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中型免許の限定解除にはメリットがたくさん!?限定解除をすべき理由とは?

トラック免許を取得した人の絵

トラック免許を取得した人の絵

中型免許では多くのトラックに乗ることができますが、限定解除をすればさらに多くの車を運転できます。また、中型免許の限定解除をすることでほかにもたくさんのメリットがあります。

今回は中型免許の限定解除をすることで得られるメリットについてご紹介いたしますので、ぜひ中型免許をお持ちの方は参考にしてみてください。

■中型免許の限定解除をするメリット

現状として旧免許で運転ができる範囲は中型車の場合8トン限定となっていますが、限定解除をすることで多くのメリットを得ることができます。

・より多くの車に乗れるようになる

8トンという縛りが無くなることで、より多くの車種に乗れるようになることが最大のメリットです。例を挙げると、マイクロバスも限定解除をすることで運転が可能になります。

中型8トン限定免許では、車両総重量8トン未満であったのが限定解除をすることで11トン未満まで増え、最大積載量も5トン未満から6.5トン未満と大きく増えます。そのため、より大きなトラックや特殊車両に乗れるようになり、活躍の場を増やすことができますよ。

・キャリアアップに役立つ

より多くの車種が乗れるようになることで、キャリアアップのチャンスも増えます。さまざまな種類のトラックに乗れるということは、その分ドライバーとしての需要が高まり、活躍できる現場や業界も広がるため、自分の能力をより活かすことにつながります。長距離ドライバーとしての需要が出てくるのも、中型トラックがすべて運転できるようになる限定解除後です。転職活動でも企業へのアピールポイントとして大きく役立つでしょう。

・大型免許を取得する際に費用が安くなる

今後さらなるスキルアップを目指し、大型免許を取得したいと考えている方の場合、限定解除をすることで大型免許の免許取得費用が安くなります。

教習所で講義を受ける場合、大型免許取得の際に必要な講義数が減るため、時短での取得にも役立ちますよ。

・助成金の対象になることがある

中型免許の限定解除をする場合、条件に当てはまれば国から補助を受けることができます。

対象となる費用は一般教育訓練までにかかった費用の20%、特定一般教育訓練では40%が対象です。補助金の詳しい内容は教習所や、ハローワークで確認してください。

■反対に中型免許の限定解除をするデメリットはある?

多くのトラック画像

中型免許の限定解除は大きなメリットがあるものの、デメリットとされていることもわずかにあります。

・限定解除ができる場所は限られている

取得そのもののデメリットではありませんが、中型免許の限定解除はできる場所が限られているという点がデメリットとされています。

教習所で限定解除をする場合、教習所に中型トラックが完備されていなくてはなりません。そのため、事前に教習所で限定解除ができるかを調べておきましょう。また、技能審査は平日にしか行われていない点にも注意が必要です。

・深視力の検査が必要

中型免許からは「深視力」の検査が必要になります。もしも基準に満たない場合、現行の普通自動車免許に降格されてしまいます。不安な場合は眼科などで事前に問題がないか確認をしておくのも一つの手段です。

■中型免許の限定解除をする方法

自動車教習所のコース

中型免許の限定解除をする方法は大きく2種類です。

・教習所に通う

もっとも取得方法として多いのが教習所に通う方法です。一般的には教習所では3~5日の講習が必要になります。講習は1日に受けられる範囲が決まっているので、指定範囲よりも多くの受講はできません。

・試験を受ける

限定解除は技能審査のみです。そのため、運転に自信がある場合は試験のみを受験する方法もあります。ただし、非常に細かいところまで確認されるため、実際には1度で合格するのは難しいでしょう。

中型免許の限定解除をすることで多くのメリットが得られ、ドライバーとして本格的に活躍することができるようになり、活躍の場が広がります。スキルアップのためにも、ぜひ限定解除を目指してみませんか?

日本国内のトラックメーカーを比較!代表車種や特徴は?

白トラック並列駐車

白トラック並列駐車

日本には非常に多くのトラックメーカーがあります。日本のトラックは海外でも非常に需要が高く、壊れにくさや機能性の高さが評価されています。新しくトラックを買うなら、それぞれのトラックメーカーの特徴などを抑えておくと参考になりますよ。

今回は日本国内のトラックメーカーについてご紹介いたします。

■日本国内のトラックメーカーと代表車

それぞれのトラックメーカーと代表車をご紹介いたします。

・三菱ふそう

元は三菱自動車工業株式会社の傘下でしたが、2003年に分社し独立したトラックメーカーです。現在はメルセデスベンツを輩出するドイツの自動車メーカー「タイムラ―」の連結子会社です。

燃費のよい高トルクのエンジンが特徴で、走りが安定しているので長距離にも適しています。シートの座り心地もよく、長距離ドライバーからも強く支持されています。

国内シェア率はそれほど高くありませんが、世界的に愛されているトラックメーカーです。

<代表車種>

スーパーグレート、ファイター、キャンター

・いすゞ

3台の白トラック全面

1916年創業の国内最古の自動車メーカーでありながら、現在は乗用車の製造を行なっていないのがいすゞです。

国内では日野に続いて2番目にトラックのシェア率が高くなっています。

いすゞはディーゼルエンジン技術が非常に高く、自動車だけでなく船舶用のエンジンにも携わっています。また、購入時の値引き幅が非常に大きいことから、少ない初期費用で購入できるのも人気の理由です。

<代表車種>

ギガ、フォワード、エルフ

・日野

日野自動車株式会社はトヨタグループの連結子会社で、国内のトラックでトップクラスのシェア率を誇っています。高い技術力が評価されており、トラックだけでなく、バスも非常に人気があります。

高いエンジン馬力でありながら低振動かつ、耐久性に優れたトラックで、大型車では顧客満足度1位の実績をもつトラックメーカーです。消防車などにも日野のトラックが使われています。

<代表車種>

デュトロ、レンジャー、プロフィア

・UDトラックス

元は日産ディーゼル株式会社の傘下でしたが、後にスウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」の傘下になり、現在はいすゞの傘下になったトラックメーカーがUDトラックスです。

車両重量がほかのトラックメーカーに比べて重い傾向にありますが、エンジン馬力とクラッチが強いため坂道に強いと定評があります。

また、UDトラックスは世界で初めて尿素SCRシステムを導入したメーカーでもあり、燃費がよく車両価格も安いことから人気です。

<代表車種>

クオン、コンドル、カゼット

・マツダ

マツダのトラック

日本では乗用車のイメージが強いマツダですが、欧州をターゲットにしたトラックも販売しています。

ハンドリング性能に優れており、運転がしやすく乗り心地もよいと欧州からは非常に高い人気がありましたが、2020年までに商用車の製造から完全撤退することが発表されました。そのため、今後は見かける機会も非常に少なくなっていくことが予測されます。

<代表車種>

タイタン、ボンゴ、スクラム

・トヨタ

トヨタも日本では乗用車のイメージが強いメーカーですが、一時はトラックの製造をメインにしていたこともあります。

トヨタは非常に耐久性が優れており性能も高いため、中古車でも高い価値があります。そのため、高い値段で買い取ってもらうことができますよ。

<代表車種>

ダイナ、トヨエース、タウンエース

・日産

日産も乗用車のイメージが強いメーカーですが、トラックの製造も行なっています。数や種類は多くありませんが、主にマイクロバスや小型のトラック、軽バンの人気が高いメーカーです。

<代表車種>

アトラス、クリッパー

日本は車の品質が高く、世界でも高い評価を得ています。トラックメーカーもさまざまな特徴があるため、お気に入りのトラックメーカーを見つけてみてくださいね。中古トラックなら、お手頃な価格で気になる車種が購入できるかもしれませんよ。

長尺物の運搬ならお任せ!ポールトレーラーの仕組みをご紹介

ポールトレーラー荷台

ポールトレーラー荷台

トラックを含め、車にはそれぞれ最大積載量が定められています。そのため、大きなものや長尺物は運搬が難しいこともありますが、ポールトレーラーを使えばトラックでも運ぶことができますよ。ポールトレーラーはどのような仕組みになっているのでしょうか。

今回はポールトレーラーについてご紹介いたします。

■ポールトレーラーとは

おもちゃのボールトレーラー

ポールトレーラーがどのようなものか、最初に基本的な情報をご紹介いたします。

・ポールトレーラーとは?

ポールトレーラーを含め、トレーラーとは「被牽引車両(ひけんいんしゃりょう)」のことを指します。トレーラーは他の車両に連結して牽引されることを前提につくられているので、エンジンが搭載されていません。そのため、トレーラーのみで走行することは不可能です。

ポールトレーラーはトレーラーの中でも非常に長い荷物を運べる車両で、荷物をトレーラーの一部として組み込むことができます。

・ポールトレーラーを使うために必要な免許

ポールトレーラーは車両区分が大型特殊自動車です。ただし、大型運転免許とトレーラーを牽引するための免許である牽引免許で運転できるため、大型特殊免許は必要ありません。

なお、日本では公道を走行できる車両の長さは最大で21mまでです。走行には道路管理者の通行許可申請が必要なので、免許があっても自由に走行できるわけではありません。

・ポールトレーラーの強み

ポールトレーラーは荷台部分が伸縮する仕組みになっており、荷物の長さに合わせて自由に車両の長さを変えることが可能です。

また、ポールトレーラーは連結部分が左右に動くようになっているため、比較的運転しやすいのが特徴です。トレーラーはトラックから自由に切り離せるため、作業効率がよく、フェリーでの輸送にも向いています。

トレーラーは貨物部分には重量税がかからないため、同サイズのトラックを所有するよりも重量税が抑えられる点も魅力です。

■ポールトレーラーの仕組み

木材を運ぶトラック

lorry log truck carries clean round logs

最後にポールトレーラーの仕組みについてご紹介いたします。

・ポールトレーラーの仕組み

ポールトレーラーは、車体の下に”ステアリングドローバー”という棒状のパーツが使われています。トレーラーとトラクターが荷台に接する場所にはそれぞれターンテーブルがあり、右左折を行うと頭が振れる構造です。

ステアリングドローバーの周囲にはエアブレーキ用ホースのほか、ブレーキやウインカーを使うための電源ケーブルがあります。

・ポールトレーラーを牽引するトラクターの種類による違い

ポールトレーラーを牽引するトラクターに荷台があるかないかで、仕組みが異なります。

<荷台あり>

通常の大型トラックと似たような外観をしており、荷台前方はポールトレーラーと接続するターンテーブルがあります。連結は「ピントルフック」という連結器が使われており、ポールトレーラーのステアリングドローバーと接続します。積載物が非常に長く、ステアリングドローバーが届かない長さの場合は、ターンテーブルを固定して荷物を運搬しましょう。

なお、積載物がない場合は、荷台部分にポールトレーラーを積むこともできます。

<荷台なし>

荷台がないトレーラーはトラクターヘッドとほぼ同じです。荷台があるトレーラー同様、後方にあるピントルフックをポールトレーラーのステアリングドローバーに接続します。

ただし、荷台があるトラクターとは異なり、ターンテーブルがありません。そのため、第五輪にターンテーブルを付けるのが一般的です。

また積載物がない状態でも、荷台がないためポールトレーラーを積んで走ることはできません。

ポールトレーラーは運送業界で非常に重要な存在です。所持している免許が普通運転免許証だけなら、免許取得に50万円ほどの費用がかかりますが、運送業界などで重宝される存在になれるでしょう。目的に合わせて、ポールトレーラーの免許を取得してみてはどうでしょうか。

小型トラックを購入したい方へ 人気車種やポイントのまとめ

小型トラックは主に2トンほどの大きさのトラックを指し、他のトラックと比較してもさほど大きくないので、運転も楽に行うことができます。しかし、購入する際は、自分が理想とするタイプや車種、購入ポイントについて把握しておく必要があります。

ここで、小型トラックを購入される方に、基本的な情報をご紹介いたします。

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トラックのオイルランプが点灯している!原因や対処法は?

トラック警告灯画像
トラック警告灯画像

Car failure error signs on dashboard macro close up view

トラックにはさまざまな警告灯がありますよね。トラックの運転が仕事であるトラックドライバーなら、警告灯の点灯は非常に気になるのではないでしょうか。点灯中はどこかに不具合があるというサインなので、早く対処したいですよね。

今回はトラックのオイルランプについてご紹介いたします。

■トラックのオイルランプが点灯する原因

まずは、トラックのオイルランプについてと点灯する原因をご紹介いたします。

・オイルランプの役割と種類

トラックにはエンジンにさまざまなオイルが使われており、オイル系統で異常があると、ランプの形をした警告灯が点灯します。このランプのことをオイルランプと呼びます。なお、正式名称は「油圧警告灯」です。

エンジンオイルはトラックを動かすために必要不可欠なので、放置すると重大な事故を起こしかねません。警告灯の中でも、オイルランプは非常に重要度の高いものとされています。

・オイルランプが点灯する原因

<オイル漏れ>

オイルパンが破損すると、エンジンオイルの漏れにつながります。エンジンオイルが急激に減ったまま走行を続けると、エンジンに大きなダメージを与えてしまいかねません。すぐに停車しましょう。

<オイルが減っている>

エンジンオイルが適正値を下回ると、エンジンの焼き付きが起こる可能性があります。エンジンオイルはトラックの走行とともに劣化し、量も減少していきます。そのため、日頃からエンジンオイルの確認を怠らないことが大切です。

<循環ポンプが故障している>

エンジンオイルはエンジン内部に行き渡るよう、循環ポンプにより流れています。循環ポンプが故障すると、エンジンオイルが流れなくなってしまい、エンジンのトラブルにつながります。

■トラックのオイルランプが点灯した際の対処法

黄色とシルバーのトラック

エンジンと密接な関係にあるエンジンオイルに異常があると、オイルランプは点灯します。点灯したら速やかに対処しましょう。

・安全な場所に速やかに停車してオイル残量を確認

安全な場所に停車したら、エンジンが冷めるのを待ってからエンジンオイルを確認します。

<オイル残量が十分な場合>

エンジンオイルがEとF、またはHとLの間にある場合はエンジンオイルの量が足りている状態です。そのため、エンジンオイルの量ではなく、オイル系統の故障が原因と考えられます。整備工場やディーラーに連絡をとり、確認を依頼しましょう。

<オイル残量が不足している場合>

反対にエンジンオイルがEとF、HとLの間にない場合はエンジンオイルの量が不足している状態です。エンジンオイルを補充するか、予備のエンジンオイルがない場合は最寄りのガソリンスタンドで補充しましょう。

・オイルランプの点灯を放置するとどうなる?

オイルランプが点灯したまま放置すると、エンジンが正常に作動しなくなってしまいます。走行に問題があるだけでなく、最悪の場合エンジンブローを起こして廃車になるリスクもあります。エンジンの交換をする場合、100万円以上かかることもあるため、廃車にならなかった場合でも高額な出費が発生しかねません。

オイルランプが点灯した場合は、絶対に放置しないようにしましょう。

■オイルランプの点灯を予防する方法

トラックエンジンを確認する男性

最後にエンジンオイルの点灯を予防する方法をご紹介いたします。

・日頃からメンテナンスや確認をまめに行う

エンジンオイルを含め、できるだけこまめにメンテナンスや確認を行うことがトラックを長く乗るために大切なことです。

エンジンオイルの場合、走行距離3,000~5,000km、または前の交換から6か月で交換が必要になります。なお、小型トラックは大型トラックに比べてエンジンオイルの劣化が早い点にも注意が必要です。

・頻繁に点灯する場合は乗り換えを考えよう

オイルランプは車体の劣化でも点灯することがあります。オイル回りやエンジンオイルに問題がないにもかかわらず、頻繁にオイルランプが点灯する場合は乗り換えを検討してみましょう。

オイルランプはトラックの状態を知らせてくれる重要なサインです。決して見過ごしたり放置したりせず、迅速に対応してトラックを長持ちさせましょう。

ファンベルトの鳴きが気になる…原因や対処法はある?

ファンベルト

ファンベルト

トラックの走行中「キュルキュル…」と音が聞こえたことはありませんか?それはファンベルトの鳴きです。音が小さいからといって油断するのは禁物ですよ。

今回はファンベルトの鳴きの原因や対処法をご紹介いたします。

■ファンベルトの鳴きはなぜ起こる?

ファンベルトはなぜ鳴きが起こるのでしょうか。こちらでは原因について詳しくご紹介いたします。

・そもそもファンベルトとは?

エンジンは冷却するためにラジエーターのファンを回転させています。エンジンからファンに回転する力を与えるためにベルトがつながっており、このベルトがファンベルトです。ファンベルトは合成ゴムでできているため、トラックを走らせていると劣化が起こります。

なお、エンジンにはほかにもベルトが使われておりキュルキュルという音が鳴っている場合、ファンベルト以外が原因になることもあります。鳴きが気になる場合は、まずどこが鳴きの原因箇所なのかを見極めることが大切です。

・ファンベルトの鳴きが起こる原因

ファンベルトの鳴きが起こる原因は主に3つあります。

①ファンベルトの劣化

ファンベルトは合成ゴムでできており、エンジンが熱くなると熱によって伸縮します。しかし、劣化した合成ゴムは硬くなり、伸縮に十分な柔らかさを失ってしまいます。

硬くなったファンベルトは摩擦力の低下につながり、エンジンの回転についていけず、滑りやすくなり鳴きの原因になるのです。

②ファンベルトの張力不足

ファンベルトに張力が不足していると、エンジンの回転を伝えきれずに滑りやすくなってしまいます。

ファンベルトは十分な張力があっても、劣化することでゴムが伸びてしまい滑りの原因になることがあります。反対に、新品のファンベルトであっても張力が不足していると鳴きは起こるため覚えておきましょう。

③故障

ファンベルトそのものに問題がなくても、周辺の機器に故障や不具合があると鳴きの原因になります。

周辺機器の故障で多いのはプーリー(ファンベルトを引っかける滑車)や、テンショナー(ファンベルトの張力を調整する緊張装置)です。サビなどが発生すると、ファンベルトと摩擦が起きて鳴きが起こります。

・放置するとどうなる?

おもちゃのトラック

車の部品の故障は人体のように放置していても改善することはありません。特に劣化が進んで硬くなったファンベルトは使用を続けると切れることがあり、エンジンそのものに問題がなくても走行できない状態になることがあります。走行中に切れると、エンジンが停止するため重大な事故を起こしかねません。

ファンベルトの鳴きが気になる場合は、早急に対策をとるようにしましょう。

■ファンベルトの鳴きを止めるには交換が必要

車のエンジン部分

ファンベルトの鳴き対策には鳴き防止スプレーなどがありますが、あくまでも音に対する応急処置なのでファンベルトの状態が改善することはありません。

鳴きが起きたら、できるだけ速やかに交換を考えましょう。

・ファンベルトの交換時期

ファンベルトの鳴きが交換目安とされています。

ファンベルトの寿命は一般的に5~10年、走行距離5~10万kmとされていますが、短くなることもあります。また、ファンベルトを目視した際に割れ、ヒビ、亀裂が発生している場合も交換の目安です。

・ファンベルトの交換にかかる費用の目安

軽自動車…4,000円

普通自動車…3,000円

大型自動車…6,000円

ここに作業工賃として5,000円ほどが必要になります。

ただしファンベルトの交換は規格、車種、メーカー、依頼先によって異なるため、あくまでも目安として考えてください。

・劣化が原因でない場合

ファンベルトが劣化しておらず、ゆるみなどが鳴きの原因の場合はベルトの張り調整だけで改善することがあります。

調整にかかる費用はおよそ3~4,000円くらいが相場です。

ただしオートテンショナーを使用している場合、調整ができないこともあります。その場合はオートテンショナーに不具合がないかを点検しておきましょう。

ファンベルトの鳴きは車にとって重要な警報のようなものでもあります。見落としたり、慢心せずに適切な対応を行い、安全運転を心がけてくださいね。

トラックの燃費向上には何が必要?ポイントをご紹介します

道路を走るトラック

小銭の上にトラックおもちゃ

トラックは多くのエネルギーを使って走っています。そのため、燃費に悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はトラックの燃費向上方法をご紹介します。少しでも燃費向上させたい方はぜひ参考にしてみてください。

■トラックの燃費向上を意識した運転のポイント

道路を走るトラック

まずは運転方法による燃費向上のポイントを3つご紹介いたします。

・丁寧な運転を心がける

いつでも丁寧な運転を心がけることが燃費向上につながります。スピードの出しすぎはもちろん、急停車や急発進はエンジンへの負担も大きくなり、消費する燃料も大きくなってしまいます。できるだけ運転は丁寧に行い、エンジンに負担を掛けないことが燃費向上のためには重要です。

自分の運転状況を改善するために、タコグラフを活用するのも有効です。タコメーターのグリーンゾーンでシフトチェンジを行うことで、エンジンの回転数を抑えられるでしょう。また、日頃の運転状況を確認し、意識づけることも大切です。

・シフトアップは早めに

シフトレバーを低いギアから高いギアに急激に上げると、非常に燃料の消費が多くなります。最大までアクセルを踏んだ場合、低速運転の3倍もの燃料を消費するともいわれており、急激な速度アップは燃費に悪影響です。

早めにシフトアップをすることで、燃料の消費を最小限に抑えることができますので、できるだけ余裕をもってシフトアップをするように心がけてください。

なお、全日本トラック協会のエコドライブ推進マニュアルでは、低速ギアでスピードを上げると20~40%も燃費が悪くなると発表しています。ギアは1段上にしておきましょう。

・速度に気を付ける

速度は出しすぎないこと以外に、できるだけ一定の速度で走行するとエンジンへの負荷を最小限に抑えることができるため、燃費の向上につながります。

スピードを出しすぎるとエンジンへの負荷以外に、トラックのような車体が大きな車は空気抵抗も増加してしまいます。特に高速道路では影響を受けやすいため、運転速度を一定に保つためにオートクルーズを活用するなども手段として考えておきましょう。

■管理方法による燃費向上のポイント

トラックの下部分

続いて車体の管理方法による燃費向上のポイントを3つご紹介いたします。

・定期的なメンテナンス

いくら運転に気を付けていても、トラックの状態が悪ければ燃費向上は難しいでしょう。トラックにはエンジンオイルやタイヤ、エアフィルターなど多くのパーツが燃費に影響を及ぼします。

特に劣化しやすいエンジオイルはこまめな交換を心がけるなど、日頃から状態をチェックしておくことが大切です。3か月に1度は交換するようにすると、燃費が下がりにくくなります。

・空気圧を高めにする

空気圧は極端に高い、または低いと燃費の悪化やタイヤの消耗を早める原因になります。しかし、空気圧は安全な範囲で高めにすることで路面との抵抗が軽減され、燃費向上につながりますよ。やりすぎは禁物なのであくまでも安全な範囲で行うことが大切です。

注意点として、走行中は摩擦によってタイヤ内部の空気圧が上がります。よって走行中の状態を考えてタイヤ圧を設定するようにしましょう。

併せて低燃費タイヤを導入するなども効果的です。

・車体パーツに工夫

昨今は環境問題への関心が高まっており、さまざまな低燃費アイテムやカー用品が誕生しています。

なかでも有効とされているのが低燃費タイヤですが、ほかにも軽量素材であるアルミ製の部品に交換することで車両総重量が減るため、燃費向上に役立ちます。ホイールやサイドバンパーなど、車両にあったパーツへの交換を検討してみましょう。

また、走行中のトラックの空気抵抗を軽減させる「エアデフレクター」という装備もあります。搭載することで空気抵抗を減らして燃費向上につながるため、こちらも確認してみるとよいかもしれませんね。

燃費向上は費用面だけでなく、環境面でも大きな意味があります。エコドライブを意識し、経済と環境の両方によい結果をもたらしましょう!

ヒルスタートアシストとは?メリットやデメリットと併せてご紹介します

高速道路

ハンドルに手を置く人

トラックのように車両が大きく、重いものを運ぶ車は坂道で停車した際に下がってこないか不安に感じる人が多いと思います。そんな不安はヒルスタートアシストが解決してくれるかもしれません。

今回はヒルスタートアシストについてご紹介いたします。

■ヒルスタートアシストとは

まずはヒルスタートアシストがどのようなものかをご紹介いたします。

・ヒルスタートアシストとは?

ヒルスタートアシストとは、坂道で発進するためにブレーキからアクセルに踏みかえる際、ブレーキから足を離しても一時的にブレーキペダルを踏んでいる状態にしてくれる機能のことです。電子制御ブレーキの一種で、サイドブレーキを操作する手間がかからなくなります。

・ヒルスタートアシストの仕組み

ヒルスタートアシストには油圧ブレーキ制御を使っていることが一般的です。

「Electronic Stability Control(横滑り防止)」では、加速度センサーが使われているので坂道の傾きを計算でき、パーキングブレーキが外された際に、傾きに応じたヒルスタートアシストが作動します。

なおヒルスタートアシストが作動するのは1~2秒なので、ずっとヒルスタートアシストだけで坂道に停車できるわけではありません。

・ヒルスタートアシストは必要?

MT車を運転することが多い場合、坂道での発進に必要な手順が多く面倒に感じてしまうことがありますが、ヒルスタートアシストを使えば軽減することができます。そのため、MT車の運転に不慣れな人や、落ち着いて坂道で発進をしたい人には便利な機能です。

また、トラックのように大型の車両はわずかでも坂道で車が動くと危険ですし、周囲のドライバーにも恐怖を抱かせる可能性があります。ドライバー本人だけでなく、周囲への配慮として導入することも大切かもしれませんね。

■ヒルスタートアシストのメリット

高速道路

ヒルスタートアシストのメリットをこちらでご紹介いたします。

・坂道での発進補助

これまでご紹介してきたように、ヒルスタートアシスト最大のメリットは坂道での発進補助です。トラックのように大型の車両でなくても、これまで車を運転している際に坂道でブレーキからアクセルに踏みかえると車が後退した、または前方に移動したという経験がある人もおられるのではないでしょうか。足がブレーキから離れている時間がわずか1秒程度であっても、大きな事故につながりかねません。

ヒルスタートアシストがあることで安心して坂道の発進が行えるようになります。

・エンストのリスクを下げる

MT車特有の問題ですが、坂道にクラッチとアクセルを間違えるとエンストを起こしてしまいます。特に坂道は急いで踏み替えを行うため、焦りによってミスが起こりやすくなります。

ヒルスタートアシストがあれば1~2秒の間は余裕が生まれるため、クラッチの操作ミスのリスクを軽減させることができるのです。

■ヒルスタートアシストのデメリット

トラックのおもちゃを手にする男

ヒルスタートアシストは非常に便利な機能ですが、当然デメリットや注意点もあります。こちらではヒルスタートアシストのデメリットについてご紹介いたします。

・誤作動がある

癖でパーキングブレーキを使用する、ブレーキの踏み込みが不十分など、さまざまな理由で誤作動を起こすことがあります。

発進のタイミングを合わせることが難しいため、ヒルスタートアシストを使いづらいと感じる人もいるようです。

・過信は禁物

ヒルスタートアシストがあるからといって、過信することは危険です。あくまでも1~2秒の間ブレーキを伸ばしてくれるだけの補助機能なので、落ち着いて速やかにペダルの踏み替えを行いましょう。ヒルスタートアシストの時間が切れてしまうと、当然車は坂道を下っていきます。

・警告灯が点灯している時は使用できない

車の不具合を知らせてくれる警告灯ですが、赤色、黄色(オレンジ)のどちらであっても点灯している間、ヒルスタートアシストは使えません。警告灯が点灯しないよう、日頃からしっかりと点検やメンテナンスを行うようにしましょう。

ヒルスタートアシストは便利な機能ですが、正しく使わなければ事故を起こしてしまいかねません。どのような便利な機能であっても過信せず、日頃から落ち着いて運転できるように心がけましょう。

新人トラックドライバー必見!4トン車運転のコツと注意点

4トントラックは”荷物がしっかり詰めるのに、大きすぎない”という特徴が支持され、配送業界で大変重宝されています。大きすぎないとはいえ、運転する際は乗用車よりも技術が必要です。

今回は4トントラックを運転する際のコツや注意点についてご案内いたします。

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タコグラフ装着義務は白ナンバーも!?義務の内容をご紹介

タコグラフ

タコグラフ

大型トラックやバスなどを運転する際に必要となるのがタコグラフの装着です。タコグラフの装着は国土交通省によって義務とされており、違反した場合は罰則があります。白ナンバーでも内容は異なるものの、義務付けられているので注意しましょう。

今回はタコグラフの装着義務についてご紹介いたします。

■そもそもタコグラフって何?

トラック運転手

まずはタコグラフがどのようなものかをご紹介いたします。

・タコグラフとは

タコグラフとは「運転記録計(tachograph)」のことで、車の速度、時間、距離といったいわゆる「法定三原則」を記録するものです。

タコグラフは1950年にドイツで誕生しました。名前の由来は「回転速度計(Tachometer)」と「記録(Graphink)」とされています。法定三原則を記録することで、運転者の労働状況を記録し、問題がないかを確認できる仕組みです。

一般的には、長距離運転や労働時間が長くなりやすいバスやトラックなど大型車両に搭載されており、運転者が心身の安全を保てるように活用されています。最近ではタクシーにも装着が義務付けられました。

・タコグラフの種類

タコグラフには大きく分けて2種類あります。

<アナタコ>

アナタコはアナログタコグラフのことで、記録方法がアナログ式になっています。一般的にはスピードメーターの裏に円形の記録用紙がセットされており、回りながら記録します。なお、タクシーの場合は時計の裏側にセットされることが一般的です。

24時間で記録用紙を一周し、速度が放射線状に描かれます。

ただし、記録された内容を正確に読み取るには知識が必要で、なかには情報を改ざんする人もいました。

これまでタコグラフはアナタコが主流でしたが、現在は数を減らしつつあります。

<デジタコ>

一方でデジタコはデジタルタコグラフのことで、記録方法がデジタル式になっています。

デジタコでは記録用紙ではなく、SDカードなどの媒体に情報を記録します。アナタコでは法定三原則のみの記録でしたが、デジタコではGPSを使った位置情報の記録や、アイドリング、エンジン回転数など多くの情報を記録できるようになりました。なかにはインターネットを使って、運転者と管理者が連絡できるようなものもあります。

また、印刷すればデータが誰でもわかりやすく見やすい表になって出力される仕組みです。

現在はデジタコがタコグラフの主流になりつつあります。

■タコグラフの装着義務について

トラックと男性

タコグラフは装着義務があるため、該当する場合は必ず装着しましょう。こちらではタコグラフの装着義務についてご説明いたします。

・タコグラフの装着義務の対象

タコグラフの装着義務対象は下記の車両です。

①トラックなど事業用自動車で車両総重量7トン以上、または最大積載量4トン以上の車両

②大都市部の法人タクシーやハイヤー(個人は対象外)

③100km以上の路線を運航する貸切バス

④路線バス

この条件から、緑ナンバーの車両はタコグラフの装着義務があるといえます。事業用車両の場合、使用していない予備の車両などを含む、すべての車両に装着が義務付けられています。

ただし、装着するのはデジタコ、アナタコのどちらでも構いません。

・白ナンバーも対象!

自家用車である白ナンバーには装着義務がないと考える方もおられるでしょうが、実際、装着義務自体はあります。緑ナンバーとの大きな違いは、白ナンバーの場合は所轄の運輸支局の監査がないことと、行政処分がないという2点です。

白ナンバーであっても、車両総重量8トン以上、または最大積載量5トン以上の車両であれば装着義務があることを覚えておいてください。

※白ナンバーは2014年に法改正された「道路運送車両保安基準」に自家用車は含まれていないため、装着義務対象が従来のままです。

白ナンバーであっても、タコグラフを装着していないと罰則や罰金が科せられます。

・違反するとどうなる?

対象であるにもかかわらずタコグラフの装着をしていない場合、反則金や行政処分が下されることがあります。

①運行記録計の不備…反則金が科せられる。行政処分は対象外。

②記録義務違反…車両の使用停止などの行政処分の対象。

③記録改ざん…車両の使用停止、営業停止などの行政処分対象。

タコグラフの装着義務に違反すると、事業が行えなくなる可能性があるため、必ず装着するようにしましょう。助成金制度もあるため、うまく活用すれば費用を抑えてタコグラフを導入することができますよ。