし、やはり一番いいのは自分の目で複数の業者を比較することです。

中古バスの買取りは専門業者にお任せ!

中古バスの買取りをしている業者の数は少ないものの、中古バスの需要は高め。なので、処分を考えたときには廃車ではなく、まず買取り業者に査定を依頼してみましょう。今や、ほとんどの業者が無料で査定を実施していますので、査定の依頼もせずに処分してしまうのは損ですよ。中には、なんとか値が付けられる部分がないか丁寧に査定してくれる業者もいますので、はじめから「値が付かない」と諦めてしまわないでくださいね。
せっかく所有していたバスですから、少しでもお得な方法で処分しましょう!

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