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中型免許限定解除って何?仕事の幅を広げたい人は必見!

トラック
「中型免許限定解除」という言葉は聞いたことがあっても、詳しい内容についてよく知らないという方も多いと思います。その理由として中型免許を持っている方の中に当てはまる人と、当てはまらない人がいるからです。
もし免許証の条件等の欄に「中型車は中型車(8t)に限る」と書かれていれば、限定解除をすることで、より大きな車両に乗ることができます。
今回は中型免許限定解除についてご紹介いたします。

■中型免許限定解除とはなに?

まずは中型免許限定解除がどういうものかをご紹介いたします。

・中型免許限定解除とは

2007年6月に道路交通法が改正され、現在の中型運転免許は2種類となりました。
法改正前の中型運転免許は中型8t限定の運転免許となり、運転できる車両は「車両総重量8t未満、最大積載量は5t未満、乗車定員10人以下」に制限されます。
一方、法改正後に免許を取得または中型免許限定解除を行った場合、「車両総重量11t未満、最大積載量6.5t未満、乗車定員29人以下」と、運転できる車両の幅が広がります。

・解除することでどうなる?

中型免許限定解除を行うことで、中型トラックを使った配送や29人以下の送迎が可能になります。つまり中型免許限定解除は運転可能な車が増えるだけでなく、仕事の幅が広がるというメリットにつながります。今よりキャリアアップしたい方や、仕事の幅を広げたい方には非常におすすめです。

■教習所に通って限定解除を行う場合

道路

中型免許限定解除を行う方法は2つあります。
1つは教習所に通うパターン、もう1つは運転免許試験所で試験のみ受けるパターン(一発試験)です。

まず教習所に通って中型免許限定解除を行う方法をご紹介いたします。

・必要な費用と時間について

<費用>
費用は教習所によって異なり、一般的な相場は4万~8万円くらいです。
中型免許限定解除を検討しているという方は、最寄りの教習所のホームページなどで費用を確認なさってみてください。

<教習時間>
中型免許限定解除に要する教習時間は、所持している免許証の種類により異なります。
中型8t限定免許の場合、5時間以上の技能講習が必要、学科試験はありません。
ただし、教習所の教官が追加で技能講習が必要と判断する場合もあります。運転技術に自信がないという方はここでしっかり練習して運転技能を身に付けましょう!

<中型AT8t限定免許>
中型AT8t限定免許の場合、技能講習は9時間以上必要になります。こちらも技能講習だけで学科試験はありません。費用は中型8t限定免許に比べて少々高くなり、相場は9~12万円になります。

学科講習がないので、ゆっくり教習所に通っても1週間程度で合格することができます。ただし法令で1日に受講できる技能講習の時間が決められているので、まとめて受講することはできません。なお合宿で限定を解除する場合は、3泊4日で7~9万円程度かかります。

・受験資格と必要な持ち物

<受験資格>
① 年齢が満20歳以上であること
② 普通免許取得から2年以上経過していること
③ 視力が両目0.8以上で左右それぞれ0.5以上であること(眼鏡やコンタクトレンズの使用可)
④ 深視力が一定以上あること
※深視力…物体の遠近感、立体感、奥行き、動的な遠近感を捉える視力のこと。

<必要な書類>
① 中型8t限定免許証
② 認印
③ 顔写真(縦3cm×横2.4cm)
④ 必要であれば眼鏡やコンタクトレンズ

教習所によって必要な持ち物が異なるので、必ず通う予定の教習所に確認をしてください。

・中型免許限定解除の流れ

教習所での技能講習が終わると、運転免許試験場で事務手続きを行います。運転免許証と技能審査合格証明書、手数料を支払えば終わりです。すでに技能審査に合格しているので最終の運転試験はありません。

■試験のみを受けて限定解除を行う場合

運転

続いて運転免許試験場にて試験のみを受けて中型免許限定解除を行う方法をご紹介いたします。

・必要な費用と持ち物

<費用>
費用は教習所で中型免許限定解除を行うよりもかなり安く、申請手数料と技能試験の車両使用料3,000円で受験可能です。

<持ち物>
持ち物は運転免許証と、必要があれば眼鏡やコンタクトレンズだけです。
限定解除審査申請書や受験票は試験会場にありますので用意する必要はありません。

・試験は予約制!

一発試験で中型免許限定解除を行う場合、前日までに予約を行うことが必須です。予約をしていないと試験が受けられませんので忘れずに予約をしてください。

・試験の合格率について

試験の合格基準は非常に厳しいため一発試験での中型免許限定解除の合格率は全体の20~30%程度と低く、1度の試験で受かるケースは非常に稀です。
場合によっては試験に落ちてから予約がしばらくとれないこともあります。

一発試験は費用面で大幅なコストダウンができますが、合格率や落ちたときのことを考えると教習所に通う方が短時間で取得できる可能性があります。

中型免許限定解除を行うと、運転できる車種が増え仕事の幅が広がります。また、大型免許の取得を考えている方は限定解除を行うことで、大型免許の取得費用が安くなります。仕事のキャリアアップをお考え中の方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【排気ブレーキの不調サイン】放っておくと思わぬ事態に繋がるかも!

排気ブレーキはバス、トラックといった大型車両に使われている補助ブレーキの一種です。
なぜ排気ブレーキが大型車両に必要なのか知っていますか?
今回は排気ブレーキについて、仕組みやメンテナンスをご紹介していきます。

■排気ブレーキってどんなもの?

最初に排気ブレーキの構造や仕組みについてご説明いたします。

・排気ブレーキの構造

「エキゾーストブレーキ」と聞いてピンとくる方も多いかもしれません。
排気ブレーキはエンジンブレーキを補助する役割を持ち、大型車を安全に運転するために必要な部品です。
車種や製造元によって取り付けられている位置は違いますが、どれもマフラーに繋がっています。

・排気ブレーキが作動する仕組み

排気ブレーキはアクセルから足を離すことで作用します。
マフラー内の可動式のフラップやバタフライ弁が閉じることで排気の流れが止まり、エンジンから排気が出にくい状態にします。

完全に弁を閉じてしまうと、排気がエンジン側に逆流してしまうので、少しだけ排気を逃すことができるようになっています。

排気が溜まりやすくなることでエンジン内の排気圧が上昇し、エンジンの回転速度が抑えられて減速するという仕組みになっています。

・排気ブレーキはなぜ大型車だけにある?

普通自動車や軽自動車にはガソリンエンジンが搭載されており、排気ブレーキがありません。排気ブレーキがなくても減速できるからです。

一方大型のバスやトラックは普通自動車よりも多くの動力が必要になるので、ディーゼルエンジンを搭載しています。

ディーゼルエンジンのエンジンブレーキだけでは減速の効果が低いということから、デメリットを解消するために排気ブレーキが搭載されました。

■排気ブレーキが故障する原因

工具

排気ブレーキの故障原因は大きく2つに分類されます。

・部品の故障

排気ブレーキにはブレーキ機能を制御するために様々な電子部品が使われています。排気ブレーキを使う際に部品に負荷がかかるだけでなく、急発進や急ブレーキといった乱暴な運転を頻繁に行うことでも、排気ブレーキに悪影響を与えてしまうでしょう。

・浄化装置に汚れが溜まっている

排気ブレーキは排気ガスの汚れが浄化装置に溜まり、DPF再生機能が作動するようになっています。正常に作動している場合は、排気バルブを閉じて汚れを燃焼させることができますが、汚れが溜まり続けると燃焼しきれなくなってしまいます。排気ブレーキが常に作動するようになると、必要以上にエネルギーが必要になり、効率的な作動ができなくなる原因となるので注意してください。

排気ブレーキの故障でもっとも多い原因は浄化装置に汚れが蓄積していることといわれています。

■排気ブレーキの違和感は不調のサイン

ここでは排気ブレーキの不調サインをご紹介します。
運転に違和感があったときは、すぐに修理を検討しましょう。

・減速ができない

もっとも危険なトラブルは「減速ができない」ということです。
これまでアクセルから足を離せば減速できていたのに、スピードが落ちなくなったと感じたときは、排気ブレーキの消耗や故障を疑いましょう。

積み荷の量によってはトラブルに気づかないこともあるので、日頃から排気ブレーキの調子を意識するようにしましょう。

・異音がする

排気ブレーキは、エンジンに溜まった排気が一気に排出されるタイミングで、独特の大きな音がします。音がしないときは、排気ブレーキにトラブルが起こっているかもしれません。

アイドリング時にも弁の開閉音がするので、弁が動いているカチッとした音が聞こえなければ点検をしましょう。

・黒煙はエンジントラブルの可能性が高い

排気ガスが急に黒くなるのは、排気ブレーキが原因というよりも、エンジンのトラブルがほとんどです。発生元にかかわらず、速やかにエンジンの修理やメンテナンスを心がけてください。

トラックのような大型車はブレーキが作動しないと大きな事故に繋がります。
大惨事になる前に、必ず修理をしましょう!

■排気ブレーキの故障を防ぐには

道路を走るトラック

排気ブレーキは耐久性が高いため、それほど故障が多い場所ではありません。しかし、使い方によっては故障リスクを高めてしまいます。

排気ブレーキの故障を防ぐためには下記の3点を意識するようにしましょう。

・荷物を積んでいないときは使わない

排気ブレーキはトラックの後輪に作用します。荷物が空の状態だと後輪に重量が足りず、スリップの原因に。特に雨の日は路面が滑りやすくなっているため、不用意に排気ブレーキを使うとスピンしてしまう危険性もあります。

中にはABS※付きのトラックもありますので、排気ブレーキのスイッチをオフにする、リヤタイヤの回転を戻すように運転してください。

※ABS…「アンチロックブレーキシステム」の略称。急ブレーキ時にタイヤロックを防ぐ機能。

・シフトダウンと併用する

排気ブレーキを使う際はトラックに荷物があり、フットブレーキを多用する下り坂や高速道路で使うのがおすすめです。そのため、減速が足りないと感じた場合はシフトダウンを併用することでより、効果的に排気ブレーキが使えます。

ただしエンジン回転数がレッドゾーンにならないように気を付けてください。

・無駄な使用は燃費の悪化につながる

荷物が空の場合は排気ブレーキをオフにしましょう。荷物がないにも関わらず排気ブレーキがオンになっていると、燃費の悪化を招きます。

排気ブレーキがオンになっているとエンジンブレーキがかかってしまい、加速を繰り返す原因になります。アクセルのみで速度をコントロールできる場合は、使用しないことが排気ブレーキを長持ちさせることに繋がるでしょう。

■排気ブレーキ以外に重要なトラックの補助ブレーキ

アクセルとブレーキ

排気ブレーキ以外にもトラックには重要な補助ブレーキがあります。こちらで2種類の補助ブレーキをご紹介いたします。

・ジェイクブレーキ(圧縮開放ブレーキ)

ジェイクブレーキはアメリカのジェイコブス社の製品名であり、メーカーによって名称が異なる部分です。いすゞや日野ではエンジンリターダー、三菱ふそうではパワータードという名前です。

エンジンブレーキの一種であり、スイッチを入れることで自動的に作動します。エンジンブレーキがかかった際に排気バルブを開閉し、シリンダー内の圧縮圧力を抜くことでブレーキの効率を高める装置です。

一般的には排気ブレーキだけでは機能が不十分になる車体にブレーキ機能を補うために搭載されています。

・リターダー

大型車に搭載されているブレーキで、流体式と電磁式の2種類があります。エンジンブレーキや廃棄ブレーキ以上の高い制動力があり、下り坂などで減速する際に使われるブレーキです。

どの種類もエンジンのプロペラシャフトに負荷をかけることで減速する仕組みになっています。

■排気ブレーキのメンテナンスについて

最後に、排気ブレーキの修理についてご紹介いたします。

・どんな修理方法がある?

排気ブレーキは部分修理ではなく、新しい部品を積み替えます。
部分的に修理、調整をしても不調が再発しやすい部分なので、積み替えたほうがトラブルを回避できるからです。

・修理費用の相場

修理費用は部品と作業工賃を含め、5万~6万円くらいかかります。
高いときは10万円ほどかかることもありますが、安全には代えられません。
排気ブレーキに不調を感じた場合は、惜しまず修理をしましょう。

・無理せず乗り換えを考えることも大切

4トン以上の大型車は、使われているパーツが丈夫なので故障しにくいのですが、小型や中型の排気ブレーキを交換しても、他の部分から不調が出るとまた修理費用が必要になります。
車の状態にもよりますが、何度も修理をするくらいなら車両の乗り換えを考えてみるのも一つの案としておすすめです。

排気ブレーキの状態が良いと、燃費を抑えたり安全に減速できるようになります。
前回の交換から期間があいているときは、トラブルを起こす前にできるだけ早めに点検、交換をしましょう。
排気ブレーキのトラブルは放置せず、安全を第一に考えて運転してくださいね。

 

ダンプの買取で高額査定を狙おう!【査定額を上げるポイント公開】

不要になったダンプ、故障や事故で動かなくなったダンプを放置しているのは、とてももったいないですよ!
たとえ不動車や事故車であっても、ダンプなどの大型車や特殊車両は買取をしてもらえることが多いんです!

諦める前に、本当に買取可能かどうか、調べてみませんか?

■不動車・事故車でも歓迎される!?ダンプの中古買取

まずはダンプの買取の現状をご紹介いたします。

・買取依頼は必ず中古トラック買取専門店で!

ディーラーにダンプの下取りを依頼しているという方もおられると思いますが、ディーラーは販売中心の業者なので買取に強くありません。

買取に強みをもっているのは、中古トラックの買取専門店です。
買取の依頼はディーラーではなく、買い取り専門店にお願いしましょう。

・買取店の選び方

ダンプは幅広い分野で活躍しており、サイズや年式に関係なく需要の高い車両です。
海外でも頑丈で高性能な日本製中古ダンプの人気は非常に高く、値段の高い新車よりも中古ダンプのほうが流通しています。
そのため海外に販路をもつ業者のダンプの買取額は高めです。

・走行距離が長いダンプや不動車でも大丈夫

事故車や大きな損傷がある普通自動車の場合、査定に大きく影響します。

その点ダンプは傷や車検切れ、不動車でも普通自動車のようにマイナス査定されにくいという特徴があります。

解体してまだ使えそうなパーツを取り出せば、部品だけリサイクルに回せるからです。
ダンプのパーツは需要が高いので、車体の状態が悪くても買取専門店で査定してもらいましょう。

 

■査定の前にしておくこと

買取査定の前にやっておくとよいことを3つご紹介いたします。

・洗車と掃除

高価買取のポイントは、ダンプを日頃からメンテナンスし、外も中もきれいにしてきれいにしておくことです。

ですが、土ぼこりの多い現場で使用したり、ダンプを何台も所有していると、きれいな状態を保つのはなかなか難しいですよね。

査定前は、できる範囲内できれいな状態にしましょう。
洗車して無理に汚れを落とそうとすると、余計な傷ができることもあるので、目立つ汚れは落せる程度に落とします。
洗車するタイミングがないなら、車体を乾いた布で拭いておきましょう。

傷をごまかそうと小細工をするのは印象がよくないので、査定のときにダンプの状態や傷、週履歴などを正直に伝えましょう。

ダンプの外側だけでなく車内の掃除も大切です。
ゴミや汚れを取り除き、車内にニオイが残っている場合は消臭スプレーや換気を行って、ニオイを薄くしておくことも重要です。

・不要なパーツや正規パーツも用意

ダンプのパーツで使わないものを持っていませんか?
不要パーツや正規パーツが手元にあるときは、ダンプと一緒に査定に出しましょう。
正規パーツがあると、プラス査定に傾きやすいのでおすすめです。

外箱や取扱説明書などが残っているなら、一緒に用意しましょう。
外観がぼろぼろでも大きなマイナスにはなりません。

・必要な書類の準備

事もって必要な書類を用意しておくことで、買取がスムーズに進みます。

運転免許証 自賠責保険証明書 委任状 譲渡証明書
自動車検査証 自動納税証明書 実印 印鑑登録証明書

場合によってはこれらの書類以外に住民票も必要になる場合もあります。
分からないときは、買取業者に必要な書類を聞いておきましょう。

 

■査定のポイント

最後に査定のポイントを3つご紹介いたします。

・必ず複数の業者に査定を依頼する

ダンプやトラックの買取は普通自動車と異なり明確な相場がありません。
相場を知るためにも、見積もりはいくつかの業者に依頼してください。
すぐに結果が出る一括見積を利用するのもおすすめです。

業者によっては買取実績をホームページで公開しているので、自分のダンプがどれくらいで売れそうか事前にチェックするのもおすすめです。

・中間マージンが発生しない買取店がおすすめ

買取店によっては買い取った中古ダンプの販売を提携する販売店に委託していることがあります。そのような場合、仲介料が発生するので査定額が低く見積もられてしまうかもしれません。

買取と販売を行っている業者はホームページで「高価買取」など強みとして積極的にアピールしていますので、1つの目安としてチェックするのもおすすめです。

 

・海外販路は重要な決め手

海外に独自ルートを持つ買取業者は、輸送コストを徹底的に抑える工夫をしているので、高価買取が可能になります。

ダンプやトラックの買取店は営業の電話がうっとうしいという話を聞きますが、営業電話をかけないと公言している業者もあります。
わずらわしいことに悩まされたくない場合は、業者のサービス内容についてもチェックしておきましょう。

高所作業車の資格をとってスキルアップ!どんな資格が必要?

高所作業車は工事現場や街路樹の手入れ作業などでよく見かけます。

高所作業車の運転は誰でもできるわけではなく、作業する高さによって必要な資格が異なります。

今回は高所作業車の操作に必要な資格や、活躍現場についてご紹介いたします。

■豊富な業界で高所作業車は需要がある!

高所作業車は様々な分野で必要とされる車両です。
高所作業車がどのような現場で活躍できるのか、一例をご紹介いたします。

・電気設備や信号など

高所作業車が活躍する現場で想像しやすいのが、電気や信号などの修理・メンテナンスです。

引込線の取り付けを行っている姿などは、町中でよく見かける光景だと思です。
恐らく、高所作業車の活躍でもっともメジャーな仕事といえるのではないでしょうか。

・航空機設備

高所作業車は空港や格納庫でも活躍しています。
飛行機は高さがあるので、メンテナンスを行うために高所作業車が欠かせません。
安全な空の旅をするためにも、高所作業車で隅々まで細かいチェックが行われています。

・ドラマや映画撮影の現場

映画やドラマを見ていると、「どうやって撮っているのだろう」と思うような高さから撮られた場面を見たことはありませんか。

高所作業車を使えば上空からのカットが撮影できるため、映画やドラマ、野外ライブの撮影にも使われています。

■高所作業車に必要な資格や免許

広範囲で重要な役目を果たす高所作業車の資格についてご紹介いたします。

・技能講習と特別教育の違い

高所作業車を操作する際は、次の講習を修了していなければなりません。

・技能講習

作業する高さが床から10m以上の場合に必要な資格。

・特別教育

作業する高さが床から10m未満の場合に必要な資格。

作業内容や現場によって、求められる高さが異なります。

技能講習を修了していれば10m未満の高さも作業ができるので、仕事の幅が広がりますよ。

・運転免許は車両総重量によって異なる

運転する高所作業車が決まっている場合、必要な免許は重さから割り出すことができます。

車両総重量 必要な運転免許
3.5t以上7.5t未満 準中型自動車免許
7.5t以上11t未満 中型自動車免許
11t以上 大型自動車免許

・高所作車はトラック式と自走式がある

高所作業車の種類はトラック式と自走式の2種類です。

トラック式は、トラックの荷台に高所作業用装置を搭載した形状です。ベースがトラックなので一般公道を走れます。

一方、自走式はトラックのように一般公道を走ることができません。

ですがトラック式よりも小型なので屋内の作業が行えます。

また、自走式の取り扱いには自動車免許が必要ありません。

■高所作業車の資格取得に必要な時間や費用

技能講習や特別技能の講習時間や申込の際に必要なものをご紹介いたします。

・技能講習の取得

技能講習は教習所で受けられ、受講条件を以下の3パターンに設定している教習所が多いようです。

「12時間コース」

移動式クレーン運転士免許の取得または小型移動式クレーン運転技能講習を修了している。

「14時間コース」

普通自動車免許(大型または中型)を所持しているか、大型特殊免許を取得していること。

「17時間コース」

受講条件は特にありません。

所持している免許や資格によって、受講費用や講習時間が異なります。

詳しい内容は教習所にお問い合わせください。

・特別技能の取得

高所作業

 

学科6時間と実技3時間の合計9時間の講習を受講することで取得が可能です。

学科の内容は「高所作業車の作業に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識」が3時間、「原動機に関する知識」、「関係法令」、「高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識」が各1時間ずつです。

試験はなく、所持する資格や免許によって講習の一部を省略することもできます。

注意したい点として、作業中の高さが10m未満であっても、利用する高所作業車が10m以上上昇可能な作業床を搭載している場合は、特別講習でなければ作業することができません。そのため、作業する高さではなく、普段利用する高所作業車の種類によって取得する資格を判断することをおすすめします。

■新たに必要となったフルハーネス特別教育とは

フルハーネス

高所作業時には必須のハーネスですが、2018年6月に行われた法改正によってより安全な基準が求められるようになりました。これにより、2019年2月からはフルハーネス特別教育の修了者のみが高所作業に携わることができます。

・フルハーネス特別教育とは

フルハーネス特別教育は正式名称「墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業の業務に係る特別教育(フルハーネス型安全帯使用作業特別教育)」です。

名前の通りフルハーネスを正しく使えるようになることを目的とした特別教育で、厚生労働省のガイドラインに基づいて行われています。

高さ2m以上の高所で作業床を設けることが難しい場所で作業をする人、墜落防止器具のうち、フルハーネス型汚墜落静止器具を用いて作業をする人は修了が義務付けられています。

高所作業車は作業床として認められているため、高所作業車での作業においては必須ではありません。しかし、作業が6.75m以上の高さで行う場合は受講していることが望ましいとされています。

取得の条件として18歳以上がありますが、年齢の上限は定められていません。また、有効期限などもないため一度修了すれば再度受講する必要もないため、将来高所作業を行う可能性がある場合は取得しておくことをおすすめします。

・取得方法

取得方法は3種類あります。

1つめは建設業関連の団体が全国各地で講習会を行っていますので、参加することで修了できます。開催日程や参加費用は公式サイトで確認してください。

2つめは出張講義サービスを利用する方法です。中には近隣で講習会が行われていない地域もあるでしょう。そういった場合は講師に依頼して来てもらう方法があります。受講者数によっては割引の対象になることもあるため、参加者が多い場合は検討してみても良いでしょう。

3つめはフルハーネスの講師資格を取得した人材を自社で雇い、講習会を開く方法です。ただし、実技が必要なので人数分の設備なども必要になるため注意しましょう。

最近はWebで動画を視聴する方法もありますが、動画を見るだけでは修了することはできません。事業者の同席のもと必要な時間数以上受講したことの証明と、実技実地責任者が立ち会って実技を行わなくてはなりません。

・必要な受講内容

工事現場

フルハーネス特別教育では、計6時間(学科4.5時間と実技1.5時間)の受講が必要です。

学科では作業に関する知識、墜落抑止器具に関する知識、労働災害防止に関する知識、関係法令の講習があります。

なお、受講者の条件によって一部の講習を免除されることもあります。

・学科の受講が免除になるケース

3つのうち、どれかの条件に当てはまることで学科講義が免除になります。

①フルハーネスを用いた作業を6カ月以上経験している(関係法令以外の学科が免除)

②胴ベルト型を用いた作業を6カ月以上経験している(「作業に関する知識(1時間)」が免除)

③特定の特別教育を受講している(「労働災害防止に関する知識(1時間)」の免除)

③の特別教育に該当するものには「ロープ高所作業特別教育受講者」「足場の組立て等特別教育受講者」があります。

・申し込みに必要なもの

講習の申し込みに必要なものは運転免許証、顔写真3枚、認印の3点。

技能講習、特別技能ともに満18歳以上でなければ受けることができません。

申請をすれば助成金の対象になるケースもあるので、地元のハローワークや労働局で受領条件を尋ねてみてください。

 

今回紹介した高所作業車の活躍はほんの一例で、実際はもっと多くの現場でしています!

高所作業車の資格を取得して、仕事のフィールドを開拓していきましょう!

高価買取!おすすめのトラック買取店ランキングをご紹介します

「トラックを買い取って欲しいけど、ディーラーやトラック買取店の査定に納得できない。」

日本にはトラック買取店がたくさんあるので、どこに依頼すればいいか迷ってしまいますよね…。自分で探すのは面倒だと感じている方は、今回の「トラック買取店ランキング」を参考にしてみてください。査定額アップを狙える高額買取のポイントも紹介しているので活用してくださいね♪

また、新しくトラックを買う予定があるが将来的には売却する予定があるという方にも知っておくとお得な情報があります。

興味のある方は是非ご一読ください!

 

 

 

■選りすぐり!おすすめのトラック買取店ランキング!

 

さっそく、おすすめのトラック買取店を見ていきましょう!

7位から順番にご紹介いたします。

 

◆7位◆リトラス

 

リトラスのHPはこちら

 

リトラスはなんと40年以上の実績を誇る老舗トラック取扱店です。

販売実績も10,000台以上と国内でも最大規模の販売実績を持っているので、歴史とノウハウがしっかり詰まった買取店といえます。社内で一貫して買取・整備・販売を行っているので、中間マージンが発生することもありません。

 

各支店が広大な展示場を持ち、1,000台以上のトラックを保有することが可能で、常時複数での買取も行っています。

 

商用車として利用していたので車体にペイントが残っているという場合、希望を伝えれば消してもらうことができます。

 

ホームページ内で必要書類一式の確認が行えるので、「初めてトラックを売却するけれど必要な書類が分からない」という方も、安心して準備を進めることができます。

記入例など、細かいところまで親切丁寧に説明されているので、書類に不備がないか不安な方は一度ホームページを見てみるとよいかもしれませんね。

 

 

対応エリア 全国(8支店) 出張査定料 無料
即日現金払い 対応 事故車・不動車買取

 

リトラスのHPはこちら

 

 

◆6位◆栗山自動車

 

栗山自動車のHPはこちら

 

栗山自動車のすごいところは、リピート率が70%を超えているところです。

中古トラックの買取業者が複数ある中で、高リピート率を誇るには安心のフォロー体制が整っているからではないでしょうか。

 

栗山自動車の強みはお客さんとのパートナーシップを重視している点です。

丁寧な対応はもちろん、こまめに連絡を入れることでトラックの売買の状況などを自分から確認する手間がありません。

買取後も末永くお付き合いをしていくことを考えているということから、親しみが持てるような業者に依頼したいと考えている方にはおすすめかもしれませんね。

 

また、ウイング車の販売に強みがあり、ウイング車の小売り在庫量は日本最大級を誇っています。売却したいトラックがウイング車の場合も、相談しやすいのではないでしょうか。

 

中古車の販売をメインに行っている業者なので、オークション相場よりも高価な価格で買取をしてくれます。買取希望者によって値段が左右されるオークションはうまくいけば高額買取が狙えますが、場合によっては相場よりも下回った金額になってしまうことがあります。

リスクを避け、安定性を狙うという点でも人気が高い業者のようです。

 

 

対応エリア 全国 出張査定料 無料
即日現金払い 対応 事故車・不動車買取

 

栗山自動車のHPはこちら

 

 

◆5位◆トラックファイブ

 

トラックファイブのHPはこちら

 

トラックファイブはトラックの買取専門店として15年の実績を持つ会社です。

 

国内にとどまらず、海外への流通ルートを確保しているので、買い取ったトラックをスピーディーに売却でき、在庫管理のコストが非常に低くて済みます。

全国に直営店をかまえているので、出張費用がかからないのもおすすめポイントのひとつです。

 

年式、走行距離、外観、修復歴に関係なく高価買取をしてもらえるので、古いトラックや廃車寸前のトラックがあって困っている方にとっては非常に嬉しいですね。

 

国内外から徹底したニーズを調査し、豊富な情報をリアルタイムで集めているので、世界各国の相場と照合してもっとも高価な買取価格を基準に買取を行っているというところも強みです。

 

買取後は速やかに全国のオークションに出品され、国内外問わずプロのバイヤーに販売されます。少しでも早くトラックを売却したいという方には非常に便利なシステムになっているといえるでしょう。

 

 

対応エリア 全国(支店8箇所) 出張査定料 無料
即日現金払い 対応 事故車・不動車買取

 

トラックファイブのHPはこちら

 

 

 

◆4位◆トラックマン(関東トラック販売)

 

 

 

トラックマンのHPはこちら

 

関東圏でのトラック買取に強い老舗トラック買取店です。

トラックマンはパーツのみでも販売可能な流通ルートを持っているので、トラックの状態に関係なく買い取ってもらうことができます。

 

無料査定を行っているので、「とりあえず買取価格か知りたい」という方でも気軽に査定依頼をすることが可能です。

 

査定方法はネット査定、電話査定、FAX査定の3種類。

どれを選んでも無料なので、お好みの査定方法が試せます。

無料査定時よりも実際の買取価格が下がらないというのもうれしいポイントです。

ローンやリース期間が残っている車輛でも相談に応じてくれるというサービスの良さに人気があり、売却した金額から残債処理をするパターンと、残債が終わってから売却したいという人向けに3ヶ月間の取引期間を設けるパターンがあります。

「使わないけれどローンが残っている」という場合でも気軽に相談できるというのは嬉しいですね。

 

要望次第でナンバープレートなど個人情報が漏れてしまいそうなところも一新するなど、手厚いサポートが受けられます。

「トラックを売りたいけれど、個人情報がもれるのが心配…」と不安な気持ちを持っているオーナーも、トラックマンなら安心して任せることができるのではないでしょうか。

 

 

対応エリア 全国 出張査定料 無料
即日現金払い 対応 事故車・不動車買取

 

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◆3位◆トラック買取.com

 

 

 

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トラック買取.comを一言でいうと、「ネットを中心としているからこそできる高価買取」ではないでしょうか。

 

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買取業者にありがちな出張費用も、トラック買取.comでは離島、山間部、へき地を含めて完全無料というのも高評価ポイント。

 

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最初から高額な査定金額を提示してくれるので、他社との比較が面倒な方にもおすすめできる業者といえます。

査定後も営業電話をかけないことを宣言しているので、取引後もしつこい電話に悩まされる心配はありません。これまで買取業者のしつこい営業に悩まされた経験のあるオーナーにとってはメリットが大きいですよね。

 

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「一秒でも早くたくさんのトラックを処分したい」「まとまったお金がすぐに必要」というときにトラック買取.comが頼もしい味方になってくれます。

 

 

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◆2位◆豊和

 

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豊和は全国に拠点を持つ、老舗トラック・重機の買取店です。

買取実績はトータルで30万台を突破、月に1,000台以上の買取を行っている安心と信頼のおける買取店です。

 

20年の実績と経験をもとに、適格な査定とサービスが魅力です。

海外にも販売拠点があるという強みを武器に、幅広い販路で中古トラックの買取を行っています。販路が広いので中古トラックの買い手が多く、高価買取が可能になっています。

 

ホームページでは実際に買取られたトラックの情報と、元オーナー様が写真付きでコメントをしているので、どういった対応をしてくれて、どんな面がよいと感じたかなどを知ることもできます。豊和がどんな業者か詳しく知りたい方にとってはありがたい情報ですね。

 

日本全国無料で出張してもらえるので、地方に拠点を置いていてトラックを高額買取してくれる店舗が近くにないという場合でも安心です。

 

売りたいトラックがたくさんある場合も上限無制限で買取可能なので、トラックを一新したいという業者の方には特におすすめといえます。

 

出張料はもちろん、手続きや引き取り諸費用を豊和が負担してくれます。

面倒な手続きを代行してくれるうえに費用も負担してもらえるなんてオーナーにとってはメリットしかありません!

 

 

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最大の強みは「総面積5,500坪の展示場」を持っていること!

総面積5,500坪は甲子園球場よりも広く、他に類を見ない圧巻のステージ!

 

そしてキントラの年間のトラック・重機取扱台数は約3,000台以上!

広大な国内最大級の展示場を持つキントラだからこそできる取り扱い台数といえますね。

 

キントラは国内だけでなく海外にも拠点を複数持っているため、中間マージンが発生しません。独自の販路を確立させることで、高価買取が可能になりました。

 

受付担当は女性スタッフが行っているので、初めてトラック買取を依頼するときも分かりやすく教えてもらえます。

キントラには海外事業部があり、日本語、英語をはじめとする多言語に対応しています。

言葉の壁を超えたトラック売買はグローバル社会を生きる現代では欠かせません。

コミュニケーションが取りやすいと、トラック買取をスムーズに進めることができます。

 

キントラのホームページでは取り扱い車種の買取価格を公表しており、自分のトラックを売却する目安にもなります。人気車種の現状がリアルタイムで把握できるのは、トラックの需要や手放すタイミングが分かりやすくて便利ですね。

 

ホームページには車両メーカーと車種の名前が一覧で載っていたり、役立つ知識も掲載されているので、ホームページを見てみるだけでもおもしろいですよ!

 

オンライン査定は24時間受付をしており、審査時間は1~2分程度で終わるので、忙しいときも便利!すき間時間を有効に使えます。

 

 

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■トラック買取店を利用するメリット

 

トラック買取店を利用する際、どのようなメリットがあるのかをまとめてみました。

 

ディーラーと買取店のどちらでトラックを売るか悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

 

 

・予想以上の高価買取が見込める

ディーラーは買取よりも販売に力を入れています。

そのため、買取専門店に比べると査定金額が曖昧であったり、評価されにくいという声が聞かれます。トラックの状態によっては値段がつかないこともあります。

 

その点、多くの買取店は独自の販売ルートを確保しているため、ディーラーよりもトラックの価値を見出してくれやすいというメリットがあります。

高額買取を狙うのであれば、買取店を利用した方が間違いないといえるでしょう。

 

 

・面倒な手続きを代行してくれる

トラックの売却で面倒なことの1つに、書類手続きがあります。

書類を揃えるだけでも苦労するのに、手続きをしなければならないのは正直面倒だと思う方も多いのではないでしょうか?

 

トラック買取店では、面倒な手続きを代行してくれるところがたくさんあります。

面倒な手間を省いて早くトラックを手放したいときは、助かりますよね。

手続きを有償で行う業者もいるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

 

 

・交渉しだいで出張査定してもらえる

直営店が近くにないと、遠くにある買取店までトラックを運ばないといけないので面倒ですよね。

 

特に故障車や不動車の場合、移動させることが難しかったり、移動コストがかかります。そんなときにおすすめなのが便利な出張査定です。

 

業者によって異なりますが、場所によっては出張費用が必要なこともあります。

無料で出張査定を行っているところもたくさんありますので、出費を抑えたい場合は買取を依頼する業者選びのポイントの1つとして考えてもよいかもしれません。

 

 

・どんな中古トラックも買取ってくれる

トラック買取店の強みはなんといっても、トラックの状態に関係なく買い取ってもらえることです。

他の業者では無償引き渡しになると言われた場合も、別の業者に頼むと値段が付いたというケースは珍しくありません。

 

トラック買取店はパーツのみでも価値をつけてくれるので、故障車や不動車であっても使えそうなパーツがあれば、解体してパーツを売ることも可能です。

 

アジアを中心とする海外では日本の中古トラック需要が高く、パーツだけでもそれなりの値段がつくこともあります。

 

海外では日本の中古トラックが多く活躍していますので、故障した際に修理用のパーツが欲しいという人が多いようですね。

 

 

 

■トラック買取の流れ

 

 

大切にしていたトラックがどのように買取られるのか、気になりませんか?

ここではトラック買取時の流れをご紹介いたします。

 

・売却するトラックを選ぶ

売却したいトラックが複数ある場合、早めに査定に出しましょう。

 

基本的にトラックの価値は時間が経つほど落ちていってしまいます。

「修理すれば走るかもしれないから」と売却を先延ばしにしていると、買取価格に影響することもあるので、少しでも高く売りたいという方は早めに決断しましょう。

 

オークションサイトなどで旬の人気車種を調べ、高価買取を行っている時期を狙って売却すると予想以上の高値がつくかもしれません。

 

買取業者のホームページでは、人気車種や買取実績を公開しています。

自分のトラックにどれくらいの価値がついているのか知りたい方は是非チェックしてみてください。

 

 

・買取業者の選び方

「どの業者に買取を依頼するか悩む…」

そんなときは便利な一括査定を利用しましょう。

 

登録情報をもとにはじき出された査定結果なので、実際の買取価格とは若干異なる可能性もありますが、ひとつの目安として参考にできます。

 

一括査定を利用する際、前もって

 

ホームページをチェックしましょう。

① 実際の取引実績が掲載されているか

② 作業員の写真や代表者の氏名が載っているか

③ 支店や直営店を持っているか

 

などを確認するようにしてください。

 

ホームページを見て信頼できる情報を得ることができないようなら、考え直すかトラック売却経験のある第三者に意見を求めましょう。

 

古くなってしまっても大切に使ってきた価値のあるトラックです。

持ち逃げされてしまうようなことは誰も経験したくないですよね。

 

 

・査定の前にやること

トラック買取査定の前にやるべきことは掃除です!

 

トラックについた外装の傷、内装の汚れ、破損はもちろん、車内に食べ物やタバコの臭いが残っていていないか必ずチェックしておきましょう。

 

しつこい臭いには、消臭スプレーなどを使って対策を試みましょう。

完全に臭いを消すことができなくても、弱めることはできるかもしれません。

 

規模の大きな業者の場合、独自の設備工場を持っていて、車を徹底的に洗浄、メンテナンスしてからリセールするというところもあります。

つまり査定前に自分でメンテナンスに出したり洗車する必要がいらない場合もあります。

 

査定前はトラック全体を柔らかい布やタオルで拭く程度でも大丈夫です。

大きな汚れは無理のない範囲で落とし、傷がある場合は下手に補強をせずにそのまま査定に出しましょう。傷をごまかそうとすると、かえってマイナス評価にされてしまうことがあるからです。

 

 

・査定でやること

査定にはさまざまな書類が必要になります。

 

不備がないよう書類を揃えて業者に渡しましょう。書類が揃っていないと、スムーズに買取が行えないだけでなく、マイナス査定の対象になる可能性も否定できません。

書類はできるだけ早い段階でまとめておくようにしてください。

 

パーツを交換していた場合は、純正パーツに戻しておくか、トラックと一緒に査定に出すことをおすすめします。

 

査定中は、査定員と一緒にトラックを見て回ることをおすすめします。

手間はかかりますが、一緒に見て回ることで査定員がどこをどのような基準で評価しているのか知ることができますし、査定額が上がりやすくなります。

 

査定後、不明点や高価買取が見込めるポイントなどを質問すると答えてもらえるかもしれません。今後トラックを買取ってもらうときの参考になりますね。

 

 

■高額買取を狙うためのポイント

 

 

それでは最後に、どうすれば高額買取を狙えるのか、ポイントを4つご紹介いたします。

今回の記事の総まとめのような内容になっていますので、おさらいをしていきましょう。

 

 

・トラック買取専門店を利用する

一番のポイントはやはりトラック買取専門店を利用することです。

トラック買取専門店では、トラックに詳しく経験と知識が豊富な査定士によって、適切な価格をつけてもらえます。買取店は中古トラックの販売を行っていることが多いので、需要が高く、価値が高いと判断されたトラックは高額査定を狙うことができます。

特に直営店を持っている業者であれば、中間マージンをとられる心配もないので、余計な出費で買取額が減ってしまうなんて心配も必要ありません。

海外にも販売拠点がある業者だと、海外で日本の中古トラックは非常に需要が高いので、更に高額買取を狙うことができます。

不動車、事故車、車検切れのトラックにも対応してくれる業者も多いので、一般的には避けられてしまうようなトラックでも値段がつくというのは嬉しいですね。トラックにトラブルがある場合は、なおさらトラック買取店を利用することをおすすめします。

トラックの買取業者を選ぶ基準としてまずは業者の直営店があることと、海外に販路を持っている業者がおすすめですよ。

 

 

・複数の業者に査定を依頼する

何社も連絡をして査定をするのは面倒ですよね。そこでおすすめなのが、ネットでの一括査定です。ネットで必要な情報を入力すると、色々な業者が値段を見積もってくれます。

後日、営業の電話やメールがたくさん届いて嫌だと感じる方もおられるかもしれませんが、業者によってはしつこい営業の連絡はしないとホームページに記載されているところもありますので、ホームページなどを注意深く見ておきましょう。

トラックには具体的な買取の相場がありません。買取価格は時期に合わせて需要の高い車種が増えることによって常に変動していますので、買取の目安を知るためには複数の業者に査定をしてもらうのが一番です。現在の平均的な売却の値段が分かりますし、もっとも高価な査定を出してくれた業者にそのまま実際の査定を依頼することもできます。

ただし、業者によっては手数料や諸費用を上乗せすることもあるので、査定前に必要な費用や、手数料の確認をしておくことをおすすめします。

 

 

・洗車と清掃

普段気を遣ってトラックを乗っていても、夏場などは背中に汗をかいてシートに染み込んで臭いの原因になってしまうことがあります。

また、トラックに乗った状態で食事をとったり、タバコを吸っていると、いつの間にか車内に臭いが付着してしまいます。特にタバコのヤニ汚れは、車内の変色や汚れの原因になってしまいます。面倒に感じるかもしれませんが、タバコを吸う時はトラックから降りて吸うなど、将来的にトラックを売却する予定があるなら気を遣う必要があります。

臭いが残らないよう、日頃からこまめに消臭スプレーをかけておくというのも重要です。

自分では普段から乗っているので気が付かなくても、他人にはキツイ臭いだと感じてしまうこともあるので、家族や友人に臭いのチェックを協力して行ってもらうと客観的な意見が聞けますよ。

査定では車内の臭いもマイナスになってしまう要因のひとつです。査定前にはドアを全て開いて換気をしっかり行い、消臭スプレーで少しでも臭いを弱めるようにしておきましょう。

洗車は無理に強く擦り過ぎると、逆に塗装が剥げてしまったり、傷ができる原因になります。優しく全体を洗って目立つ汚れを落とすか、柔らかい布で拭いておく程度にとどめておきましょう。ピカピカで新車のようにきれいにする必要はありません。多少の汚れが残っていても、査定員はプロなので、しっかり判断を下してくれます。

 

 

・査定は純正パーツも一緒に

純正パーツが揃っているとプラス査定になります。もし使用しているパーツを他社製品と交換している場合も、査定の時には一緒に純正パーツを見てもらうようにしましょう。

社外パーツをつけている場合は、保証書を残しておくというのもポイントです。箱などもあれば用意しておきましょう。ボロボロになっていても、箱があるだけでプラスになる可能性があります。

純正品でなくても、不要なパーツがあるという場合は査定の時に一緒に出してしまうというのも、高額査定を狙えるポイントですよ。もし使っていないパーツがあれば、業者に相談してみましょう。

また、今後新しくパーツを買う時も、保証書の管理と箱は残しておくことをおすすめします。

 

 

■まとめ

 

トラックは普通の車とは違い、相場が分かりづらいというのが売りづらさを感じる一因でもあると思います。もしかしたらせっかく買取の依頼をしたのに、「この状態では値段がつけられませんね」と無料で引き取られてしまったことがある方もいるのではないでしょうか?

残念ながら、トラックの買取業者には悪質な業者もいますので、事前の査定と実際の買取金額が大きく異なっていたり、無償、または有料での引き取りにされてしまうことがあります。そんな悪質な業者に依頼することは避けたいですよね。

 

トラックの買取業者を選ぶ時は

①販売実績がきちんとある

②口コミで具体的な内容についての評価がされている

③査定のときや電話で自分と合いそうな業者か判断する

④直営店があり、広い販路を持っている

以上の4つを重視するようにしましょう!

 

今回ご紹介しました5つの業者は全て優良な業者です。実際の口コミを見ていただいても、高評価を獲得しているところばかりなので、安心してくださいね。

業者にも個人によって相性があるので、いくらネットや口コミなどで評価が高い業者でも、本当にその業者を信頼できるかや、いいと感じるかは実際にやり取りをしてみないことには分かりません。まずは相性を知るためにも、無料査定を行うところから始めてみませんか?

買取以外にユンボの処分方法はある?買取がおすすめな理由公開!

使わなくなったユンボはどのように処分するのがもっともお得なのでしょうか。

さまざまな方法がありますが、おすすめの処分法は買取かもしれません。

ここでは「なぜ買取がもっともおすすめなのか」ということと、査定前にしておきたいことや、人気の高いユンボメーカーなどをご紹介いたします。

 

 

 

■ユンボの処分方法は3つ

 

不要になったユンボの処分方法は3つあります。

それぞれのメリットとデメリットをご紹介いたします。

 

・解体処分をする

解体処分はスクラップ業者に依頼して行います。

大抵の場合は鉄スクラップ買取費用から作業費用が引かれてしまいます。

 

メリットは確実に処分してもらえるところですが、買取費用よりも解体作業費の方が高くつく可能性があることと、多くの手続きが必要な点はデメリットといえるかもしれません。

 

・下取りを依頼する

一般的に多いのが買い替えのために古いユンボの下取りに出すケースです。

購入業者に下取りを依頼すれば、手続きが簡単に済みます。

また下取りと同時に新車購入が行えるメリットがあります。

デメリットがあるとすれば下取り査定額が低くなることです。

 

・買取を依頼する

買取業者なら不動車や故障車であっても買取ってくれることがあります。

状態の悪いユンボでも買取査定を依頼してみましょう。

意外な高額査定もあり得るかもしれません。

 

オンライン査定を利用すると、一括で複数の業者から見積もりがとれるので、売却の手間を省きたい方にとっては手軽に利用できるというメリットがあります。

 

 

■査定前に知っておこう!

 

ユンボの査定をスムーズに行うために、事前に知っておきたいことや、必要な物についてご紹介いたします。

 

・オンライン査定では5つの質問がある

買取業者で聞かれる代表的な質問は次の5つです。

 

①メーカー

②車種

③稼働時間

④重機の種類

⑤型式

 

オンライン査定でも同様の項目を尋ねられます。

高額査定を希望するなら、冷やかしやごまかしをせず正直に回答しましょう。

あらかじめ答えやすいように内容をまとめておくと後々便利です。

 

・必要書類を揃えよう

ユンボなどの重機類は大型特殊か小型特殊かで必要な書類が異なります。

一般的に必要とされる書類の一部をご紹介いたします。

 

  • 車検証
  • 印鑑登録証明書
  • 委任状
  • 納税証明書
  • リサイクル券
  • 自賠責保険証明書
  • 譲渡証明書

 

手続きの際、実印も必要になります。

 

 

■どのメーカーのユンボが人気?

 

最後に、人気の高いユンボのメーカーやキャタピラの種類についてご紹介いたします。

 

・人気が高い国内3社

ユンボの国内シェア1位はコマツです。

2位が日立、3位がコベルコとなっており、車種によって人気の高いメーカーが分かれているという特徴があります。

 

ユンボの買取相場に関してはコマツ、日立、コベルコは高めの査定額がつきやすい傾向があります。理由としては「耐久性が高く信頼できるメーカー」として国内外から高い評価を受けているからです。

 

・キャタピラの素材について

ユンボのキャタピラにはゴム製と鉄製があります。

国内ではゴムキャタピラ、海外では鉄キャタピラに人気が集中します。

 

鉄キャタピラのユンボを売却するなら、販路が海外まで展開されている買取業者を選んだほうが手間と時間が省けて高価買取も期待できます。業者の販路やネットワークに注視し、複数の業者で見積をとるとよいでしょう。

 

 

基本的にユンボは汎用性が高く需要も安定しているので、古い年式や不動車であっても高額査定のつきやすい重機です。

 

ユンボを納得価格で売却するなら、是非一度キントラのホームページをご覧ください。

豊富な種類のユンボを買取しております。

 

 

 

 

 

故障した重機の買取金額は?重機の現状と買取のコツ

故障した重機や動かなくなった重機はどうしていますか?

「どうせ買取は無理だろう…」と諦めるのは早いですよ!

重機は故障していても高価買取金額を狙えることがあります。

今回は高価買取金額が期待できる故障や、重機買取のコツをご紹介したいと思いますので是非役立ててくださいね!

 

 

 

■どんな故障なら高価買取金額がつく?

 

最初に高価買取金額が期待できる故障と、できない故障についてご紹介いたします。

 

・高価買取できる故障

軽整備で直せるような故障は高額買取金額がつきやすくなります。

具体例を挙げると、バッテリーの交換やパッキン、シールで修理することができる故障です。

重機を使用していると、どうしても傷や凹みができてしまいますが、現場作業に支障がなさそうなものは査定に影響しません。

 

・高価買取できない故障

査定金額に大きく影響する故障は、部品の損傷や劣化がひどいケース、オーバーホールが必要なエンジンの不調などがあげられます。

 

部品の損傷や劣化、不調は大規模な修理が必要になるので大きなマイナスになってしまいます。

 

 

■故障した重機にも値段はつく!

 

大きな重機の場合、価値がなくなることはありません。

たとえ大きなダメージがあったとしても、買取ってもらうことは可能です。

 

・買取金額が低くても買い取ってもらえる

重機は鉄でできているので、たとえ動かなくなっても資源としての価値を見出せるからです。

 

・使用できるパーツにも注目!

分解パーツとしての需要も高いので、使えるパーツだけ外して売ったり、エンジンを乗せ換えて販売することもあります。

 

たとえ不動車であっても再利用できるパーツが多いと判断されれば高額買取金額が期待できます。

 

・故障は直してから査定してもらうべき?

普段から重機を使用している方の中には、修理ができるほど知識がある方もおられると思います。

ですが頑張って直しても、あまり査定額に反映されないかもしれません。

 

試しに一度直さない状態でネット査定にかけてみましょう。

次に不具合が直った状態の重機を査定にかけます。

買取金額の差と、修理に必要な費用がいくらかを計算して判断しましょう!

 

 

■重機買取のコツ

 

最後に重機の買取金額をアップさせるコツや、買取を依頼する際のポイントをご紹介いたします。

 

・付属品やアタッチメントをセットで売る

不要なアタッチメントがあれば、重機と一緒に買取に出すことをおすすめします。

アタッチメントだけでも価値があるのですが、重機とセットにすることでセット販売しやすくなり、買手が早く見つかるようになるため、査定金額にも反映されやすくなります。

 

・書類の準備は早めに

小型の重機と大型の重機では必要な書類が異なります。

どちらにせよ売却の際には多くの書類が必要になるので、早めに書類の準備をしておきましょう。

余裕があれば査定前に用意しておくと、話がスムーズに進みます。

 

・買取金額アップを狙うなら1~3月!

新車・中古に限らず、重機の売買取引がもっとも盛んになるのは1~3月です。

 

この時期に取引が集中する理由は、企業の決算期と関係があります。

重機の販売メーカーは、自社の販売台数を増やそうとキャンペーンを打ち出します。

 

キャンペーンを知った顧客は重機の買い替えを検討し、使用中の重機を売却しようと考えます。不要になった重機はディーラーの下取りに出されたり、買取専門店に持ち込まれます。

 

買取業者は在庫を回転させようと積極的に動くので、この時期に重機を売りに出すことで高額買取金額が期待できるという仕組みができます。

 

 

キントラでは書類なし、車検切れ、故障車、事故車も高価買取を行っています!

他社の買取金額に満足いかないという方は、是非一度キントラまでご連絡ください。

ホームページでは取引実例も公開しておりますので、安心してお取引いただけます。

 

 

 

 

 

トラックの査定前の洗車は無駄!?リアルなトラック買取情報

トラックを査定に出す前に洗車や修理をしていませんか?

できるだけ高額査定を狙うためにもトラックがきれいな状態であることは良いことですが、査定前に洗車や修理をしても無駄なことがあります。

どういった場合に無駄になってしまうのか、逆にプラス査定にするには何をすればいいのか、今回は理由と合わせてご紹介したいと思います。

 

 

 

■無駄になってしまうかもしれない!?査定前の行動

 

高額査定を狙ってとった行動が無駄になってしまうのは悲しいですよね。

場合によってはお金や時間もかかるので、できれば避けたいと思うのは当然のこと。

ここではどういった行動が無駄になってしまうのかをご紹介いたします。

 

・洗車

トラックが汚れているので査定の前に洗車を行う方も多いと思います。

買取業者によっては査定前に自社で高圧洗浄を行うことがありますので、無駄になってしまうことがあります。

 

洗車をした方がいいか査定前に業者に聞いてみることをおすすめします。

洗車が不要な場合は、柔らかい布やタオルで車体を拭く程度で十分なことがありますよ。

 

・修理

トラックの状態がよくないので修理に出すというのも、無駄になってしまうことがある行動です。

トラックは中古車だけではなく、パーツの需要も高いので、場合によっては解体してパーツとして売られることがあります。

 

せっかく修理したのに分解されると修理は無駄になってしまいますので、修理の規模や修理費用を参考に、本当に修理をした方がいいのか判断しましょう。

 

 

■査定時に重視されるのはエンジン!?

 

トラックの査定で重視されるポイントで大きな割合を占めているのがエンジンです。

具体的にエンジンのどういった部分が評価されるのかなどをご紹介いたします。

 

・エンジンはトラックの心臓

トラックを含む乗り物の心臓ともいえるエンジンは、メンテナンスがしっかりと行われている場合は査定額が大きくアップすることがあります。

 

修復歴もエンジンの場合では非常に査定に影響を与えやすくなっています。

フレーム部分の交換や溶接、修正は修復歴車として扱われ、査定額が大きくマイナスになりますので日頃から大切にトラックを扱うことが大切です。

 

・バッテリーは上がっていてもOK

バッテリーが上がっているから査定前に交換しておこうかな?と考える方もおられるかもしれませんが、バッテリーは消耗品になるので必要ありません。

寿命の確認は行われますが、査定にはあまり影響を与えない部位です。

 

買取業者ではバッテリーの上がった状態のトラックを査定する為に必要な設備が整っていますので、バッテリーが上がったまま査定に出しても問題ありません。

 

 

■エンジン部分のマイナス査定要因とは?

Close up, Pouring motor oil to car engine.

 

最後にエンジン部分でマイナス査定になりやすい要因をご紹介いたします。

全部で3つありますので、トラックを査定に出そうと考えている方は要チェックですよ!

 

・修復歴

無事故のトラックや、修理がないトラックは非常に厳しい条件ですが、その分価値が上がります。

 

日本自動車査定協会によると、骨格部分が損傷し、修正や交換を行った経歴を修復歴としています。

トラック全体に影響を与える修復歴ですが、特にエンジンルームの修復歴は大きなマイナスになりがちです。たとえ事故を起こしていなくても、修復歴には記載されることを覚えておいてください。

 

・エンジンオイルは定期交換が大事!

定期的な交換を行っている場合は問題ありませんが、エンジンオイルの交換を怠っていると、オイルに汚れや濁りが発生するので、マイナス査定になってしまいます。

古いエンジンオイルを使い続けることは故障やトラブルの原因になりますので、定期的に交換しておくことが重要です。

 

また、査定前だけオイル交換をしても、査定士の中にはエンジンルームや廃棄ガスのニオイで普段の状態がわかる人もいますので、ばれることがあります。

 

・エンジンルームの洗浄は要注意!

外装や内装の掃除だけではなく、エンジンルームの清掃は高額査定に繋がりやすいポイントです。

 

しかしエンジンルームはオイルを使用しているため、水洗いだけではなかなかきれいにならない場所です。

クリーナーやブラシで洗浄をすることになりますが、この際に絶対に水をかけてはいけない電線の接続部分などがあります。

知らずに水をかけてしまうと錆びてしまったり、故障に繋がります。

エンジンルームの洗浄を行う際は、慎重かつ丁寧に行うことを心がけてください。丸洗いや高圧洗浄機の使用は禁物ですよ!

 

デリケートなエンジン部分はトラックを動かす動力ですので、こまめにメンテナンスを行うことが高額査定への近道になります。

 

まだ売却を考えていない方も、是非トラックの扱いに気を付けて高額査定を狙いましょう!

 

 

 

 

 

ダンプの査定金額に満足できない!【ダンプを高く売る方法】

ダンプを買取ってもらおうと査定に出したら、査定金額の低さにびっくり…そんなことは避けたいですよね。

愛着のあるダンプを高く売るにはどうしたらいいのでしょうか?

今回はダンプの査定に影響を与えるポイントと、プラス査定が期待できるかもしれない(!?)方法についてご紹介いたします!

 

 

 

■ダンプの査定で大きく金額を下げるのはここ!

 

はじめにダンプの査定金額に影響を与えやすい箇所を2つご紹介いたします。

 

・エンジンオイル

ダンプのエンジンオイルは定期的に変えていましたか?

エンジンオイルの劣化、汚れ、滲みはエンジントラブルやダンプの故障につながるため、ダンプの手入れを怠っていたと判断され、査定金額が下がってしまうことがあります。

 

査定前にエンジンオイルの状態を確認し、必要があれば手入れをしておきましょう。

 

・ホイストシリンダー

ダンプのパーツでもっとも酷使される「ホイストシリンダー(油圧シリンダー)」。

ホイストシリンダーが傷んでいると、荷台が上がりきらなかったり、作業中に荷台が下がったりといったトラブルを引き起こします。

 

日頃からホイストシリンダーのメンテナンスをしっかり行っておくことが重要です。

直前になってから修理すると、想像以上に修理費がかかるかもしれないので注意が必要です。

 

 

■ダンプ売却方法は3つ

 

ダンプを売却する方法は大きく分けて3つあります。

ここではそれぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。

 

・ディーラー

もっとも一般的な方法として、ディーラーで下取りをする方法があります。

 

【メリット】

ダンプを購入したディーラーに依頼すれば、整備から売却まで一貫して任せられるという安心感を得られます。

またダンプを下取りに出すと同時に、次のダンプ購入に必要な手続きも行えます。

 

【デメリット】

ディーラーは販売がメインなので、中古ダンプの販売ルートを持っていません。

そのため外観の状態や年式の古さによっては下取りを断られることもあります。

買取ではなく下取りなので価格が相場より低くなりやすいこともデメリットのひとつです。

 

・ネットオークション

ネットオークションを利用すれば、個人間でダンプの売買を行うことができます。

 

【メリット】

業者を挟まないので手数料が発生しません。

需要が高い車種であれば高額で買い取ってもらえる可能性が高くなります。

ダンプを出品しておくだけで買い手が見つかるため、売却に時間をかけたくないという人も手軽に利用できます。

 

【デメリット】

業者を挟まないので、書類の手続きや代金のやり取りに手間取ったり、ダンプの輸送トラブルが起こりやすくなります。

落札者がどんな人なのか分からないというリスクがあります。

 

・中古トラック買取店

中古トラックの買取店が近くにある場合や、出張査定が可能な業者はおすすめです。

 

【メリット】

中古トラックの知識が豊富なので、安心して売却することができます。

幅広い販売ルートを持つ業者なら、ディーラーに下取りを依頼するよりも高額な査定金額が期待できます。

 

【デメリット】

事前に買取相場を把握しておかなければ、安い査定金額を提示されてしまうことがあります。三転ダンプなど特殊な形状のダンプは状態によって査定金額が下がる可能性があります。

 

 

■査定金額を上げるポイント

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ダンプの査定金額を少しでも上げるためには、以下の3つのポイントを確認しておきましょう。

 

・純正パーツの有無

奇抜な車外パーツをつけているとマイナス査定されるおそれがあるので、査定前に純正パーツへと戻しておきましょう。

取り外したパーツは買取専門業者に持ち込んで買取りを依頼するのもひとつです。

 

・スペアタイヤ

荷台の下には緊急用のスペアタイヤがついています。

スペアタイヤがない場合は、溝の深いタイヤを用意しておくとマイナス査定を避けることができます。

 

・関係書類が揃っているか

ダンプを購入した際の書類は揃っていますか?

ダンプの取扱説明書のほかに、オプションパーツの説明書や定期点検整備記録簿が揃っていないと査定金額が下がってしまいます。

特にダンプの取扱説明書と定期点検整備記録簿は査定金額に影響を与えやすい書類なので必ず用意しておきましょう。

 

愛用していたダンプは相棒とも言える存在ですよね。

今まで一緒に頑張ってくれたダンプを売るなら、是非キントラをご利用ください!

 

 

 

 

ダンプで高額買取金額が狙える種類は?人気の種類公開

ダンプにはいろいろな種類がありますが、高額の買取金額を狙えるのはどんな車種だと思いますか?

売却を予定しているダンプが人気の車種だったら嬉しいですよね。

今回は高額買取が狙えるダンプの車種や、どうすれば買取金額アップが狙えるのかについてご紹介いたします。

 

 

 

■人気ダンプ車種3種類

最初に注目されやすい3車種と人気の理由についてご紹介いたします。

 

・①ダンプクレーン

汎用性の高い「ダンプクレーン」は、ダンプのなかでも人気のある車種です。

ダンプとクレーンの2役をこなすダンプクレーンは、荷物を吊上げた後そのまま荷台に乗せて運搬でき重機の数を減らすことができます。

中古車でも重要が高く、高価買取金額が期待できる車種です。

 

・②ローダーダンプ

中古市場で出回る数が少なく、常に需要が高い「ローダーダンプ」。

ローダーダンプは重たい荷物や重機を運搬できるほどパワフルな車種です。

荷台が傾くだけでなく、そのままスライドして接地させることも可能なので非常に便利なダンプとして人気です。

新車でローダーダンプを購入すると、とても高価なうえ納車までに時間がかかります。

新車よりも安く買えてすぐに納車できる中古ローダーダンプはとても魅力的な車種です。

 

・③Lゲートダンプ

「Fゲート」と呼ばれる後方ゲートを開くと荷台がフラットな形になります。

一方ゲートの開閉方法が上付き下開きの「Lゲート」は、積み下ろしの際に荷物を支える必要がなく、積載物をスムーズに移動させることができるという特徴があります。

どちらも使い勝手が良いダンプで、一般的にLゲート=Fゲートという認識です。

 

 

■土砂禁ダンプと土砂ダンプはどちらが人気?

 

ダンプは大きく「土砂禁タイプ」と「土砂タイプ」の2つに分かれます。

ここではそれぞれのダンプの需要についてご紹介いたします。

 

・土砂禁ダンプについて

土砂禁ダンプは積載量を超えやすいので土砂などを運ぶことはできません。

産業廃棄物の処理、家畜の飼料、家屋や建造物の解体で発生した廃材など軽くてかさばるものを運ぶときに使われます。

土木作業以外に需要があるので、形状と買取業者によって値段が変動しやすい種類です。

 

・土砂ダンプについて

土砂禁ダンプに比べて荷台のあおりが低く、土や砂などを運びます。

中古の土砂ダンプは海外需要が高く、車体に多少の傷や凹みがあっても高価買取が期待できます。

近年は国内需要も高まっており、震災後の復興や道路の整備現場などに使われます。

常に安定した需要のある車種です。

 

 

■ダンプで高価買取金額を狙うには

Work of the excavator at quarry. Loading sand into a dump truck.

 

ダンプカーの買取金額を高くするためには次の3つのポイントを押さえているかが大切です。

 

・大型のダンプは積載量がポイント

大型ダンプの積載量は査定時の重要なポイントです。

大型ダンプは一度にたくさんの荷物を運ぶことができるので作業効率が良く、長期的な運搬コストを抑えられることから、安定して買取金額が高い傾向にあります。

 

・ダンプに査定相場はない!?

自家用車と異なりダンプのような特殊車両は査定相場が存在しません。

色やデザインといった外観に流行がなく、実用性と需要の高さがポイントになるからです。

買取金額アップを狙うなら、車体や座席に汚れや傷みがなく、エンジン内の状態をきちんと保ちましょう。日頃のメンテナンスしだいで買取手がつきやすくなります。

 

・業者選びのコツ

ダンプの買取業者を選ぶポイントは「幅広い車種のダンプの取り扱い」があり、「販売ルートが豊富」な業者かどうかです。

おすすめの確認方法はホームページの掲載内容です。

買取実例を紹介している業者もあるので、自分が売りたいと思ったダンプが扱われているか、また買取金額の相場や取扱いダンプの状態を参考にすることができます。

キントラでは中古ダンプの買取実例をホームページ内にて公開しております。

高価買取車輌ランキングも定期更新していますので、是非一度ご覧ください!