トラックの修理にはどれくらい費用がかかる?タイプ別修理費用の相場ご紹介!

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よく使うものは意図せず故障することがありますよね。トラックによく乗る方にも覚えがあるのではないでしょうか。

今回はトラックの修理費用相場を部位別にご紹介いたします。今まで修理が必要なかった方も、万が一に備えて知っておいてくださいね。

 

■トラックの外装でかかる修理費用相場

トラックの修理費用は車種や車体の大きさによって異なります。一般的に車体が大きく頑丈なトラックは部品の製造コストがかかるため、それに伴って修理費用も高額になります。

まずはトラックの外装に多い修理について4種類をご紹介いたします。

 

・バンパー

何かにぶつかったり、走行中に石を弾いてしまうことが多いバンパーは修理が多くなる場所です。バンパーの修理費用は傷の大きさなどで異なります。
小さな傷の場合1万円程度で修理可能ですが、範囲が広くなると高額になります。全体を交換する場合は5万円から20万円と非常に差が出てきます。
また、へこんだ場合も傷同様に範囲が広くなると高額になります。小さなへこみは1万円以下で直せることもあります。

 

・ドア

開閉時にうっかり傷をつけてしまいがちなドアも修理頻度が多い場所です。
塗装が剥げた場合は数千円で修理できますが、傷やへこみの範囲が大きくなるとバンパーの修理費用と同じくらいの費用がかかります。
損傷がひどく、交換が必要な場合は10万円以上必要になるケースもあります。

 

・荷台

トラックの荷台は荷物と直接触れ合うため、摩擦や積み下ろしの衝撃によって損傷しやすい場所です。とくに、平トラックなど屋根がない車両は塗装が剥げた状態で走行し続けると、傷ついた場所が酸化してサビの発生にもつながります。定期的に床板の交換を行いましょう。
床板の交換費用はトラックのサイズによって相場が異なり、小型は6万円、中型は9万円、大型は12万円程度とされています。ただし使用する床板の種類によって費用が異なります。

 

・タイヤ

タイヤは消耗品なので適切なタイミングでの交換が必要です。一般的に3年ごとの交換が推奨されていますが、タイヤの減りやスリップサインが出ている場合は、3年未満でも交換するようにしましょう。
1本あたりの交換費用は500円からが相場ですが、タイヤを持ち込む場合は1,500円からが相場となっています。

 

■トラックの内装でかかる修理費用相場

続いてトラックの内装に関する修理費用を3種類紹介します。

 

・シート

運転席のシートは摩擦や体重により徐々に破れていきます。シートが傷むと運転中に感じる負担が大きくなるため、できるだけ早く修理することをオススメします。
擦り切れや穴は2万円以下で修理可能ですが、シートの張り替えになると5万円ほど、シートを丸ごと交換する場合は最大20万円ほどかかることもあります。費用はシートの素材などによって変動しますので、修理を依頼する際に確認しておきましょう。

 

・エアコン

荒れた道を走行し続けたことで部品が故障し、エアコンから異音や異臭がしたりすることもあり、あまり効かなくなります。違和感がある場合は修理に出しましょう。
エアコンの修理費用で特に高額になるものが、コンプレッサーやコンデンサの修理です。相場として8万円前後が必要となります。
エアコンに使用する冷却ガスの漏れや詰まりの修理費用は、4万円前後が相場とされています。

 

・エンジン

車の心臓部であるエンジンは、修理費用が高額になりやすい場所です。放置すると走行不能になることもあるので、異常が起きた場合はすぐに修理に出しましょう。
エンジンを丸ごと交換する場合は数百万円ほど必要になるかもしれません。修理内容によっては買い替えも視野に入れたほうが良いでしょう。

 

 

決して安くはないトラックの修理費用ですが、安全で快適な走行をするためにはこまめな修理を心がけてください。買い替えを検討する場合は、中古トラックの購入で費用を抑えることもできます。

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