中古重機の買取りも可能!専門業者に依頼して利益を上げよう

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建築現場などで使われている特殊重機は、新車で購入すると驚くほどの高額になってしまうため、中古で売買するのが一般的になっています。そのため古くなってしまった重機でも、専門の業者に買取りしてもらえば、大きな利益を得る事も可能です。

建築現場に必要不可欠な重機!その重機を処分する際は中古重機買取り業者へ

仕事
建築現場などで、目にすることが多い重機。その重機には様々な種類があり、多くの現場で活躍しています。ですが、特殊な扱いの乗り物なので、普通自動車を多く扱う中古車販売業者に売ろうとしても、上手くいかないことが多いようです。場合によっては買取り価格が付かず、廃車にされてしまうことも少なくありません。しかし、中古重機のニーズは意外に高いため、中古重機を専門的に扱う買取り業者であれば、かなりの高値で買取りをしてくれるようです。それでは、どうすればさらに高値で買取りしてもらえるのでしょうか。人気のある中古重機や、買取りまでの流れなどを確認してみましょう。

重機の種類を確認しよう

改めて確認しておくと、重機とは、建設重機の略語です。他にも建設機械を略して建機と呼ぶ事もありますが、同じ重機を意味しています。重機はとても種類が多く、ショベルやダンプ、フォークリフトなどが代表的です。これらの他にも数多くの重機が身近で使われています。まずは、重機の種類を確認してみましょう。

重機の種類

種類① ブルドーザー・スクレイパー

重機

引用元: KOMATSU

ブルドーザーは、主に整地作業で活躍している重機です。地面のかきおこしや盛土が得意であり、山を切り開く場合などに使用されています。スクレイパーは、ヘラ状のブレードを使用していることが特徴的な重機です。地面をこそげ取ったり、削ったりする作業に使用されています。両方の機能を組み合わせたスクレイプドーザーという重機も活躍しています。

ブルドーザー・スクレイパーの種類

・ブルドーザー
・スクレイプブルドーザー
・リッパドーザー
・モータースクレイパー
・被牽引式スクレイパー

種類② 積み込み機・掘削機

重機

引用元:キントラ

工事現場などで、よく目にするショベルカーは、この積み込み機・掘削機に含まれています。主な仕事は、土砂を掘りダンプなどに積み込む作業をする建設重機です。アームの先の部分を取り替えることで、仕事の幅広がる優れた重機になっています。

積み込み機・掘削機の種類

・ミニショベル
・油圧ショベル
・クラムシェル
・ドラグライン
・ホイールローダー
・トラクタショベル
・バケットホイルエクスカベーター

運搬用機械

重機

引用元:キントラ

土砂や、建築資材などを載せて運ぶ重機は、運搬機械と呼ばれています。トラックやダンプカーなどは一般道路でも見かけるので、馴染みのある建築重機と言えるでしょう。ショベルローダーはショベルカーと同じく、土砂を持ち上げることが役割の重機です。フォークローダーは、木材などの荷役に適しています。

運搬用機械の種類

・トラック
・ダンプカー
・トレーラー
・不整地運搬車
・フォークローダー
・ショベルローダー

種類④ 荷役機械・クレーン

重機

引用元:株式会社加藤製作所

クレーンは、荷物を水平に持ち上げ運搬することができる機械重機です。クレーンの定義で大切なのは「動力によって荷物を釣り上げているか」ということです。そのため、人の力で荷物を釣り上げているものは、クレーンの定義には当てはまりません。クレーンの他に、フォークリフトやクランプリフトなどといった荷物を積み込む機会もあります。こちらは主に運送業界などの現場で活躍しています。

荷役機械・クレーンの種類

・タワークレーン
・トラッククレーン
・クローラークレーン
・ラフテレーンクレーン
・オールテレーンクレーン
・トップリフタ
・クランプリフト
・フォークリフト
・高所作業車
・ストラドルキャリア

このように重機は一部を一部紹介しただけでも、たくさんの種類があることが分かります。上記で紹介したような中古重機を処分したいと考えている場合は、中古重機を専門に買取り扱っている業者に連絡してみましょう。

中古重機のなかでも人気NO1はクレーン車!

重機
中古重機のなかでも、特に人気があるのがクレーン車です。多くの現場で需要があり、高額での買取りが期待できます。それでは、クレーン車を売却する場合、査定でどのようなポイントがチェックされるのでしょうか。クレーン車のチェック項目を確認してみましょう。

買取り査定でチェックされる項目

走行機能

車両であるからには、きちんと走行できるかどうかが重要な基準です。クレーン車では普通自動車と違い走行距離などは、あまり問題になりません。動作の正確さや安全性が特に重要でしょう。

クレーン車の駆動には電動機が使用されていて、タイプによって1~4台に分かれています。走行用の原動機とクレーン用の原動機が別であるトラッククレーンや、両者とも共通のホイールクレーンなど、走行機能は様々に分かれていて、現場によって人気のタイプが違っています。

アウトリガー

アウトリガーとは荷物の積み下ろしの際に、クレーン車の車体を横転などの事故から防ぐ為『踏ん張る脚』となる部分の事です。アウトリガーは、円柱状と四角柱状の2種類のものがあります。この2種類でみても、四角柱状のタイプの方が安全性が良いとされており、より高評価されています。

クレーンのブーム段数

ブームとは、クレーンの腕部分のこと。クレーンのブーム段数は全車で一定というわけではありません。タイプによって、それぞれ3~6段までに分かれています。段の数が多いほど、クレーンをより長く伸ばすことも可能です。しかし、長ければそれだけ評価が良いと言うわけでもありません。

一般的には、汎用性が高く使い勝手の良い4段階が人気となっているようです。また、クレーンメーカーによっても人気は違っています。現在、特に人気が高いのは、『タダノ』や『古河ユニック』製のクレーンです。

クレーン装置とトラック車体部分の年式の差

クレーン車を運用するとき、新品の部品だけを使う場合と、中古の部品を組み合わせて使用する場合があります。新品のクレーン装置を中古のトラック車両に取り付けることもあれば、その逆で新品のトラック車両に中古のクレーン装置を取り付ける場合もあります。

どちらの場合でも車体とクレーンとで年式の差がでますが、近い年式である方が評価は高くなるようです。そのため、なるべく差が少ないほど良いでしょう。もちろんどちらも、購入時と同じ状態であれば、それだけ評価もよくなります。

クレーンのラジコン装置の有無

クレーン車はラジコンを使って操作することも可能ですが、このラジコン装置の有無も、査定に大きく影響してきます。もちろん、ラジコンが装着されている方が高値になるのです。理由としては、ラジコンを後付けする場合、機種によっては高額な費用が必要になるからだと言われています。

クレーン者の中でも人気の高い車種

次に、クレーン車のなかでも特に人気がある中古車種を確認してみましょう。

人気の車種

・日野レンジャー
・三菱ふそうファイター
・いすゞフォワード

評価されやすい基準

ブーム段数:3~4段数
最大積載量:3~4t
ラジコンフックイン

クレーン車は、特殊装備を備えているのでトラックなど、その他の一般的な建設機械よりも、新車の購入額が高くなってしまうようです。なので、新車に比べて比較的安価で購入できる『中古重機』は、とても高い需要をもっています。

特に上記の車種・基準に当てはまる中古クレーン車ならば、かなりの高額査定が期待できるでしょう。次は、目安となる査定額も確認しておきましょう。

クレーン車査定の目安

車種:日野レンジャー
ブーム段数:3段数
最大積載量:4t
ラジコンフックイン
年式:平成14年
走行距離:106,000km
目安金額:3,130,000円

車種:三菱ふそうファイター
ブーム段数:4段数
最大積載量:4t
ラジコンフックイン
年式:平成9年
走行距離:76,000 km
目安金額:1,750,000円

車種:いすゞフォアード
ブーム段数:3段数
最大積載量:3t
年式:平成9年
走行距離:870,000km
目安金額:1,525,000円

このように、人気のクレーン車は高額買取りが期待できます。しかし、中古重機買取り業界では、普通乗用車のように年式や走行距離などといった買取り価格の明確な基準・目安となるものがありません。そのため、いざ売ろうと思っても相場が把握しづらいというケースもよくあります。

特にクレーン車は他の重機に比べると、特殊装備が多いこともあり、査定の項目が多いのが特徴です。ですから、1社の買取り金額だけで納得せずに、いくつかの業者に査定をしてもらい、買取り金額を比較することをオススメします。各業者が独自の査定項目・査定基準で買取り価格を決めているため、他の業者では評価が低かった重機でも高く買取りしてもらえることがあるのです。

また、中古重機の買取りは、カタログスペックではなく、実際の現状を確認してから買取り金額を決定することが基本です。そのため事前に調べたり、業者に電話などで尋ねてみたりした目安価格とは異なることもあります。即決で買取り業者を決めるのではなく、しっかり他社とも比べて契約するようにしましょう。

中古重機買取りまでの流れを確認しよう!

女性
ここまでは買取りを依頼する前に気をつけてほしいことを紹介してきました。ここからは、実際に中古重機買取り業者へ連絡して、所有している重機を買取ってもらうまでの流れを、一緒に確認してみましょう。

中古重機買取りの流れ

査定申し込み

所有している重機を売却するためには、まず買取りを依頼したい業者に連絡をして、大まかな査定額の確認をしましょう。中古重機の場合は上記でも記載したように、年式や走行距離などで買取り査定金額をつけるのが難しいものです。そのため、実際の状態によって買取り金額を決めることが、ほとんどになっています。しかし普通自動車の買取り見積もりと同じように、おおまかな目安であれば、オンライン査定などで事前に確認できる場合もあります。

ホームページに設置されたフォームで写真を送り、先に確認させて欲しいというような中古重機買取り業者も多いので、覚えておきましょう。また、このときに正確な情報を伝えられるように、カタログや印鑑登録書などの書類は事前に用意しておくとよいでしょう。

出張査定依頼

写真などで中古重機の状態を確認できた場合は、事前におおまかな目安が確認できます。しかし、写真などによる事前査定がなくても問題はありません。また、実際に重機の状態を目で確認してみると、買取り価格が上がるということも多いようです。そのため、やはり査定の本番は目視による確認であると言えます。直接査定員に重機をチェックしてもらい、査定額を出してもらいましょう。

業者によっては、直接店舗に持ち込まなくても、査定員が出張で査定にきてくれます。出張査定を依頼した場合は、「出張費用はどうなっているのか」「出張査定対応エリアなのか」を電話やホームページで確認しておくとよいでしょう。

契約・買取り金額の受け取り

提示された買取り金額に納得したのであれば、そのまま契約となります。買取り金額の支払いは、その場で引き取り現金で支払われるか、後日銀行振込で支払われるかを選ぶことができる場合もあります。そのため、中古重機買取り業者に確認が必要でしょう。

また、契約時には車検証などの他にも、書類が必要になることもあるので、それもあわせて業者の方に確認することをオススメします。

書類の手続き

売買契約後、名義変更などの手続きを業者が無料で行なってくれるのかも重要です。たいていの場合は、名義変更などの手続きは、業者側で行ってくれます。しかし業者によっては、自分で手続きを行なわなくてはならないので、しっかりと確認しておくようにしましょう。

こうしてみると、たくさんの手順があるように見えますね。ですが、心配する必要はありません。実際に中古重機買取り業者に依頼してみると、優しく丁寧に教えてくれるので、大丈夫ですよ。不安なことや分からない事は、すぐに確認するようにしましょう。

まずは中古重機買取り業者に相談してみよう!

重機は新車で購入すると、とても高額になってしまうもの。ですから、中古重機の需要が多くあります。また、日本製の中古重機は海外でも取引されているようです。必要がなくなった重機や、買い替えを検討している重機があるのであれば、専門の買取り業者に相談してみましょう。そうすることで、手元に残る金額に大きな差がでます。重機を賢く処分しましょう。

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