買取りトラック記事

バスで多い故障は何?対処法などをご紹介します!

多くの乗客を乗せるバスは不具合が起こると業務に大きな影響を及ぼしてしまいます。もし故障が起きたら迅速に対応することが必要です。
今回はバスで多くみられる故障と対処法についてご紹介いたします。

 

■バスで置きやすい故障の内容

まずはバスで故障が多いとされている場所を5か所ご紹介いたします。

 

・エア

バスを含む、トラックなど大型の車両にはエア(圧縮空気)が使用されており、主にブレーキの動作を行っています。
バスの場合、エアはクラッチやドアの開閉などにも使われています。エアが故障すると空気が重鎮されなくなり、バスが正常に動かなくなってしまいます。

 

・扉

エアが十分にない状態以外に、人や物が近くにある状態だと、バスの安全装置が作動して警告灯が点灯します。
警告灯が点灯している状態では扉の開閉が行えません。しかし、警告灯が点灯していないにもかかわらず扉が動かなくなることもあります。

 

・警告灯

水温が上がりすぎると水温警告灯が点灯します。水温が上がりすぎるとエンジンがオーバーヒートを起こしてしまいます。
警告灯の点灯以外にオイル焼けの反応やエンジンから発煙しているとオーバーヒートの可能性が高いです。
しかし、中には水温が高くなっていないにもかかわらず警告灯が点灯することもあります。

 

・エアコン

路線バスの場合は頻繁に扉が開閉することに加えて車体が大きいため、車内の温度が冷えにくく暖まりにくい状態になります。
普通自動車に比べて高性能のエアコンを搭載していますが、エアコンガスが不足して冷房が効きづらい、冷却水が不足して暖房が効きづらいといった故障が発生することもあります。

 

・運賃箱

最近はICカードや電子マネーを利用する乗客が増えていますが、現金を使う乗客もまだまだ多くいます。
ICカードや電子マネーが使えない場合は運賃箱の故障が考えられますが、両替機の場合は旧硬貨や旧紙幣に対応できないといったことが原因であることも考えられます。

 

■バスの故障時にできる対処法

不具合が起きた時、すぐに対処することで乗客への影響を軽減することができます。ここからは故障が起きた際の対処法をご紹介いたします。

 

・エア

通常ならバスのエンジンが動くと同時に重鎮されますが、エアが重鎮されない場合は修理が必要になります。
エアが正常に作動するかは始業前の点検時に必ず確認し、速やかに整備できるように努めましょう。エアの故障を放置すると運転中に支障が出るため非常に危険です。

 

・扉の故障

周囲に人や物がない場合は、まず扉のセンサーが汚れていないか確認しましょう。
汚れがある場合は拭き取ります。エアの不具合が原因の場合は、手動で開け閉めをすることになります。

 

・オーバーヒート

オーバーヒートを起こす原因は冷却水の不足です。まずは冷却水が十分にあるか確認しましょう。
車体の下から水が出ている場合や冷却水の減りが早いと感じた時は冷却水が漏れている可能性を疑いましょう。

 

他にもウォーターポンプの故障で、冷却水がうまく循環されずオーバーヒートを起こしてしまうこともあります。
また、水温が正常であるにもかかわらず水温警告灯が点灯しているなら、水温センサーの故障が原因かもしれません。
オーバーヒートは重大な事故を引き起こす原因になるので、速やかに車両交換を行ってください。

 

・エアコンの故障

エアコンは冷房と暖房で考えられる原因が異なります。
冷房の場合はエアコンガスの不足、暖房の場合は冷却水の不足が考えらえます。どちらも自分で補充することができます。
また、暖房が効かない場合はサーモスタットの不具合も考えられます。冷却水が十分にある場合はサーモスタットの交換を行ってみてください。

 

・運賃箱の故障

電子決済に対応している運賃箱の場合は、一度リセットすることで直ることがあります。
もし改善されない場合は、バス会社の規定に則った対応をしましょう。

 

 

バスは交通インフラに欠かせない重要な存在です。故障が起きた時は乗客に不安を与えないよう慌てず冷静に対応しましょう。

 

ユニック車の修理で知っておきたい!故障しやすい場所と注意点

ユニック車は重たい荷物の移動などに使われるため、負担がかかり故障することがあります。もし故障したらどうすればよいのでしょうか。
今回はユニック車の修理についてご紹介いたします。もしもの時に備えて、ユニック車の修理について知っておきましょう。

 

■ユニック車で修理が必要になりやすい場所

まずはユニック車で修理が必要になりやすい場所を5点紹介いたします。

 

・ブーム

ブームが故障すると、クレーンとして使うことができなくなってしまいます。ブームを動かし、エンジンを停止させると上げたブームが勝手に下がってしまう故障もあります。また、ブームそのものに故障箇所がなくても、操作レバーなどが故障することで影響を及ぼすこともあります。

 

・アウトリガー

アウトリガーはクレーンを使っている際に、車両が傾かないように支える役割をします。アウトリガーは油圧で動く仕組みで、PTOによってエンジンの回転の力を油圧に変化させて動かします。クラッチをしっかり踏み込んでPTOスイッチを入れることで解消されることが多いですが、アウトリガーが動かない場合は、油圧装置の故障なども疑ってみてください。

 

・PTOのスイッチ

PTOが正常に動作しない場合は、PTOスイッチの故障、シャフトの故障、配線が切れているケースなどが考えられます。
ユニック車の場合、PTOは油圧を必要とするブームやアウトリガーなどさまざまな部位に作用します。PTOを入れたまま走行すると、走行中に大きな力が油圧装置にかかってしまい、故障の原因になります。走行中は忘れずPTOを切るようにしましょう。

 

・安全装置

安全装置には種類があり、ワイヤーの過巻き防止、未格納警報、高さ制限などに搭載されています。安全装置が故障すると意図しない時に作動して、作業の妨げや事故につながる危険性が高まります。ユニックを安全に使うには定期点検を行い、安全装置がきちんと作動するか確認しましょう。

 

・ラジコン装置

ラジコン装置はユニック車のクレーン操作に欠かせません。ラジコン装置の電波状況が悪いと、クレーンに正常な指示が出せなくなります。電波が悪いだけなら、ユニック車に近づくことで改善されることがあります。また、ラジコン装置は電池切れにも注意が必要です。
電波状況や電池に問題がないにもかかわらずラジコン装置が使えない場合は、ラジコン装置の故障またはクレーンの受信機が故障している可能性が考えられます。

 

■ユニック車に関する注意点

ユニック車の修理に関する注意点を4点ご紹介いたします。

 

・定期的なオイル交換

ユニック車は動作による負荷を軽減させるために給脂が必要です。故障を防ぐためにも可動部の給脂はこまめに行いましょう。
また、クレーンを作動させるにはギアオイルが必要です。ギアオイルはクレーンの使用によって汚れや劣化が発生します。ギアオイルの状態もこまめに確認し、定期的に交換するようにしてください。

 

・ワイヤーロープの交換

ワイヤーロープは消耗品なので、劣化が見られたらすぐに交換してください。交換目安は素線の10%以上が切れている、直径減少が7%以上、腐食やもつれ、曲がりなどが見られる状態です。

 

・点検の徹底

ユニック車の修理回数を減らすには点検が欠かせません。作業前点検、月次点検、年次点検は必須です。法令でも定められていることなので、徹底するよう心がけましょう。

 

・買い替えの方が安くなることがある

ユニック車はクレーンが故障しても平トラックとして使うことができますが、クレーンを搭載する場所がある分、同サイズの平トラックに比べて積載量が少なくなります。
できれば修理をして使うことをオススメしますが、修理内容によっては買い替えをした方がコストを抑えられることもあります。
中古のユニック車ならお得に買い替えができることもあるので、選択肢の一つとして入れて検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

ユニック車はさまざまなシーンで活躍します。長く大切に乗るためにも必要な点検と修理をきちんと行いましょう。

トラックの修理にはどれくらい費用がかかる?タイプ別修理費用の相場ご紹介!

よく使うものは意図せず故障することがありますよね。トラックによく乗る方にも覚えがあるのではないでしょうか。

今回はトラックの修理費用相場を部位別にご紹介いたします。今まで修理が必要なかった方も、万が一に備えて知っておいてくださいね。

 

■トラックの外装でかかる修理費用相場

トラックの修理費用は車種や車体の大きさによって異なります。一般的に車体が大きく頑丈なトラックは部品の製造コストがかかるため、それに伴って修理費用も高額になります。

まずはトラックの外装に多い修理について4種類をご紹介いたします。

 

・バンパー

何かにぶつかったり、走行中に石を弾いてしまうことが多いバンパーは修理が多くなる場所です。バンパーの修理費用は傷の大きさなどで異なります。
小さな傷の場合1万円程度で修理可能ですが、範囲が広くなると高額になります。全体を交換する場合は5万円から20万円と非常に差が出てきます。
また、へこんだ場合も傷同様に範囲が広くなると高額になります。小さなへこみは1万円以下で直せることもあります。

 

・ドア

開閉時にうっかり傷をつけてしまいがちなドアも修理頻度が多い場所です。
塗装が剥げた場合は数千円で修理できますが、傷やへこみの範囲が大きくなるとバンパーの修理費用と同じくらいの費用がかかります。
損傷がひどく、交換が必要な場合は10万円以上必要になるケースもあります。

 

・荷台

トラックの荷台は荷物と直接触れ合うため、摩擦や積み下ろしの衝撃によって損傷しやすい場所です。とくに、平トラックなど屋根がない車両は塗装が剥げた状態で走行し続けると、傷ついた場所が酸化してサビの発生にもつながります。定期的に床板の交換を行いましょう。
床板の交換費用はトラックのサイズによって相場が異なり、小型は6万円、中型は9万円、大型は12万円程度とされています。ただし使用する床板の種類によって費用が異なります。

 

・タイヤ

タイヤは消耗品なので適切なタイミングでの交換が必要です。一般的に3年ごとの交換が推奨されていますが、タイヤの減りやスリップサインが出ている場合は、3年未満でも交換するようにしましょう。
1本あたりの交換費用は500円からが相場ですが、タイヤを持ち込む場合は1,500円からが相場となっています。

 

■トラックの内装でかかる修理費用相場

続いてトラックの内装に関する修理費用を3種類紹介します。

 

・シート

運転席のシートは摩擦や体重により徐々に破れていきます。シートが傷むと運転中に感じる負担が大きくなるため、できるだけ早く修理することをオススメします。
擦り切れや穴は2万円以下で修理可能ですが、シートの張り替えになると5万円ほど、シートを丸ごと交換する場合は最大20万円ほどかかることもあります。費用はシートの素材などによって変動しますので、修理を依頼する際に確認しておきましょう。

 

・エアコン

荒れた道を走行し続けたことで部品が故障し、エアコンから異音や異臭がしたりすることもあり、あまり効かなくなります。違和感がある場合は修理に出しましょう。
エアコンの修理費用で特に高額になるものが、コンプレッサーやコンデンサの修理です。相場として8万円前後が必要となります。
エアコンに使用する冷却ガスの漏れや詰まりの修理費用は、4万円前後が相場とされています。

 

・エンジン

車の心臓部であるエンジンは、修理費用が高額になりやすい場所です。放置すると走行不能になることもあるので、異常が起きた場合はすぐに修理に出しましょう。
エンジンを丸ごと交換する場合は数百万円ほど必要になるかもしれません。修理内容によっては買い替えも視野に入れたほうが良いでしょう。

 

 

決して安くはないトラックの修理費用ですが、安全で快適な走行をするためにはこまめな修理を心がけてください。買い替えを検討する場合は、中古トラックの購入で費用を抑えることもできます。

寿命が長いトラックは中古車でも大活躍!トラックの寿命を延ばす方法は?

トラックドライバーの方には常識かもしれませんが、トラックの寿命は普通自動車に比べて長くなっています。そのため、トラック買い替えの際は中古トラックも非常に重宝されます。

なぜトラックは普通自動車よりも寿命が長いのでしょうか。

今回はトラックの寿命が長い理由や、よりトラックの寿命を延ばす方法をご紹介いたします。

■普通自動車とトラックの寿命の違い

 
まずは普通自動車とトラックの寿命、そして違いについてご紹介いたします。

 

・普通自動車の寿命

一般的に、普通自動車は走行距離が10万~15万kmになると寿命、買い替え時期とされています。この数字はエンジンが正常に作動する距離とされており、これを超えると故障や不具合が発生しやすくなると言われています。

ですが、定期的にメンテナンスをしたり、こまめに消耗品を取り替えたりすることで、寿命を延ばすことも可能になります。

 

・トラックの寿命

一方トラックの寿命は、大型の場合で約70万km、中型の場合で約40万~50万km、小型の場合は約20万kmとされています。寿命に至る走行距離は、小型でも普通自動車よりは長いことがわかります。

 

・なぜこれほど寿命が違う?

 

 

多くのトラックは高速道路をよく利用します。高速道路の走行中はブレーキを使う頻度が減り、また整備されている道なので他の道路に比べてエンジンが長持ちしやすくなっています。

特に、大型は小型よりも高速道路を走る機会が多く、平均寿命を延ばす理由の一つとして捉えることができます。また、トラックは走行距離が長いため、もともと頑丈に作られていることも理由と言えるでしょう。

 

ただし、高速道路を走るトラックでも、積載量が多ければエンジンに負荷がかかるので寿命は短くなってしまいます。

 

・中古トラックを購入する際のポイント

中古市場において、車の状態は走行距離をもとに評価される傾向にあります。

走行距離はパーツの摩耗度合いを計る目安となるからです。

メンテナンスがきちんと行われていたトラックなら、走行距離が長くてもまだまだ使用することができます。どうしても摩耗が気になるようであれば、できるだけ走行距離が少ないトラックを選ぶようにしましょう。

 

■どうすればトラックの寿命を延ばせる?

 

 

トラックの寿命を延ばすためにはこれからご紹介する方法を試してみてください。

 

・エンジンオイル交換

スムーズなエンジンの動きを維持するためには、エンジンオイルの交換が欠かせません。

エンジンオイルが劣化するとエンジンの負荷が大きくなるので、1年に1度は交換することをおすすめします。

 

・冷却水交換

長距離を走行するトラックは、エンジンからたくさんの熱が発生します。冷却水が不足していると走行中にオーバーヒートを起こしかねません。そのため、エンジンの熱を下げるためには、適切な量の冷却水を補充しておくことが大切です。

 

最悪の場合、オーバーヒートによってトラックを廃車せざるを得なくしてしまいます。

エンジンが冷えているときにリザーブタンクの下限値を切っていないか確認するようにしましょう。

 

・タイヤ交換

トラックの寿命を延ばすためにはタイヤ交換も重要です。重たい車体を支えるタイヤは摩擦によって擦り減っています。もしも均一ではなく偏った減り方をしている場合は注意が必要です。偏っていると正常な走行が行えず、エンジンに負荷がかかりトラックの寿命を縮めてしまいます。

 

スリップサインが出ている場合は整備不良で道路運送車両法に違反するため、速やかに交換しましょう。

 

・運転に関する心がけ

トラックの寿命を延ばすには、丁寧な運転を心掛けることも非常に重要です。急停止や急発進はエンジンへの負荷が大きくなるので、なるべく使わないようにしましょう。

他に、過積載もトラックの寿命を短くする原因になるだけでなく非常に危険です。

 

普通自動車に比べてトラックの寿命は長いですが、雑に扱えば当然寿命は短くなってしまいます。トラックを大切に扱うことで寿命が延び、結果的に費用負担の軽減も期待できるようになるでしょう。

 

トラックのクラッチの寿命はどれくらい?定期的にメンテナンスを行おう

トラックには多くの重要な部品があり、どれもメンテナンスをこまめに行うことが大切です。ところで、皆さんはトラックのクラッチの寿命がどれくらいかご存じでしょうか。また、前回メンテナンスをした時期を覚えていますか?

今回はトラックのクラッチの寿命について説明しますので、是非メンテナンスの参考にしてみてくださいね。

■トラックのクラッチとは

 

クラッチはエンジンとトランスミッションの間にあるパーツです。エンジンはクラッチによってトランスミッション(変速機)からの指示を受け取り、最適な力をタイヤに伝える役目を担っています。クラッチがあることで、トラックはスムーズな走行が可能となります。

 

トラックなど大型車のクラッチは人力だけでは踏み込めないため、補助装置として圧縮エアーを利用したクラッチブースターが採用されています。

 

■トラックのクラッチを交換せずに走行するとどうなる?

 

 

クラッチは経年劣化するので、定期的に交換しなくてはなりません。クラッチは変速するたびに接続と断絶を繰り返すため、摩耗や破損が起こりやすい場所です。

 

クラッチが劣化するとトランスミッションから正しい変速の指示がエンジンに伝わらなくなってしまいます。そのためトラックの変速を制御できず、最悪の場合は走行不能にいたります。

 

トラックのように車体の大きな車はクラッチが摩耗しやすく、劣化をそのままにしているとギアが入りづらい、急発進・急停車の指示がうまくいかない、坂道が奏功しにくいといった問題が発生します。

 

クラッチを交換しないと突然トラックが止まり、場合によっては大きな事故につながることもあります。

 

トラックに使われるクラッチは非常に高い耐久性を重視して製造されています。

そのクラッチが寿命を迎えるということは、他の部品も経年劣化していると考えられるため、クラッチディスクの交換だけでなく、周辺パーツの交換も行いましょう。

 

■トラックのクラッチの寿命

 

automotive parts. Set of new metal car part. Auto motor mechanic spare or automotive piece isolated on white background. Automobile engine service


 

こちらではトラックのクラッチの寿命に関する情報をご紹介いたします。

 

・トラックのクラッチの寿命

クラッチペダルを踏んだときに遊びの部分が多くなった、クラッチが滑りやすくなったと感じる、クラッチをつないだ際に異音がしたときはクラッチの寿命が近いサインです。

 

一般的にクラッチの寿命は走行距離10万km、年数でいうと7~8年が目安とされています。どちらのタイミングで交換するかはトラックの使用頻度を参考に考えましょう。

 

・クラッチの寿命を延ばすには?

クラッチの寿命はクラッチディスクの摩耗によるものです。クラッチペダルに足を置いたままの走行や、半クラッチを不要に使うなどの行為は摩耗を早めてしまう原因につながるため注意しましょう。

 

また、エンジンに負荷をかける急発進、急停車などの回数を少なくすることもクラッチペダルの寿命を延ばすコツです。エンジンブレーキはクラッチに負担をかけやすいので、エンジンブレーキの多用も避けるようにしましょう。

 

・交換費用の目安

クラッチの交換は工賃を含めて約15万~30万円が相場とされています。小型トラックよりも大型トラックの方が高額になるので、あらかじめ整備を依頼する工場などに問い合わせておくことをおすすめします。

 

なお、寿命を迎えたクラッチを修理することはできません。そのため、クラッチを適切に使うためには定期的に交換することが必須と言えます。

 

クラッチはトラックがスムーズに走行するために欠かせない必須のパーツです。外部からは見えにくいですが、まだまだ使えると安心せず、定期的に状態を確認して寿命を迎える前に交換するようにしましょう。

 

トラックの故障が多い場所は?原因や対策をご紹介!

荷物を運んだり、長距離を移動するトラックは故障に備えておくことが重要です。

今回はトラックで故障しやすい場所や原因などについてご紹介いたします。万が一の際に慌てないためにも、是非ご一読ください!
 

■トラックの故障が多い場所と原因

 

Car engine filter on dark background.


 

普通自動車に比べて耐久性の高いトラックですが、正しい扱いができていないと故障してしまうリスクは高くなります。故障を防ぐには故障しやすい場所と原因を把握することが大切です。

まずはトラックの中で故障することが多いとされる場所を3つご紹介いたします。

 

・エンジンの故障

荷重や長距離移動によってトラックのエンジンには大きな負担がかかりやすくなっています。エンジンの整備不良による故障もありますが、エンジンそのもの以外に周辺の機器が故障することも原因としてよく挙げられます。

 

特に多いのはオルタネーターやバッテリー、燃料ポンプなどの故障です。エンジンそのものに問題がなくても、エンジンの周辺が故障することでエンジンへの負担が増して故障の原因となります。

 

・オーバーヒートによる故障

バルブやパッキンが経年劣化で傷んでしまうと、そこから冷却水がにじみ出てしまいます。冷却水が十分でないと、エンジンがオーバーヒートを起こす原因になります。オーバーヒートを起こすとトラックは走行不能になってしまうこともあります。

冷却水は日頃からこまめに量を確認して、下限値を下回っていないか注意しましょう。

 

・クラッチの故障

トラックをスムーズに動かす役割をもつクラッチも故障の多い場所です。使い続けることでどんどん摩耗し、使い方によっては摩耗の速度を速めてしまいます。

 

半クラッチの使い過ぎは摩耗の原因になりますが、全く使わないと破損することがあるので上手に使用することが大切です。

 

走行中に異音がしたり、操作に違和感があった場合は、クラッチが故障する前兆であることが多くなっています。少しでもおかしいと感じたらすぐに確認しましょう。

 

■トラックのエンジンがかからない場合の原因

 

 

トラックのエンジンがかからない場合は、これらが故障の原因になっているかもしれません。

 

・故障の原因で考えられること

①バッテリーが上がっている

キーを回してもセルが回転しない場合は、バッテリーによるものと考えられます。

ヘッドライトをつけて普段より暗いようであれば、バッテリー上がりの確立が高いでしょう。バッテリー液の量やバッテリーターミナルなどを確認したうえで充電してもエンジンがかからないときは、バッテリーの交換が必要です。

 

②オルタネーターが故障している

バッテリーに電気を送る小さな発電機をオルタネーターと呼びます。オルタネーターが故障すると走行中に発電されず、エンジンが動かなくなります。

 

オルタネーターはファンベルトが切れたために故障することもあるので、ファンベルトが劣化していないかも確認しましょう。

オルタネーターそのものが故障した場合、交換が必要になりますが、高額になりやすいので事前に見積もりを出してもらうことをおすすめします。

 

③ガス欠

燃料が足りないだけなら給油をすれば解消されます。

ですが、ディーゼルエンジンの場合、燃料ラインに空気が入り込み、燃料が足りていてもエンジンがかからなくなることがあります。

 

もし燃料が十分に入っているにも関わらずエンジンがかからない場合はエア抜きを行ってみましょう。

 

④気温

気温が低いとエンジンオイルが硬くなり、トラックの動作に影響することがあります。気温の低い日にエンジンがかからない場合は、5分間隔でエンジンをかけ、温めてみることで様子をみてください。

 

・原因が分からないときはどうする?

トラブルの原因についてご紹介してきましたが、場合によっては原因が分からないこともあります。

 

素人の判断ではトラックの状態をかえって悪化させることもあるので、もし原因が分からない場合は、早めに専門家に相談するようにしてください。

 

故障は機械にとって避けられないものですが、原因を知っているのと知らないのとでは対応に差がでます。適切な対応をして、トラックを長く使ってくださいね。

 

ボルボのトラックはおすすめ?故障しやすいって本当?

2021年1月にボルボのトラックがリコールされたことで不安を覚えている方もおられるのではないでしょうか。

 

不具合の報告や事故はありませんでしたが、これからボルボのトラックを購入しようと考えている方にとっては気になる問題です。

そこで今回は、ボルボのトラックや故障率についてご紹介いたします。
 

■ボルボトラックの特徴

 

 

最初にボルボトラックの特徴をご紹介いたします。

 

・ボルボのトラックにはどんな特徴がある?

ボルボは100年以上の歴史あるスウェーデンの自動車メーカーで、乗用車だけでなくトラックの製造・販売もしています。

 

ボルボでは数十回も車をぶつけてテストをしたり、PCによるシミュレーションを繰り返すなど、厳しい衝突安全評価基準を設け、高い安全性能を誇る車を製造しています。

 

・ボルボのトラックを選ぶメリット

ボルボのトラックは自動でギアチェンジができるため、非常に低燃費です。坂を下る際もギアを回す必要がありません。

 

ボルボトラックの頭上には窓が設けてあり、休憩中に車内で日光浴を楽しむことができます。また、車内が広いのでリラックスした休憩時間を過ごすこともできます。

 

ボルボのトラックは独特の落ち着いたおしゃれなデザインをしています。

タイヤに泥がつきにくく、きれいなトラックの状態を維持することが可能です。

 

・人気のUDトラックスもボルボのトラック!?

全世界60か国以上の輸送ソリューションを提供する日本の人気社用車であるUDトラックスですが、UDトラックスの前身「日本デイゼル工業」は日産自動車の傘下に入ったのち、ボルボになりました。現在はボルボといすゞの資本提携により、いすゞの傘下になっています。
 

■ボルボのトラックは故障しやすい!?実態を調査!

 

 

・ボルボトラックの故障率

故障率のデータは各自動車メーカーの機密事項であるため公表されていません。

ですが、アメリカのJ.D.パワー社が自動車メーカーの故障の報告件数について独自調査を行った結果があります。

 

2018年の調査によると、対象となったメーカー14社のうちボルボは12位にランキングされています。このランキングは上位に行くほど品質の良いメーカーとされています。

 

この調査は普通自動車を対象にしているため、トラックのみの故障率は不明ですが、トラックも同じ故障率である可能性が高いとみえます。

 

・なぜボルボのトラックは故障しやすいのか?

そもそも日本はスウェーデンに比べて高温多湿なので、環境が適さないことも故障に繋がる原因ではないかと言われています。特に電子基板、樹脂、ゴムなどは日本メーカーに比べて耐熱性が低いので劣化しやすいようです。

 

・しかし安全性は高い!?

故障率が高い傾向にあると言われていますが、普通自動車に搭載されている衝突回避システムを2009年からトラックに採用するなど、ボルボはトラックの安全性を重視しています。

 

他にも、ドライバーが事故を起こしにくくするための工夫、90度を見渡せるライトの搭載、上記で紹介した数々の厳しいテストを複数回実施するなど、信頼のおけるメーカーであることを物語っています。これほど多くのテストはほかのメーカーでは行われていません。

 

・ボルボのトラックはアフターフォローが充実

ボルボのトラックはアフターフォローも充実しています。

また、一定の基準をクリアした認定中古車や、保証が用意されている中古車など、新車と変わらない安心感を持って乗ることができるものも嬉しい点です。
 

ボルボトラックの故障は国産メーカーよりも多い傾向にありますが、高い安全性は高評価を受けています。こまめなメンテナンスを行えば、日本でも活躍してくれることでしょう。

 

冬の車中泊、何に気を付ければいい?用意しておくべきものなどご紹介!

冬の車中泊は寒さだけでなく、雪への備えも重要です。寒冷地を走っている方にとって、冬の車中泊は命にかかわることもあるので慎重になりますよね。これから冬に車中泊をするという方は、万全の状態を整えておきましょう。
今回は冬の車中泊についてご紹介いたします。

■これだけはNG!冬の車中泊でやってはいけない2つのこと

車中泊をする場合、絶対にやってはいけないことが2つあります。

・睡眠中のアイドリング

厳しい冬の寒さでは、車内も非常に冷え込みます。早朝は氷点下を下回るほど低い気温になることも珍しくありません。そのため、暖房をつけたまま睡眠をとろうかと思ってしまいます。
しかし、睡眠中のアイドリングは、雪や凍結によって排気口がふさがれてしまう危険があります。排気口がふさがれた状態だと、不完全燃焼を起こした一酸化炭素が車内に入り込み、一酸化炭素中毒を引き起こしてしまいます。
また、アイドリングが原因のトラック火災にも要注意。アイドリングしながら運転席で眠ると、無意識にアクセルを踏んで空ぶかししてしまうことがあります。高速で回転したエンジンはオーバーヒートを起こし、最悪の場合火災へとつながります。
どちらも命にかかわるため、アイドリングしながらの睡眠はやめましょう。

・座ったまま睡眠をとる

長時間同じ姿勢でいると足元の血流が悪くなって血栓ができてしまいます、血栓が起こると肺の静脈を詰まらせてしまいかねません。この病気をエコノミークラス症候群といいます。
特に睡眠中は血流が遅くなるので、通常時よりもエコノミークラス症候群になるリスクが上がります。起床後はもちろん、休憩時にはストレッチなどで血流を良くしましょう。

■冬の車中泊に必須!用意しておくべきアイテム

冬の車中泊は下準備が大切です。持ち物も十分確認しておきましょう。

・防寒グッズ

睡眠時にエンジンを切るため、防寒グッズは必須です。毛布、カイロ、防寒着、冬山用の寝袋などを用意しておきましょう。

・アルミシート

100円ショップでも購入できるアルミシートは断熱材として活躍します。段ボールと組み合わせて窓ガラスを覆えば、侵入してくる冷気を遮断することもできます。

・電気毛布とバッテリー

シガーソケットで使える車用の電気毛布があります。シガーソケットがない場合はバッテリーを用意しておけば問題ありません。冬の車中泊でも寒くなりにくく快適に過ごせます。

・断熱シート

冬は寒さによってエンジントラブルが起こりやすい時期です。断熱シートをボンネットの内側に張り付けることで、エンジンの急激な冷えを防ぐことができます。

・食料や携帯トイレがあるとさらに◎
毎年、雪で立ち往生が発生しています。もし立ち往生になっても大丈夫なよう、食料や飲料、携帯トイレがあると安心です。

■車中泊の際にする準備

車中泊をする際は睡眠に入る前にやっておきたいことがあります。

・断熱

車内の冷えを少しでも抑えるには断熱が必要です。トラックの窓ガラス部分は冬の冷気がもっとも入り込みやすい場所なので、カーテンや断熱材を使って断熱を施しましょう。断熱性を上げるとともにプライバシー性も確保されるので安心して休めるようになります。

・身体の保温

人間は身体から熱を放出することで体温調整を行います。そのため、放熱が大きいと寒さを感じやすくなります。寒さを感じにくくするには保温の工夫をしましょう。
もし可能であればシャワーや銭湯で身体を温めておきます。難しい場合は登山用のインナーなどを活用してください。また、車は床からも冷えを感じやすいため、横になる場合は床に毛布やアルミシートを敷いて冷えを伝えにくくしましょう。

冬の車中泊は慣れている人にとっても辛いものです。車中泊をする際は十分な準備を行い、体を守ってくださいね。

エンジンオーバーホールは重要なメンテナンス!トラックを安全に使うためにも行おう

車の心臓部であるエンジンは多くの重要なパーツが集まっており、メンテナンスにも気を遣います。長い間トラックに乗っていると、部品の消耗などもあり、エンジンオーバーホールを考える方もおられると思います。これまでエンジンオーバーホールをしたことがない方も時期によってはオーバーホールをした方がいいかもしれません。
今回はトラックのエンジンオーバーホールについてご紹介いたします。

■エンジンオーバーホールとは

まずはエンジンオーバーホールについてご紹介します。

・エンジンオーバーホールとは

車の心臓とも呼ばれるエンジンをオーバーホールすることは、人間でいう心臓手術のようなものです。トラックのエンジンを一度解体することでエンジン内部に問題がないか確認し、清掃を行います。必要があれば、部品の交換を行うことでトラブルが起こらないようにします。再びエンジンを組み立ててトラックに戻します。この一連の作業がエンジンオーバーホールです。

しかし、エンジンオーバーホールには具体的にどのような作業が必要かといった規定や定義が存在しません。そのため、中古トラックやエンジンを販売している悪質な業者の中には少しだけ分解して掃除をしただけで「エンジンオーバーホール済み」と記載する業者もいます。

・なぜエンジンのオーバーホールは必要?

エンジンに問題があるとトラックは走行できなくなってしまいます。そのため、定期的なメンテナンスとしてエンジンオーバーホールを行い、状態を確認、コンディションを整える必要があります。
また、エンジンには経年劣化を起こす部品もあります。エンジンオーバーホールをすることで部品交換が早期に行えるため、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

・オーバーホールのメリットとデメリット

<メリット>
オーバーホールを行うとエンジンの状態を細部まで確認することができます。トラックのエンジン性能が回復することで運転時に違和感がなくなり、以前のように運転することができます。また、燃費を抑えることにつながる点もメリットといえます。

<デメリット>
エンジンオーバーホールには手間と時間がかかります。エンジンは非常に繊細な部分なので高い技術力と豊富な知識をもつ整備士でなければ行うことが難しく、工賃が高額になりやすいのがデメリットです。
また、エンジンオーバーホールをしている間は車両が使えないので、仕事に影響がないように整備の日時を調整することも大切です。

■エンジンのオーバーホールを行おう

・エンジンオーバーホールのタイミング

エンジンオーバーホールをするタイミングは具体的に4つあります。

①オイル漏れ
重度のオイル漏れは修理代が高額になるため、早期に直さなくてはなりません。

②異音
運転時にエンジンから異音がする場合、エンジンの故障が原因であることがほとんどです。重大な事態につながる前に、故障した箇所を把握するためにもオーバーホールを行う方が良いでしょう。

③エンジンオイルの消耗が早い
エンジンオイルが早く消耗する原因として考えられるのが、オイル上がり、オイル下がり、オイルがガソリンの燃焼室に入り込んで燃えていることが挙げられます。

④マフラーから白煙が出る
走行距離が長くなるとシリンダーとピストンが摩耗し、排気バルブからエンジンオイルが混じった白煙を排出する原因になります。経年劣化を起こしている状態なので、オーバーホールを行いましょう。

・エンジンオーバーホールの費用

エンジンオーバーホールは依頼する業者、車種によって変動します。
部品交換がない場合、正規ディーラーなら50万~200万円、専門業者なら30万~70万円が相場です。中には格安をうたい文句にしている業者もいるようですが、エンジンオーバーホールができるノウハウがあるのかしっかり見極められない場合は避けた方がいいでしょう。

エンジンオーバーホールをしても修復が難しい場合はエンジンの載せ替えを行うことになります。しかし、トラックのエンジンは非常に高額なので、場合によっては買い替えを検討することもおすすめです。中古トラックであれば、お得に購入できるかもしれませんよ。

 

 

国道ならぬ酷道!?実際にある日本と世界の走行が難しい道

普段車をあまり運転しない人ですら知っている国道。日本の国道は国が政令指定した道路のことですが、国道と音をかけた「酷道」という言葉があります。こちらも「こくどう」と読みますが、漢字からどんな道路なのか想像がつく方も多いのではないでしょうか。
今回は国道の中でも酷道と呼ばれている道についてご紹介いたします。

■まさに酷道!?日本で有名な酷道トップ5

日本は小さな島国なので、広大な土地を持つ海外に比べて道幅などが狭くなりがちです。日本では3大酷道と呼ばれるなんとも不名誉な国道のほか、様々な理由で問題視されている国道があります。
まずは日本で有名な酷道を5つご紹介します。

・日本3大酷道

<国道418号線>
中部地方の山岳地帯を走る国道418号線は、福井県大野市から長野県飯田市までつながっています。温見峠や平谷峠など多くの峠を通らなくてはなりません。温見峠は隘路(あいろ)でガードレールがないため、「落ちたら死ぬ!」と書かれた看板があることでも有名です。
岐阜県の八百津町から恵那市までは危険なため、通行止めになっています。
【隘路(あいろ):通路として非常に狭く、進行が困難な通路】

<国道425号線>
紀伊半島を横断する国道425号線。三重県尾鷲市から和歌山県御坊市をつなぎ、ほぼ全線が険しい山道です。御坊市から田辺市まではほぼ整備が進んでおらず、路肩崩落や落石なども多くあります。また、ガードレールが設置されていない場所やすれ違いが困難な場所も多い酷道です。そのため、海沿いの国道42号線を使う方が良いとされています。

<国道439号線>
国道439号線は徳島県徳島市から高知県四万十市をつなぐ国道です。「439」なので「よさく(与作)」とも呼ばれています。四国の山地を東西につなぐ長い国道ですが、一部を除くほとんどが狭隘(きょうあい)という酷道。
見通しが悪い場所や、道幅も自動車1台分しかない場所が多くなっています。道路がコケや落ち葉で見えにくくなっていたり、崩れやすく危険な崖もある道です。
【狭隘(きょうあい):ゆとりがなく狭いこと】

・日本3大酷道ではないが十分すぎる酷道

<国道157号線>
石川県金沢市から岐阜県岐阜市をつなぐ国道157号線は本州屈指の酷道とされています。狭い道幅であるにも関わらずガードレールやカーブミラーといった整備が十分でなく、危険な断崖絶壁を走行しなくてはなりません。急勾配と急カーブが連続する山道での追い越しも多いのだとか。

<国道324号線>
長崎県長崎市から熊本県宇城市をつなぐ国道324号線は、日本でたった2例しかないアーケード国道です。アーケードなので国道でありながら、ほとんど歩行者専用になっています。車両が通行可能な時間帯は、1日のうちで午前5時から午前10時までのたった5時間しかありません。

■番外編:海外の酷道3選

酷道は日本だけではありません。海外には想像をはるかに上回る恐ろしい酷道があります。最後に3つ、海外の酷道をご紹介します。

・ボリビア(ユンガス) 「死の道」

転落事故発生の多さから「デスロード」とも呼ばれていることで非常に有名な酷道です。整備が整っておらず全ての区画が砂利道、ガードレールもありません。山道を標高3,600mの位置まで64kmで上る道です。道幅が狭いので車がすれ違うこともできず、すれ違う場合は断崖絶壁ギリギリの位置まで車を寄せるか、道幅が確保できる場所まで移動しなくてはなりません。毎年落下事故が多発しており、年間の死者数は300人を超えるそうです。

・ハワイ(マウイ島) 「ハナ・ハイウェイ」

カフルイからハナまでをつなぐハナ・ハイウェイはおよそ100kmの峠道です。周囲の景観が美しいことから観光向けの車両が多く通る道ですが、滑りやすい路面にガードレールがほとんどないという危険な場所です。
狭い道幅に加え、620か所あるカーブの多くはヘアピンカーブなので、景色に見とれていると重大な事故につながりかねません。

・パキスタン 「フェアリー・メドウズ道路」

ナンガパルパッドからほど近くにあるフェアリー・メドウは標高3,200mのキャンプ地で、「妖精たちのおとぎの牧場」というかわいい名前がついています。しかし、かわいい名前とは裏腹にほとんどが断崖絶壁になっている道です。整備がされていないので道は砂と瓦礫で未舗装の状態が数百年続いています。一部区間は徒歩か自転車でなければ通行することができません。

一口に酷道といっても、「酷道」と呼ばれる理由はそれぞれ異なります。基本的に、どの酷道もあまりおすすめしません。安全な道を選んで走ることも、トラックドライバーとして重要な仕事の一つといえるのではないでしょうか。