査定

売りたい、処分したいダンプがある時に役立つ!買取業者の選択肢

最近ではダンプなどのトラックを専門にしている買取業者も存在しています。そのため、どこで売りたいダンプを処分すればいいか、迷われる方も多いでしょう。ここでは、査定に関係する買取業者の種類とそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

いらないダンプ、どうやって処分する?

ダンプは、一般の車両に比べて高い耐久性があるのが特徴です。しかし、それでも使い続けているうちに、処分を検討しなければならない時期も考えないといけません。
「故障して使えなくなった」「買い替えの目安である15年以上乗り続けている」「排ガス規制のために処分したい」など、いろいろと理由はあるでしょう。また、最近では2019年から建設市場が「量」から「質」へと転向すると予想されていることから、事業縮小を見越してダンプを処分したいと考える人もいます。
ダンプを処分する場合、大型トラックや重機専門で廃車処分する業者に依頼する方法があります。
しかし、処分を依頼する場合、高額な処分費用を支払うのが悩みどころですよね。ここでは、売りたいダンプをお得に買取してもらうための選択肢とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

ダンプを高額で売りたいならどこがお得?

ダンプの買取してもらう方法は、いろいろあります。ただ、どこでお得に買取してもらえるかは、それぞれの業者やサービスの性質によって異なります。ここでは、買取業者のメインとなるディーラー、個人売買(ネットオークション)、中古トラック買取店でメリット・デメリットを見てみましょう。

・ディーラーでの下取り・見積もり

ダンプを買取処分する方法として、最も一般的なのが、ディーラーの下取り。ダンプの購入や整備などで、このディーラーを利用したという人は多いはず。ダンプを売却するなら、買ったところで売るのが一番ではないか、と考える人も多いでしょう。

【メリット】
ディーラーに依頼するメリットは、顔見知りであり連絡先も知っているため、ダンプ売却を安心してスムーズにできること。売却した後に、すぐディーラーから新しいダンプを購入できる点も便利です。また増車・減車の手続きが簡単に済むことも大きなメリットです。

【デメリット】
ディーラーは基本的に新車の販売をメイン業務としているため、中古ダンプの流通ルートを持っておいません。そのため見た目が悪い・型式が古い・架装を追加して改造扱いとなるダンプは売却を断られる場合があります。
また、中古ダンプの流通ルートがないということは、高額で売れるルートがなく、さらに在庫によるリスクを抱えることとなるため、買取価格も安く見積もられる可能性もあるのです。少しでも高く売りたいと考えているなら、ディーラーに買取ってもらうのは避けたほ方がよさそうです。

・個人売買(ネットオークション)

最近ではネットサービスが充実しているため、業者を通さない手段で売却を考えている方もいることでしょう。手軽にオークションなどに出品したり、掲示板などで買い手を見つけたりして売却することもできます。

【メリット】
買取業者を通さずに購入希望者へダンプを売却できるため、手数料もいらず高額買取ができる可能性があること。また、自宅にいながら出品ができるので、忙しい人でも手軽に売却ができるという点も魅力です。

【デメリット】
ネットオークションは個人間での取引となるため、手続きや費用の受け取りの段になってトラブルに見舞われる可能性があります。例えば、落札した代金を相手が払ってくれなかったり、引き渡した後にクレームを付け修理代等の名目で代金の一部を返金するように迫られたりすることもあります。
個人売買の場合、取引相手がどんな人か直前までわからないため、こうした取引上のリスクがつきものなのです。

・中古トラック買取店への持ち込み

地域によって、中古トラックや重機などを専門的に買取している会社も存在します。この多くは、地域に根づいた運営をされているところが多く、買取から修理まで幅広いサービスに精通しているのが特徴です。

【メリット】
ネットオークションのような取引上のリスクもなく、安心して買取処分をすることができること。また、独自の流通ルートも確保しているため、通常買取を行わないディーラーよりも高く買ってくれるでしょう。

【デメリット】
こうした地元にある買取店のみを利用するとなると、買値が相場と比べて適正かどうかがわからないため、相場よりもだいぶ安く買われてしまう場合もあります。
また、自社販売であることが多いため、三転ダンプやスライドダンプ等の特殊形状のダンプは買取金額が安かったり持ち込む手間がかかったりします。

ダンプをより高く売却したい場合、複数の買取会社へ査定を出す方法が確実です。

・ダンプを売るときに必要なもの

ダンプを売ると決めたら、必要なものを揃えておきましょう。事前に書類などを用意しておくことで、スムーズな取引ができるようになります。

気を付けたいことは、ダンプが自家用か業務用か、車検が切れているか切れていないかなど、様々な要因で必要書類が変わります。ここでは車検が切れていない事業用車を想定して、必要なものをご紹介いたします。

<必要なもの>

・自動車検査証

・譲渡証明書

・委任状

・実印

・印鑑証明書

・自動車損害賠償責任保険証明書

・自賠責保険移動承認請求書

・納税証明書

・事業用自動車等連絡書

・自重系技術基準適合証

・リサイクル券(もしくはリサイクル料金の預託状況)

詳しく必要なものが知りたい方は、トラックの買取業者に相談してみましょう。

・全国でトラック買取をする専門業者で無料査定

ネットで検索をすると、全国的にトラック買取を行っている会社がいくつもヒットします。地域で買取を行う業者とは、どのようなところが違っているのでしょうか。こうした業者では高年式車・多走行車であっても、多種多様なルートを確保しているので、即答で買取してくれるというメリットがあります。
全国展開する買取業者に依頼するメリットは、国内だけでなく海外にもトラック売却による流通ルートを確保しているため、ディーラーや地元の買取店よりも高く買ってくれることです。
また、こうした会社は無料の出張査定サービスも行っています。複数の会社に査定を依頼することで、より高い価格で買ってくれる会社を見つけることができるでしょう。支払いも引き渡しと同時に現金払いでもらえるところが多いこともメリットです。
会社によっては、休日でも対応できる出張買取サービスを行ってくれるところもあるので、空いた時間に手間を掛けずトラックを処分できるのも魅力です。
しかし、相見積もりに出した場合、他社の動向を見たがる業者が多いので、金額の提示が遅くなることがあります。

古いダンプでも買取OK!どんな状態でも買取ってもらえるって本当?

どんなダンプでも状態によって買取ってくれる業者もある

かつてはダンプなどの車を買い換える場合、廃車として処分してから買い換えるのが一般的でした。乗用車と違いトラックは仕事で使用する車なので、古く汚れていて動作性も不確かであるため、誰も買おうとはしなかったのです。
しかし、最近はネットサービスの拡充によって、かつては見向きもされなかった中古のトラックが脚光を浴びるようになりました。ネットを利用することで、地方からの需要にも応えられるようになったため、流通ルートの拡大によって古いダンプでも売却できるようになったのです。
また、最近では発展途上国で日本車が人気となったことで、外国と中古トラックの取引を行う会社も増えました。
ダンプなどのトラックは新車で購入すると高額ですが、中古車であれば安く手に入ります。そのため、中古のダンプの買い手は多いのです。

・状態の悪いトラックでも査定対象となる可能性あり

トラックの買取と聞くと、綺麗な状態のトラックしか買ってくれないのでは、と考える人も多いでしょう。しかし、最近では状態の悪いトラックでも買ってくれる会社は多くあります。
低年式や過走行、バッテリー切れ、車検切れの車はもちろん、汚れのひどい車や、事故車・廃車予定車でも査定の対象としてくれる場合があります。
トラック買取を行う会社の中には、自社で修理をして販売をする会社もありますし、解体して部品のみを販売する会社もあります。長年メンテナンスをせず、サビや汚れだらけのダンプだとしても、そういった会社へ依頼することで高く買ってくれるでしょう。

・状態が悪くても需要がある理由

ダンプは中古車としての需要が高いという理由以外に、不動車や故障車は分解してパーツにして売ることができるという理由があります。

ダンプは種類も多いので、修理の際に必要な部品が多くあります。

ダンプの部品は国内外問わず需要が高いので、部品として売り出すために状態が悪くても買取可能な場合あり、どんな状態であってもまずは買取査定をしてもらうことをおすすめします。

・おいしい話ばかりじゃない!悪徳トラック買取業者に注意

ここまでの話を聞くと、「全国的にトラック買取を行う会社に依頼すれば安心だな」と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし!最近ではトラック買取処分の需要が高まったことで、それを利用する悪徳業者も増えつつあるのです。
「高額買取」という言葉に踊らされ、逆に安く買い叩かれたり、余計なトラブルに巻き込まれたりするケースは少なくありません。買取依頼をする際は、相手の業者が信頼できるか、しっかりと調べましょう。

・気をつけたい悪徳トラック買取業者の手口

引き取り料を請求する

通常、買取による取引で「引き取り料」が発生することはありません。引き取り料が発生するのは処分を依頼した場合だけであるため、買取を依頼してこの引き取り料が発生した場合はすぐに契約を取りやめましょう。
たとえ金額が少額だったとしても、引き取り料を請求された場合は売却を避ける必要があります。そういった会社は引き取り料とトラック売却による利益を二重取りしています。不当な利益を得る会社にトラックを売却すると、悪徳業者ばかりが利益を得てしまうため、結果的に引き取り料を取らないまっとうな業者への負担となってしまうのです。
「処分することに比べればマシ」とは思わず、きちんとした業者へ売却するようにしましょう。

事前に高額な査定料を提示して、後々難癖をつけて安く買い叩く

初めの査定料だけ高く設定し、後々安く買い叩くというやり方は、買取業者に依頼する際によくあるトラブルです。
メールや電話での査定では非常に高い査定額を伝えていたのに、実際にダンプを見せると小さなキズやわずかな汚れのほか、タイヤなどのパーツ交換まで減額の対象としてしまい、結果として大幅な減額をさせられてしまうのです。
当然買取を依頼した側は話が違うとして買取を拒否しますが、すると次は莫大な出張査定費やキャンセル料を請求したり、大声での恫喝や告訴に踏み切るといった脅しをかけたりします。
このような不当な請求を迫ることや、恫喝をしてきた場合、対処法として迷わず警察に連絡するようにしましょう。

個人情報を売却する

出張査定や買取の依頼をする時、サイトの投稿フォームに名前や住所、連絡先まで記載してしまうことがあります。
買取業者を装った詐欺師は、投稿フォームから送られた情報を売却し、不当な利益を得るのです。
こうした問題を回避するには、出張査定や買取をするサイトをどの会社が運営しているかを調べましょう。公式ページに会社の所在地や責任者名が載っていない、または所在地をネット検索やグーグルアースで調べても何も出てこない場合、架空の詐欺サイトである可能性があります。ほかにも、口コミなどの情報を調べ、信頼できる会社かどうかを調べるのも効果的です。

名義変更の手続きをしない・自社ロゴを消さない

ダンプを売却した後、名義変更の代行依頼をしたにも関わらず手続きを全くしていない、または自社のロゴを全く消していない場合、放置するのは危険です。
もしもそういったダンプが事故や問題を起こした場合、全く関係のないこちらが賠償金を支払ったり世間での自社のイメージを大きく損ねたりする可能性があるからです。
対策としては、多少面倒でも名義変更の手続きは自分で行うことが一番。また、契約時に「事前にいつまでに名義変更・ロゴの消去をするか」ということを取り決めることも必要です。期日までに対処していなければ、警察に訴えるなどの強行策に出なければなりません。
ロゴの消去に関しては、パソコンでロゴを消した状態の画像を送ってくることも考えられるので、直接業者の所在地へ赴き、消しているかを自分の目で確認するとよいでしょう。

廃車処分することで税金・保険料の還付金を不当に取得する

トラックを始め、自動車を廃車処分すると税金や保険料の還付金が戻ってくることは、意外と知っている人は少ないです。
平成17年に施行されるようになった比較的新しい制度なので、知らない人が多いことを逆手に取り、不当に還付金を取得する悪質な業者は多くいます。
優良な業者は、この還付金のお金を査定額に含んでいることをきちんと説明してくれます。還付金についての説明が全くない場合、悪徳業者であると判断できます。

買取代金を振り込まず、行方をくらませる

買取の代金の支払い方法が銀行振込だった場合、期日までに金額を振り込まず、行方をくらましてしまうという悪質な業者も存在します。
こうした問題への対処法は、ダンプの引き渡しと同時にお金を支払ってもらうことです。
その場での支払いができないと拒否された場合、車検証・譲渡証明書・委任状などの書類を一旦預かることで、ダンプだけを持ち逃げされることを防ぐことができるでしょう。

・どんな会社なら安心できる?

安心して取引ができる会社は、やはり実績があり評価の高い会社です。
口コミなどで多くの人が評価している会社や、創業から長い年数が経っている会社、たくさんの人が利用したという実績のある会社なら、安心して取引ができるでしょう。
こういった会社は、「引き取り料が無料」「面倒な各種手続きも無料で代行してくれる」というサービスも行っているので、初めて買取を依頼する人でも安心して取引ができます。

ダンプの買取は複数社に依頼しよう

・複数社で比較をすることで、高額で買取ってくれる業者に依頼しやすい

ダンプの高額買取をする業者を探すなら、複数の業者に査定依頼を出す方法が一番。
買取業者によって買取の価格設定が異なっているため、よりお得な金額で買取ってくれる業者を探すなら、最低でも3~4社に査定依頼をするとよいでしょう。
複数の会社に依頼することで、売却するダンプの相場価格がわかりやすくなります。また、一括査定によって業者どうしを競合させることで、より高く買ってくれる会社が現れやすくなるからです。
ただし、注意しなければならないのが、ほかの業者よりも異様に高い金額を提示する業者です。多くの買取業者は買った車をオークションで売却しますが、オークションでは車種によって買取金額の相場がきちんと決められています。
そのため買取金額に大幅な差は生まれないはずなのですが、それでも高額な査定額を提示するということは、査定額を高く釣り上げて騙そうとする悪徳業者の可能性が高いです。

・ダンプの正確な買取相場を公表している業者はない

「車種によって買取金額の相場は決まっている」と書きましたが、こうした市場での買取相場はどの業者も公表していません。
「こちらに相場を知らせないなんて不平等だ」と感じる人もいるかもしれませんが、相場を公表しないのはきちんとした理由があるのです。
相場を知らせないのは、車の状態によって買取金額が変わってしまうからです。市場で高く評価されているダンプでも、メンテナンスが全くされておらず、ボロボロの状態のダンプですと、市場価格より価値が安くなるのは仕方ないことです。
また、時代によって旬な車種や車両も異なり、値段が細かく変動するため、相場の金額をはっきりと明記することはできないのです。

・複数の業者へ買取査定を依頼しよう

ダンプなどのトラック買取を行う大半の業者は、公式HP上でも過去の買取実績や買取金額程度しか公表してはいません。一部の取引での実績や金額はあくまで一例なので、同じ車種だとしてもHPそのままの金額で売れるとは限りません。
また、業者によっても価格設定は異なっているため、買取会社が異なれば数十万円の価格差が現れることもあります。ダンプを売却する時は、誰もがより高いところへ売りたいはず。一社だけに依頼してしまうと、ほかに高く買ってくれる業者を見逃してしまうことになります。
そのため、多少面倒でも、買取査定は複数の業者へ依頼してから比較検討するのがおすすめです。

・優良な業者を見つける方法

トラックやダンプの買取業者はたくさんありますので、その中から如何に優良な業者を見つけるかが大きなポイントです。

・海外販路を持っている

先述しましたが、日本製の中古ダンプは海外で高い人気を誇っています。そのため、業者も海外へ販路を持っていると高額査定を狙いやすくなります。

販路についてはダンプの買取業者がホームページで記載していることが多いので、まずは依頼したい業者のホームページをチェックしましょう。

・中間マージンが発生しない業者

海外販路を持っていても、間に輸送業者などの他社が入っていると中間マージンが発生し、買取価格が下がってしまうことがあります。

ホームページではワンストップで買取から販売が行われているかという点もチェックしてください。

海外販路を持っていたり、自社のみで買取から販売を行っている業者はそれを強みとして宣伝しています。そのため、ホームページを見ればすぐに海外販路があるのか、中間マージンが発生しないのかはすぐに知ることができます。

・危険かもしれない業者

悪徳な業者には誰しも当たりたくないと考えるもの。

しかし対応がよくて買取をお願いしたら実は悪徳業者だった…なんてこともあり得ます。

悪徳業者に依頼しないためにも、どんな特徴があるのかを知っておきましょう。

・営業電話がしつこい

悪徳業者の共通点として、営業電話がしつこく入ってくるという点が挙げられます。ネットでの一括査定は便利ですが、悪徳業者にも情報が渡ってしまう可能性があります。あまりに電話がしつこくかかってくるようであれば、その業者は悪徳業者かもしれません。

はっきり断っても迷惑な電話がくるようであれば、警察に相談して対処してもらいましょう。

・実店舗が存在しない

最近ではネット上でのみ存在する業者がありますが、できれば直営の店舗を持っている業者を選ぶようにしましょう。

実店舗がない場合、トラックを引き取ってから姿をくらますことができるからです。

ホームページでは店舗の場所を確認し、実際に利用した人がいるかも調べておきましょう。口コミは参考になりますが、「満足です」「対応がよかった」というような具体性のない口コミはサクラである可能性があります。具体性のある口コミを参考にしましょう。

・査定内容に根拠があるか

高額な査定を出されても、喜んではいけません。悪徳業者のやり口としてよくあるのが、最初は高値で取引して後から難癖をつけて安く買い取る方法です。買取価格が高額な場合、何故その金額になったのかを聞いてみましょう。

優良な業者であればどこがプラス査定として働いたのかをちゃんと説明してくれます。逆に根拠のない査定額は悪徳業者である可能性が高いので、用心しておきましょう。

■買取前の査定でチェックされる主な項目
黒電卓と虫眼鏡

・車種/年式/グレード

ダンプに限らず、車種や年式、グレードは車の買取金額を大きく左右します。

年式が新しいほど人気があり、グレードが高いほど高評価につながる傾向があります。

・走行距離

走行距離からダンプの寿命を大まかに予測できるため、査定時には重要視される項目です。

・ボディの色

人気のある色は買い手が見つかりやすいため、高評価につながるでしょう。

・修復歴

修復歴のあるダンプは使用中に不具合を起こす可能性が高くなるため、査定に響きやすい項目です。

・外装の状態

ダンプの場合、少しの傷なら査定に影響を与えにくいと言えます。無数に傷が付いているのであれば、傷用コンパウンドを使用してみてもよいかもしれません。へこみも自分で修理できますが、業者に頼むとスムーズです。

また、外装の汚れはきれいに洗い流しておくほか、エアロパーツは純正品に戻しておくことをおすすめします。

・内装の状態

たばこや汗のにおい、強めの芳香剤は査定に影響を与えやすいので、要注意です。エアコンから発生するにおいは、エアコンフィルターを交換するなど対策をしましょう。

シートに残った飲食物のシミは、市販のシミ取り剤や重曹を使用し、できる限り取り除いておいてください。

・足回り

マフラーなどがサビている場合はクエン酸や重曹を使用し、ワイヤーブラシで擦り落としましょう。落ちないサビには、サビ取り剤がおすすめです。腐食が進んで穴が開いている場合は、業者へ修理を依頼しましょう。

スペアタイヤの有無も査定の対象です。見つからない場合は、溝の深いタイヤを積んでおきましょう。

■ダンプの買取で高額査定を狙う秘訣

黄色おもちゃからコインが飛び出す

ダンプの外装や内装をきれいにし、必要なパーツを揃えるだけでも高評価が期待できますが、より高価買取を狙うには秘訣があります。

・関係書類を揃える

ダンプを購入した際の書類やオプションパーツの取扱説明書、過去のメンテナンス記録簿など、ダンプに関する書類を用意しておきましょう。

メンテナンス記録簿とは、販売店が独自に設けた点検記録を指し、法律で義務付けられていない箇所の点検や修理歴を証明するものです。

ダンプを丁寧に扱っていたと伝わることで、信頼性を高めてくれるでしょう。

・ダンプの詳細がわかる写真

ダンプの詳細がよくわかる写真を撮っておきましょう。ただ外観を撮るのではなく、荷台の表面や裏側、エンジン内部、計器類など細かい部分まで撮影します。買い手が「見たい」と思う写真を撮ることで、強くアピールできるでしょう。

■注意!マイナス査定を引き寄せるケース

指差し点検画像

どれだけ外装や内装をきれいにしても、マイナス査定を引き寄せてしまうケースをご紹介いたします。

・エンジンオイルの劣化

メンテナンスの不備が発覚しやすい部分として挙げられるのが、エンジンオイルです。劣化や漏れ、にじみを放置していると、エンジンに不具合が起こりやすいと判断され、評価がマイナスに傾いてしまいます。

買取査定の前にエンジンオイルを交換し、漏れやにじみが確認できる場合は修理を検討してください。

・ホイストシリンダーの故障

ダンプの荷台を迅速に上下できるのは、ホイストシリンダーが適切なタイミングで作動するからです。買取査定ではホイストシリンダーの動作やオイル漏れの有無もチェックされるので、事前に動作を確認しておきましょう。

売りたいダンプはまず複数社で査定へ

ダンプを売りたい時は、買取業者の選択肢で査定価格が異なります。そのため、業者の特性とメリット・デメリットを把握した上でお得に買取できるようにしておくことが必要です。
また、廃車予定でボロボロのダンプだったとしても、修理・清掃すればまだまだ使える場合もありますし、使えない場合も分解して部品を売却することも可能です。

「買ってくれる人なんていないだろう」と諦めて廃車処分してしまう前に、一度、複数のダンプやトラックの買取業者に相談してみましょう。そうすれば、廃車にすることなくお得に処分できる可能性が広がります。

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