稼働率が低い、または動かないトラックというのは、持っているだけでも負担になってしまうことがあります。ここでは、そんなトラックを売りたいという人のために高く売る方法を紹介していきます。
稼働していないトラックを処分する
不要なトラックや動かないトラックを売りたいと考えていても、どうせ売れないのではないかと車庫でそのまましまってはいませんか?そのトラック、実は稼働してなくても税金がかかってしまうのです。どのくらい税金がかかるか、不要なトラックを高く売るためにはどうすればいいかをお教えしましょう。ぜひ最後まで読んでみてください。
稼働していないトラックは早めに売る方がいい
トラックは放置していると不具合が増える!
トラックを放置したままにしていると、以下に挙げているような不具合が出てきて買取価格も下がってしまいます。しばらく使っていないトラックがあれば、早めに売ってしまいましょう。
①バッテリーがダメになってしまう
②エンジンがかからなくなってしまう
③サイドブレーキやクラッチが固着してしまう
④燃料が劣化していると、エンジンをかけると燃料ノズルが破損
⑤セルモーターが焼け付いてしまう
このように、動かさずにただ置いておくだけでも、トラックは稼働させ定期的にメンテナンスすることが必要なのです。しかも、不具合で買取価格が下がるだけではなく、余計な出費もかかってしまうことにも注意を向けておきましょう。
動かないトラックにも費用がかかっている!
トラックというのは、稼働していないトラックでも所持していることによって税金が発生してしまいます。車庫で眠らせているだけでも税金が発生してしまうので、不要なトラックはなるべく早く売却するようにした方がいいです。
トラックの税金というのは、年に1回の支払いとはいえ高い税金がかかります。具体的には、下記の表のように年税が出てしまいます。自身のトラックはどれくらい年税がかかるのかをチェックしてみましょう。
■トラックの年税表
トラックの積載量 | 年税額 |
1トン以下 | 8,000円 |
1トン超~2トン以下 | 11,500円 |
2トン超~3トン以下 | 16,000円 |
3トン超~4トン以下 | 20,500円 |
4トン超~5トン以下 | 25,500円 |
5トン超~6トン以下 | 30,000円 |
6トン超~7トン以下 | 35,000円 |
7トン超~8トン以下 | 40,500円 |
8トン超~20トン以下 | 8トンから+1トンごとに6,300円加算 |
20トン超 | 122,400円 |
なんと、数万円から高くて十万円以上の税金が毎年かかってしまうのです。
車庫に置いておくだけなのに、これだけの税金を取られるわけにはいきませんよね。
もし、故障などで処分費用がかかるから放置しているという場合は、早めに専門の買取業者に相談してみましょう。トラックの専門買取業者というのは、動かなくなったものや故障、車検切れなどのトラックも買取してくれることが多くあります。自動車税を取られてしまわないためにも、早めに買取業者に相談してみましょう。
改造したトラックを売りたい!高値で売ることはできる?
トラックを所持している人に多い悩みとして、改造トラックを売りたいが、買取ってもらうことはできるのかという点です。
改造してしまったトラックというのは、ディーラーなどで買取をしてくれない場合もあったり、もし買取ってくれても買取価格が下げられてしまったりすることがあります。しかし、専門業者であれば、ペイント塗装や電飾などで外装にこだわったデコトラでも買取ってくれることが多いのです。
また、改造の際に外した純正パーツなども残っているのであれば、一緒に査定に出しましょう。専門業者では純正パーツの需要も十分にあるため、買取査定額のアップが期待できます。純正パーツが残っているなら、査定の前に手入れをしておくようにしましょう。
少しでも高く売りたいならエンジンルームもチェック
純正のパーツを用意する以外にも、少しでもトラックを高く売りたいのであれば査定金額アップが見込めるポイントがあります。それは、エンジンルームの手入れをしておくことです。
まだ動くトラックを売却する場合は、査定の際にこのエンジンルームをチェックされることになります。エンジンルームというのは普段手入れをすることがあまりないので、ホコリやオイル漏れで汚れてしまっている可能性が非常に高いです。このエンジンルームを綺麗にすることで、査定の際に担当者に好印象を与えることができ、査定金額のアップが期待できます。市販クリーナーを使って、オイル汚れなどの汚れやホコリを丁寧に落としておきましょう。
また、掃除の際に注意しなければならないのは、ホースや高圧洗浄機で一気に汚れを洗い流そうとしないことです。エンジンルームには電気系統の部分が存在しますので、ホースで一気に洗い流してしまうと電気系統に水が入り、トラブルの原因となってしまうことがあります。そうした事態にならないためにも、しっかりと洗い流すようにしましょう。
オイル交換もしておこう
実はオイル交換というのはとても重要で、トラックなどのディーゼル車の場合はオイルを新しくするだけでエンジン音が静かになるということも少なくありません。
エンジン音は査定時のチェックポイントの1つでもあり、異音があると減点ポイントとなってしまいますので、掃除がてらオイル交換も行っておくと、より高評価の査定が期待できるでしょう。
専門業者は簡単高額査定!まずは連絡してみよう
いかがでしたでしょうか?チェックポイントを把握していれば、たとえ改造車や事故車であっても、高額買取が期待できるのがトラック買取のいいところです。不要になったトラックを高く売りたいのであれば、こうしたチェックポイントを見逃さずに手入れをして、買取査定に備えるようにしていきましょう。