重機

大型特殊免許で乗れる車の種類とは?取得の条件や方法も併せてご紹介します!

黄色ブルドーザー左

重機を運転する男性

大型特殊免許と聞いて、乗れる車の種類をすぐに答えられる方は少ないでしょう。身近なところでは工事現場や建設現場などで目にしますが、乗れる車は他にもあります。大型特殊免許は短期間で取得できるので、活躍の場を広げたい方は取得がおすすめです。

今回は、大型特殊免許で乗れる車の種類と取得の条件や方法について、ご紹介いたします。

■大型特殊免許で乗れる車

まずは、免許の特徴を簡単にご紹介いたします。

・大型特殊免許とは

特殊な構造をした大型自動車で公道を走行する際に、必要となる免許です。

大型特殊免許には第一種と第二種があります。しかし、第二種は旅客の運送を目的としており、教習所がありません。

そのため、第一種を取得するのが一般的です。

大型特殊免許があれば、「全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下」の特殊車両が運転できます。

なお、大型特殊免許で運転できるのは特殊自動車のみに限られるため、通常のトラックなどを運転する場合は、別途自動車免許が必要です。

大型特殊免許のみで運転できる車両と、普通免許を併せ持っている場合に運転できる車両は以下の通りです。

【大型特殊免許のみで乗れる車両区分】

  • 大型特殊自動車
  • 小型特殊自動車
  • 原動機付自転車

【大型特殊免許+普通免許で乗れる車両区分】

  • 普通自動車
  • 大型特殊自動車
  • 小型特殊自動車
  • 原動機付自転車

・公道を走行できる車の種類

続いて、大型特殊免許で公道を走行できる車の種類をご紹介いたします。

<大型特殊自動車>

代表的な例として、移動式クレーン、ブルドーザー、ショベルカーなどが挙げられます。

他にも除雪車や路面清掃車、大型の農耕車も含まれます。

<小型特殊自動車>

小型特殊車両には、フォークリフトや小型のトラクター、コンバインが該当します。

・操作の際は作業用の免許も必要

大型特殊免許は、あくまで公道を走行するための免許になるので、現場でフォークリフトやクレーンの操作、玉掛け業務を行う場合は、作業用の免許が必要です。

なお、特殊車両によっては走行の際にけん引免許が必要になる場合もあります。

■大型特殊免許の取得条件

黄色ブルドーザー左

大型特殊免許は、普通免許とほぼ同じ条件で取得できます。

・年齢

満18歳以上

・視力

両眼で0.7以上かつ片眼で0.3以上あること

左右いずれかの視力が0.3以下の場合は、もう片方が0.7以上で視野が150度以上あること

(コンタクトやメガネの使用可)

・聴力

10m離れた状態で90dBの警報機が聞こえること

(補聴器の使用可)

・色彩識別

赤・青・黄が識別できること

・運動能力

運転に差し支えのある障害が四肢や体幹にないこと

または器具を使用するなどして、運転に支障がないと判断できること

■大型特殊免許を取得する方法

黄色重機の運転席から

大型特殊免許を取得する際は、2通りの方法から選べます。

・指定教習所

指定教習所での教習はすべて場内コースで実施され、仮免許や路上教習がありません。

教習期間は3か月程度で、学科22時間と実技12時間の受講が必要です。

なお、普通免許を保有している場合は学科教習が免除されるため、最短6時間、検定を含めても4日間程度で卒業できます。

また、合宿免許を利用すれば通常よりも短期間で免許が取得できるので、連休前に計画を立てるのもよいかもしれません。

・運転免許試験場での一発試験

教習所を利用せず、直接、運転免許試験場に出向いて受験する方法です。

合格すれば最短1日で免許を取得できますが、運転技術がなければ難易度の高い選択と言えるでしょう。

・大型特殊免許は限定解除できる?

大型特殊免許には、車両条件を制限した免許があります。

たとえば、「農耕車に限る」や「カタピラ車に限る」などと記載された免許です。

大型特殊免許の場合、限定を解除するための条件が設けられておらず、教習所に通う

もしくは運転免許試験に受かれば解除できます。

大型特殊免許は特殊車両を運転するための免許で、比較的短期間での取得が可能です。

また、普通免許や作業用の免許も併せて保有していると、活躍できる場が広がるでしょう。

大型特殊免許の運転に興味のある方は、ぜひ資格取得を目指してみてください。

【移動式クレーンの種類】あなたはどれだけ知っていますか?

黄色クレーン

黄色クレーン

クレーンは建設や土木、工場などの作業現場に欠かせない重機です。用途に合わせて使い分けられるよう、固定して使用するものや原動機を設置するもの、移動ができるものなど、さまざまな種類があります。

そこで今回は、移動ができる「移動式クレーン」についてご紹介いたします。種類の多さに驚くかもしれません。

■移動式クレーンの定義

クレーン安全規定では、移動式クレーンを「動力によって荷物を吊り上げて水平に運搬できる機械装置で、搭載した原動機を使って不特定の場所に移動させることができるもの」と定めています。

人力で荷物を吊り上げるものや、吊り上げ荷重が0.5t未満のものは、移動式クレーンに分類されません。

■主な移動式クレーンの種類

移動式クレーンには、さまざまな種類があります。

・トラッククレーン

トラッククレーンは小型から大型まで幅広く、あらゆる分野で利用されています。

<トラッククレーン>

大型のトラッククレーンは、運転席が走行用とクレーン操作用に分かれているのが特徴です。専用キャリアに旋回サークルやアウトリガーを装備し、その上に上部旋回体と呼ばれるクレーン装置の架装をしています。

ジブの駆動は、油圧式と機械式に加えて複合式も存在し、ジブが伸縮するものを油圧式、しないものが機械式と大別されています。

<車両積載形トラッククレーン>

小型のトラッククレーンは、平ボディのシャーシを補強し、運転席と荷台の間に小形のクレーン装置の架装をしています。

クレーン操作は車体の側面で行いますが、最近では安全性を考慮してリモコン式や無線操作式も多く出回っています。

<レッカー形トラッククレーン>

レッカー型トラッククレーン

トラックのシャーシを補強し、アウトリガーやクレーン装置の架装をしています。通常のトラッククレーンよりもジブが短く、10mほどしかありません。

主に交通事故や事故車の救援作業などで使用されており、シャーシの後部には車両をけん引するための装置が取り付けられています。

<オールテレーンクレーン>

オールテレーンとは、「全地形対応」を意味します。公道と不整地の両方を走行でき、トラックとラフテクレーンの走行性能を併せもつ移動式クレーンです。

運転席とクレーン操作席が別々に配置されており、吊り上げ荷重100t超の高い吊り上げ能力を誇ります。

四輪操舵ができるので、大型ながら旋回性に優れているのも特徴です。

・ホイールクレーン

一般的にホイールクレーンは、1つの運転席で走行操作とクレーン操作の両方が行えるタイヤ付きの移動式クレーンを指します。

<ホイールクレーン>

車軸を備えた専用台車の上に、クレーン装置の架装が施されています。車輪は三輪式と四輪式があり、狭い土地での操作性に優れているのが特徴です。

また車体を安定させるため、ほとんどのホイールクレーンにアウトリガーが取り付けられています。

<ラフテクレーン>

オールテレーンクレーンのように旋回性に優れているため、不整地でも安定して走行できます。車両のサイズは通常のトラックと変わらないため、狭い土地での作業で活躍します。

・クローラクレーン

黄色クローラークレーン

足回りにクローラ(無限軌道)を装備した移動式クレーンで、クローラが転がることで走行できる仕組みです。走行速度は時速1~3kmと遅く、公道では自走できません。

タイヤ式に比べて接地面積が広く、安定性に優れているため、不整地や軟弱な地盤でもスムーズに作業を行えます。

・鉄道クレーン

レール上を走行できる車輪をもった台車に、クレーン装置の架装があります。

主に保線作業の荷役業務や救援業務などで使用されますが、最近ではレール用の車輪を取り付けたトラッククレーン(軌陸車両)が主流です。

・浮きクレーン

浮力のある長方形の台船に、クレーン装置の架装が施されています。

船体は自航式と曳航(えいこう)される非自航式があり、クレーン装置は旋回するものとしないもの、ジブが起伏するものと固定されたものがあります。

港湾や河川、海上の土木工事や荷役業務など、さまざまな作業で使用される移動式クレーンです。

 

移動式クレーンにはさまざまな種類があり、特徴や用途によって細かく分類されています。移動式クレーンを見かけた際は見比べてみると、面白い発見があるかもしれません。

 

クレーン免許の取得法 免許の種類・試験の詳細

工場・建設業界で欠かせない存在である「クレーン車」クレーン車を用いた仕事は平均年収が400~500万以上稼げるケースもあり、需要が高いです。

そんなクレーン運転士になるにはどのような免許・資格が必要になるのか?具体的にご紹介いたします。

■クレーン免許の種類

クレーンは取得する免許によって、運転できる機体も異なってきます。ここで、代表的なクレーン免許について解説していきます。

・クレーン・デリック運転士免許(限定なし)

クレーンとデリック、両方の機種を扱うために必要になる免許です。デリックとはマスト・ブームを有した機械装置で、動力によって、荷を吊り上げることができます。(吊り上げ荷重0.5t以上のもの)

・クレーンとデリックの違い

クレーンは単体で荷の吊り上げが可能ですが、デリックの場合は、設置されているワイヤーロープやブームの操作を別の原動機で操作します。ビル建設や製鉄所など、活躍できる範囲が広いので、持っておくと便利です。

・クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)

クレーン限定はデリックを除いた吊り上げ荷重が5t以上のクレーンを運転することができる免許です。クレーン初心者の方で、少し重量の大きいクレーンを運転したいという場合は、まずこの免許を取得してみてはいかがでしょうか。

・床上運転式クレーン限定免許

床上運転式クレーンは工場内部の天井に設置されている、吊り上げ荷重が5t以上のクレーンです。UFOキャッチャーの要領で、工場内の荷物を運び、運転手は運ばれている荷の移動と一緒にボタンを操作します。床上式運転は操縦者の少ない移動で運転することができるので、玉掛け業務の際に便利になる資格です。

■クレーンの運転に必要な資格や免許クレーン車を操縦する男性

クレーンは、工場などで使用する定所式、自走できる移動式、デリックの3種類に大別できます。運転をするクレーンに応じて、免許を取得しましょう。

・クレーン(定所式)の運転に必要な免許や資格

<吊り上げ荷重5t以上>

クレーン・デリック運転士免許(限定なし)

クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)

<吊り上げ荷重5t以上の床上運転式>

クレーン・デリック運転士免許(床上運転式クレーン限定)

<吊り上げ荷重5t以上の床上操作式>

床上操作式クレーン運転技能講習

<吊り上げ荷重5t以上の跨線テルハ>

クレーンの運転の業務特別教育

<吊り上げ荷重5t未満>

クレーンの運転の業務特別教育

・移動式クレーンの運転に必要な免許や資格

緑クレーン車のおもちゃ

<吊り上げ荷重5t以上>

移動式クレーン運転士免許

<吊り上げ荷重1t以上5t未満>

小型移動式クレーン運転技能講習

<吊り上げ荷重1t未満>

移動式クレーンの運転の業務特別教育

・デリックの運転に必要な免許や資格

<吊り上げ荷重5t以上>

クレーン・デリック運転士免許

<吊り上げ荷重5t未満>

デリックの運転の業務特別教育

現在、ご紹介した免許のみではクレーン業務に必要な玉掛け作業が行えません。

吊り上げ荷重1t以上の場合は玉掛け技能講習、1t未満の場合は玉掛け業務の特別教育の資格が必要です。

※昭和53年9月30日以前に免許を取得した場合は可能です。

■技能講習が必要なクレーンの免許は?クレーン

クレーンの操作に関する免許には種類があり、どれを取得するかで操作できるクレーンの種類が異なります。こちらでは、技能講習が必須になる免許をご紹介いたします。

・小型移動式クレーン

吊り上げ荷重が5トン未満の移動式クレーンのことを小型移動式クレーンと呼びます。技能講習には学科と実技があり、受講後には試験が行われます。試験に通らなければ免許を取得することはできません。

クレーンの免許の中では比較的取得しやすい難易度ですが、応募者が多いため余裕をもって応募しておくようにしましょう。

受講費用は3万円ほどです。

・床上操作式クレーン

移動式クレーンとは異なり、クレーンが工場の天井などに設置されています。吊り上げ荷重が5トン以上の床上操作式クレーンを運転するには技能講習が必須です。操作はペンダントスイッチで行います。

床上操作式クレーンで注意したいのが、荷物の積み下ろし作業には玉掛の免許も必要になるという点です。床上操作式クレーンの免許を取得する場合は玉掛の免許も取得しておきましょう。

費用は2万~3万円程度です。

・1トン以上の玉掛け

クレーンのフックに荷物を掛ける作業や、降ろす作業に必要な免許です。クレーン作業には必須の免許なので、先に取得しておくことをおすすめします。

講習には2日間の学科と1日の実技があります。

費用は所持している資格や免許によって変動しますが、およそ2万2,000円程度です。

■合宿なら費用を抑えて短期間での取得が可能工事中のショベルカー

できるだけ短期間で取得を目指す場合は、合宿での取得を考えてみることもおすすめです。

こちらでは合宿でクレーンの免許を取得する方法や、知っておきたい費用を抑える方法についてご紹介いたします。

・合宿の費用を抑える方法

クレーンの免許を取得したい場合に確認しておきたいのが、「教育訓練給付金制度」です。これは厚生労働省が実施している助成金制度で、条件に当てはまれば免許取得に必要な費用の20%(最大10万円)が支給されます。支給申請をする場所はハローワークですので、興味がある方は一度調べてみることをおすすめします。

・合宿に必要な期間と費用

こちらはあくまでも目安になりますが、合宿で免許取得にかかる費用と期間をご紹介いたします。

なお、紹介している費用は受講料金とテキスト代のみです。宿泊費用や保険料は別途必要となりますのでご注意ください。

<移動式小型クレーン>

費用…4万2,000~4万5,000円程度

期間…3日間(学科10~13時間 実技6~7時間)

※有する資格によって異なる

<床上操作式クレーン>

費用…4万2,000~4万5,000円程度

期間…3日間(学科10~13時間 実技6~7時間)

※有する資格によって異なる

<玉掛技能講習>

費用…2万~2万5,000円程度

期間…3日間(学科9~12時間 実技6~7時間)

※有する資格によって異なる

宿泊費用は滞在する部屋のグレードや教習先によって異なりますので、受講する教習先のホームページなどで確認してください。

■クレーンの免許を取得するメリット夜間の工事車両

クレーンの免許を取得することで大きなメリットがあります。

・安定した収入が見込める

クレーン運転士を目指す場合はもちろん、安定した収入を求める方にもクレーン運転士の仕事はおすすめです。国家資格であり、高い専門技術が必要なため、非常に需要が高く就職にも有利になります。

免許に期限がないため、一度取得すれば使い続けることができます。

・性別に関係なく給与やスキルのアップが可能

あるデータによると、クレーン運転士の収入は平均で460万円程度とされています。男女別で見ても、男性が460万円、女性が450万円となっており、性別に関係なく高収入の仕事といえます。

スキルアップや再就職にも性別問わず有利になれるため、取っておいて損はない免許です。

また、年代別では20代前半で約400万円、30代前半で約510万円、40代前半で約530万円、50代前半で約540万円と、地域や経験、スキルによる差は少ないようです。

実務経験があるに越したことはありませんが、未経験でも高い収入が見込めるでしょう。

すでにクレーン運転士の免許を取得している方は、より高い収入を目指して、港湾などで使用されているガントリークレーンの運転士免許を取得するのもよいかもしれません。

ガントリークレーンの免許は数日で取得できるので、スキルアップも兼ねてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■クレーン免許が役に立つ現場クレーンが立ち並ぶ海の現場

クレーンが使用されているのは、建設現場だけではありません。

・クレーン運転士という仕事

クレーンは工場、製造所、倉庫、港湾、その他にも多くの現場で活躍しています。そのため、運転士免許を保有していると、全国どの地域の現場でも重宝されるでしょう。

ただし、危険性の高い作業を行う前はしっかりと計画を立て、運転中に事故が起きないよう入念に打ち合わせをするなど、責任能力や管理能力、周囲への配慮が必要です。

また、クレーンは大きなものを運ぶイメージばかり先行していますが、繊細な作業も多く、ストイックさが求められる仕事です。体や心の不調は仕事のパフォーマンスに影響を及ぼすため、規律正しい生活とともに自己管理を徹底する意識も求められます。

・クレーン運転士のやりがい

無事に計画通りの作業を終えた際は、大きな達成感と安堵感、やりがいを感じられるでしょう。作業にはスピードだけでなく、慎重さや丁寧さも必要です。そのため、集中力や忍耐力、責任感の強い方が向いています。

周囲からの期待が大きいだけに、誇りをもって長く続けられる仕事です。

またクレーンは種類が多く、作業は奥が深いので、クレーン運転士の免許を独学で取得するのは難しいと言われています。

続いてクレーン運転士の試験についてご案内いたします。

■クレーン運転士の試験について

クレーン免許を取得したい場合は、教習所に通うのがおすすめです。教習所に通うと実技試験が免除になるので、免許取得率もぐんと高くなりますし、時間の節約にもなります。

ここで、教習所での試験内容について、より詳しくご紹介いたします。(クレーンデリックの運転免許は18歳以上の方なら誰でも取得できます。)

・主な試験内容

試験内容については、クレーン・デリックに関する知識、原動機に関する知識、クレーンの運転に必要な力学知識、法令などの知識が主な出題内容になります。学科試験は総得点で満点中60%以上の高得点。各科目が40%以上の得点率であることが必須になります。期間としては大体7~10日ほどです。

・試験難易度

クレーン免許の取得となると、難しいイメージがありますが、教習所に通うと、実技試験が免除されるので、難易度的には心配するほど高くありません。教習所に通いたくない方は独学で一発試験を狙う方法もありますが、その場合、実技試験を受けることになり、クレーン操縦経験のある方でないと、かなり合格が難しくなってしまいます。時間はかかりますが、教習所でじっくり講習を受けたほうが確実といえるでしょう。

・平均的な合格率

クレーン免許の合格率は、年によって違いはありますが、学科試験の場合は約61%、実技試験の場合は約48%の方が合格という調査結果が出ています。実技試験の場合は、やはり合格率は若干下がるようです。

■中古クレーンを購入する際の注意点

クレーンは新車で購入するとなると、かなりの出費になるので、中古購入したいという方も多いと思います。中古トラックは通常より安く手に入れられる反面、安全性の確認を怠ると、後々、事故を起こしてしまう危険があるので、注意しましょう。ここで、中古クレーンを購入する場合に大切なポイントをご紹介いたします。

・クレーンは問題なく稼働するか

基本的ですが、最も大切な問題です。ただ動くかどうかだけでなく、諸動作が滑らかに操作できるか、止めたいタイミングで確実に停止させることができるかなどに、気を付けて確認しましょう。作業時にタイムラグが発生していないか。エンジンの回転数を上げた場合と通常時の動きの動作確認、エンジンのアイドリング確認なども重要なポイントです。

・補強板の有無

フレーム(シャーシ)を固定する補強板は、クレーン車の強度・耐久性を保証する上で重要な要素です。中古車のなかには、補強板がただの鉄板を加工して取り付けられたものもあるので、注意しましょう。鉄板の場合だと、シャーシがダメージを受けて曲がってしまったり、真っ二つに折れてしまう可能性があり、とても危険です。シャーシがダメージを受けると、業務用車両の安全性を根本から失ってしまうため、補強板の確認は必須です。

・点検整備記録簿

クレーン車のような業務用車両を選ばれる際は、点検整備記録簿の内容はしっかり確認しておきましょう。点検整備記録簿は車検以外で3ヶ月、6ヶ月毎に行う点検整備の記録を記帳し、保管しているものです。こうした点検記録は車両の安全性を確認するうえで大切なものです。販売開始日から使い込まれていない中古クレーンは、軽整備のみの場合もありますが、一通り目を通しておくといいでしょう。

「ユンボ」と「バックホー」の違いは?必要な資格や免許も違うの?

ユンボとバックホー「同じような見た目をしているけど、ユンボとバックホーはなにが違うの?」と疑問に思われる方は少なくありません。呼び方は全く異なるものの、ユンボとバックホーの違いは一体どこにあるのでしょうか?

今回はユンボとバックホーの違いについて、操縦に必要な資格と併せてご紹介いたします。

■「ユンボ」と「バックホー」はなにが違う?

・ユンボとは

ユンボはフランスにあるシカム社(現在のユンボ社)で取り扱われていた建設機械の商品名で、油圧ショベルを指します。

1950年代の日本では重機類の国内製造がされておらず、海外から輸入した製品を使用していました。1960年代に入り、日本のメーカーがフランスから技術提供を受けて製造した油圧ショベルを「ユンボ」の名前で販売したことから、国内でもユンボの呼び名で普及しました。

現在、ユンボは建設機械レンタル会社の登録商標です。

ユンボは大小さまざまな大きさがあり、土木建築や解体をはじめ、多くの現場で活躍しています。

・バックホーとは

同じく多くの現場で使用される重機に「バックホー」があります。バックホーは「クワが後ろを向いている」という見た目が呼び名の原点で、重機の先端に取り付けられているショベルが操作席のほうを向くように設計されているのが特徴です。

主に地面の掘削などで使用されますが、アタッチメントを取り換えれば解体や移動、選別など幅広い場面で活躍します。

・実は呼び方が異なるだけ

ユンボとバックホーは使用される現場、作業、見た目など共通する部分がたくさんあります。実は、呼び方が違うだけでどちらも同じ重機です。

さらにユンボとバックホーは「パワーショベル」「ショベルカー」「ドラグショベル」など、使用する現場や人によって呼び方に違いがあります。

ややこしく感じるかもしれませんが、すべて同じ重機と認識しておけば間違いはないでしょう。

■ユンボとバックホーの操縦に必要な資格

ユンボを運転する男

・必要な資格は重量によって異なる

ユンボとバックホーは、操縦する車両の重量によって取得すべき資格が異なります。

<3t未満>

車両総重量3t未満のユンボやバックホーを操縦する場合は、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」の受講が必須です。18歳以上であれば誰でも受講できます。

指定教習所で実施されている講習を受けた後、簡単な学科試験をクリアすることで操縦が可能です。実技講習も行われますが、実技試験はありません。

<3t以上>

車両総重量3t以上のユンボやバックホーを操縦する場合は、「車両系建設機械運転技能講習」を受講し、資格取得試験をクリアする必要があります。

労働安全衛生法により定められた国家資格で、学科試験と実技試験の両方が行われます。

学科よりも実技試験のほうが難しく、走行と装置の操作をどちらも完璧にマスターしなくてはなりません。

・資格取得にかかる費用はどれくらい?

「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」の費用は、テキスト代を含んで2万円程度かかります。教習時間は学科7時間、実技6時間の計13時間です。

一方、「車両系建設機械運転技能講習」の費用は、テキスト代を含めて10万円程度かかります。教習時間は学科13時間、実技25時間の計38時間です。

なお、小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育の取得後、3か月以内に車両系建設機械運転技能講習を受講すると、講習の一部が免除されます。

・公道を走行するには運転免許が必要

夕方の工事現場でユンボ

ユンボやバックホーで公道を走行する際は、運転免許が必要です。免許種別は車両総重量と最大積載量によって区分されているので、該当する自動車免許を取得しましょう。

また、ユンボやバックホーには「クローラ式」と「ホイール式」の2種類があります。ホイール式はタイヤで走行しますが、キャタピラーであるクローラ式は公道を走行できないので注意が必要です。

バックホーの操作についてこちらでご紹介します。操作のコツも合わせてご紹介しますので、まだバックホーの操作に慣れていない方の参考になれば幸いです。

・基本操作

バックホーはシンプルな操作方法なので、覚えれば簡単に操作することができます。

バックホーはキャタピラで動きます。このキャタピラを動かすのは足元から伸びる2本のレバー、機体によっては足元のペダルです。

オペレーターの両サイドにはジョイントスティックのレバーがあり、このレバーを操作することでブームやアーム、ショベルを動かします。

・操作のコツ

バックホーは複雑な操作方法ではありません。よって、回数をこなして操作に慣れるのが一番の上達法になります。最近ではゲームやアプリでバックホーの操作を体験できるので、それらを活用してイメージトレーニングをするというのも有効な手段です。

■代表的なバックホーのメーカー

最後に代表的なバックホーの取り扱いメーカーからおすすめバックホーを4つご紹介させていただきます。

・コマツ

コマツのPC40MR-3は解体現場で活躍するバックホーです。排土板をつけることにより泥落ち機能が優秀で、作業をスムーズに行うことができます。衝撃吸収と耐久性に優れており、転倒時にはオペレーターの安全が確保される安全設計なので、安心して作業をすることができます!

・日立

日立のZX30U-5Bは利便性が人気です。マルチレバーが4パターンに対応しており、神綱方式・日立方式・JIS方式など様々な方式にすぐに切り替えることができます。この利便性により、様々な現場で多岐に渡って活躍することが可能になりました。

・ヤンマー

旋回力が高く、細部の瓦礫をすくうことができるのがヤンマーのVIO20です。この車両はミニバックホーで他の車両に比べると小さなボディですが、その作業能力とバランス性能は標準機にも匹敵します。後方小旋回で狭い現場でも活躍してくれます。

・住友

都市部の現場で人気の高い住友のSH225X-3Bは小回りが抜群です。優れた機動力に加え、強靭なアームとバケットは巨大な岩を砕くこともできるほどのパワーを兼ね備えた、非常にパワフルな車両で、邪魔な岩石があるような現場でも活躍してくれます。

今回はユンボとバックホーの違いや免許取得方法などお伝えしました。

ユンボやバックホーの操縦に必要な資格を取得すれば、あらゆる分野で活躍できる可能性が広がります。将来を見据えてユンボやバックホーの資格取得にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ユンボで仕事をしたい!ユンボに乗る為の資格や操作方法をまとめました

ユンボは工事現場や建設現場では欠かせない重機です。ユンボに乗れるようになれば、活躍できる場が大きく広がります。今回は、ユンボに乗る為に必要な資格や免許、また基本的な操作やコツについてまとめました。ユンボで仕事をしたいと考えている方は是非参考にしてください。

■ユンボについて

ユンボとは、運転手が乗り込むキャビンからブームとアームが伸び、その先端にバケットが装着された重機です。まずはユンボの特徴と、ユンボの資格が活用できる場をご紹介します。

・ユンボの特徴

ユンボはアームの先にあるバケットを、いろんな形状のアタッチメントに付け替えられるという便利な特徴を持っています。バケットは、幅が広いもの・狭いもの、整地が出来るもの、掘削が出来るもの、スケルトンのものなど、様々な種類があります。
大きなハサミの形状をした破砕機なら、木材の他に鉄骨や鉄筋、コンクリートなどの破砕作業が行えます。その他、攪拌ができたり、掴む動作ができたり、垂直に掘ることができるアタッチメントもあり、様々な作業をこなすことができるのがユンボです。

キャタピラーにバケットが付いたこのような重機はユンボの他に、バックホー(バックホウ)、油圧ショベル、パワーショベルなどとも呼ばれます。
それぞれ使われている機関や場所によって呼び方が異なりますが、ユンボという名前がどこからきたのかというと、ヨーロッパにあるSICAM(シカム)社が製造していた重機の製品名「ユンボ」に由来しています。
当時、技術提供を受けた日本の重機メーカーが同じ名称で販売したことをきっかけに、全国的にユンボの存在が広がり、バケット付キャタピラー重機の代名詞として「ユンボ」と呼ばれるようになりました。

1つの車両に違う名称がいくつも付けられているのは珍しく「何か違いはあるの?」と疑問に思ってしまいますが、全て同じものを指しています。現在ユンボは「株式会社レンタルのニッケン」の登録商標となっています。

■ユンボの部位名称と役割

緑色ユンボ

・キャビン

キャビンは、運転手が乗る操縦席のことです。キャビン内でユンボを操作するため、非常に重要な部分であると言えます。操縦席がむき出しになっているタイプの場合は、キャノピという金属製の屋根が付いています。

・クローラー

クローラーは、ユンボの足元のことを指します。クローラーの素材は金属やゴム製のものがほとんどです。そのため、足場が安定しない現場での作業には適していますが、公道は走れません。作業場所までユンボを運ぶ場合は、運搬車を使う必要があります。

また、タイヤユンボと呼ばれる、クローラーがホイールタイプになっているものもあります。タイヤユンボは公道を走れるため、都市部での作業で効果を発揮します。

・ブーム

ブームは、ユンボの作業フレームで、先端のアームやバケットを操縦席とつなげる部分です。作業の用途によって付け替えて使用します。

・アーム

アームもユンボの作業フレームを指し、ブームの先に位置する部分です。アームには、標準アームやロングアーム、伸縮アームなどの種類があり、作業の用途に合わせて付け替えて使用します。

・バケット

黄色ショベルカー

バケットは、アームの先端にある、ユンボで実際に作業をする部分です。バケットはアタッチメントという作業装置への変換が可能で、掘削や粉砕などの作業を行います。

■ユンボの資格や免許が活用できる業種

アタッチメントの豊富さから、可能な作業は多種多様です。その為ユンボは多くの場で活躍します。

  • 土木・建築業

山を切り崩す作業はもちろん、土砂崩れなど災害時の復旧作業などにもユンボは活躍します。

  • 解体業

高いところまでブームを伸ばすことができる作業性能が高いタイプのものが向いています。

  • 水道管工事業

水道管・排水管の埋め込みにユンボを使用します。

  • 電気・電話工事業

地下にケーブルを通し、埋没配管を設置する際に使用します。

  • 造園・石材業

庭の整地にユンボを活用します。石材業では、墓地の敷地に合わせて掘り下げていく「根切り」という作業を行います。

  • 砕石・砂利採取業

地盤を固める際にユンボで砕石を撒いたり、建築資材で使う砂利を採取したりします。

  • 生コンクリート製造業

生コンクリートをミキサー車から受け取る際にユンボを使用します。専用のアタッチメントを使ってコンクリートを枠に流し込みます。

  • 産業廃棄物処理業

産業廃棄物の分別や積下ろしを行います。

  • 建材業

地盤改良で、セメントと土を混ぜる際にユンボを使用します。

  • 運送業

道路を自走できないクローラー式ユンボの回送を行うことができます。重機回送ができれば、建設会社やレンタル会社へのアピールポイントになります。

■ユンボに必要な資格と免許

ユンボを扱うには、操作をするための資格と、ユンボを公道で走らせるための自動車免許が必要になります。

・必要な免許は重量で変わる

運転するユンボの重量によって、必要となる自動車免許が変わってきます。

車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満・・・普通自動車免許

車両総重量5トン以上11トン未満、最大積載量6.5トン未満・・・中型自動車免許

車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上・・・大型自動車免許

・ユンボの資格

ユンボの資格は2種類あり、操作するユンボの重量で変わります。
小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育・・・3トン未満の重量の運転が可能
こちらの資格は、講習を受講すれば取得できます。
車両系建設機械運転技能講習・・・3トン以上の重量の運転が可能
こちらの資格は修了試験に合格する必要があります。

■ユンボの資格を取得する方法と費用

電卓をたたく画像

・ユンボの資格を取得する方法と費用

先ほどもお伝えしたように、ユンボを工事現場などで操作するためには、ユンボの重量に応じて「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」、もしくは「車両系建設機械運転技能講習」のどちらかの資格が必要です。それぞれの取得方法と、取得にかかる費用の目安は以下の通りです。詳しくは近くの教習所に問い合わせることをおすすめします。

<小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育>

小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育は、3トン未満のユンボなどを操作する際に必要な資格です。取得には、教習所で学科試験と実技講習を受ける必要があります。学科の講習時間は7時間ほど、実技の講習時間は6時間ほどです。

また、受講に必要な費用は、テキスト代や保険料、修了証の発行手数料を合わせて、約17,000円です。

<車両系建設機械運転技能講習>

車両系建設機械運転技能講習は、3トン以上のユンボなどを操作する際に必要な資格です。取得には、学科試験と実技講習を受ける必要があります。学科の受講時間は13時間ほど、実技講習は25時間ほどです。

また、受講に必要な費用は、テキスト代や保険料、修了証の発行手数料を合わせて約46,000円です。

・ユンボの資格は何歳から取得できる?

「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」と「車両系建設機械運転技能講習」は、満18歳以上でなければ受講資格がありません。

・講習時間を短縮する方法はある?

中型自動車免許や大型自動車免許、大型特殊免許などを取得している場合、大幅に講習時間を短縮できる場合があります。すでに取得している方は、受講前に教習所へ詳細を確認してみましょう。

また、「車両系建設機械運転技能講習」の資格を取得する場合に、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」を修了してから3か月以内である場合は、一部の講習が免除されることもあります。

・ユンボの資格を取得するメリット

ユンボの資格を取得した場合、収入が増える可能性があります。運送業の場合だと、事業者側はトラックドライバーとユンボの操作を同一人物に依頼できるようになり、人件費などを削減できるため、手当として収入が増えることがあるでしょう。

また、個人事業主として独立する場合、トラックを所有していれば、ユンボを操作して自分で荷物の積み下ろしができるほか、重機回送も行えます。転職活動においても、ユンボの操作を行えることで優遇される可能性があります。

・もし、無免許・無資格で運転したら・・・?

無免許でユンボを運転した場合、道路交通法違反で点数が加算されるか、もしくは罰金が課せられます。

無資格でユンボを操作し、万が一事故を起こした場合は現場の代理人が逮捕されることになります。

ユンボに乗る為には、かならず免許と資格を取得し、運転する際に携帯するようにしましょう。

■ユンボの操作方法

次に、ユンボの操作方法と操作のコツをお伝えします。

・ユンボの基本操作

ユンボの操作はとてもシンプルです。ユンボ自体の前進、後退、回転は、操縦者の足元から伸びているレバーを使って行います。レバーを前に倒すと前進し、後ろへ倒すと後退します。右のレバーで右のクローラーが動き、左のレバーで左のクローラーが動くので、ユンボを回転させるには片方のレバーのみを動かすようにします。

ブーム、アーム、バケットの操作は、操縦席の両サイドにあるジョイスティックタイプのレバーで行います。右側のレバーを前後に動かすことでブームを起こしたり、倒したりすることができます。左に倒してバケットに土を入れ、右に倒して土を捨てます。

左側にあるレバーは機体の上部を回転させるためのもので、左右に倒すことで回転させます。また、前後に動かしてアームを上下に動かすことができます。

・操作のコツ

ユンボのクローラーは横方向より縦方向の方が、車体が安定するので作業がしやすくなります。

また、シリンダが押し出す力は、アームシリンダとアーム、バケットシリンダとリンクがそれぞれ直角になった時に最大となり、より作業を効率的に行うことができます。

ユンボの運転席は360度回転します。もし運転席を180度回転した状態でレバーを前へ倒すと、クローラーは前方へ回転するので、運転手から見て後ろへ進むことになります。勘違いをして運転しないように、排土板を目印にして前後を間違えないようにしましょう。

ユンボの操作は、レバーを直感で動かしたい方向へ動かせば良いという簡単なものですが、繊細な動きをするには練習が必要です。

ユンボの操作を覚えられるアプリがあるので、それを利用するのもいいですね。

■ユンボを操作する時の注意点

最後に、ユンボを扱う上で注意すべきことをシーン別に解説いたします。

・事前点検を行う

①現場の安全確認
まずは現場の確認を事前に行いましょう。危険な場所は立入禁止にする、誘導者を配置するなど安全に作業できるよう処置をします。

②火災を防止する点検
エンジンの周辺に枯れ葉や木片などの可燃物がないか、燃料漏れが起こっていないかなど火災防止の点検を行います。

③運転席の点検
運転席のフロアーやレバー、手すりなどに泥や油、雪が付着していると滑ってしまう可能性があり危険です。必ず事前に拭き取りましょう。

④始業点検
周囲の点検が終わったら、始業点検を行い異常がないかを確認します。定期検査を行っていない建設機械は使用することができないため、注意が必要です。

・エンジン始動時

①労働安全衛生規則を遵守する
労働安全衛生規則とは、厚生労働省が定めた労働の安全衛生についての規則で、ユンボを操作する際にもいくつかの規則を遵守する必要があります。

②屋内では換気する
屋内でエンジンを始動する場合には、窓や出入り口を開放し換気します。不要な空ブカシはせず、作業時以外はエンジンをかけたままにしておかないよう注意しましょう。

③視界を確保する
キャビンガラス、前照灯は視界を良好にするため表面の汚れを落としましょう。作業状況に応じて、前照灯や作業灯が装着されているか、正常に点灯するかを確認します。

④シートベルトを締める
転倒時に運転者を保護する構造になっているユンボには、ヘッドガードとシートベルトが装着されています。運転する時には、腰骨の低い位置で確実にシートベルトを締め、腹部では締めないように注意しましょう。万が一事故が起こった場合にはシートベルトの交換を行います。

⑤運転席を調整する
誤作動や疲労を防ぐためにも運転席を正しく調整しましょう。背もたれに背をしっかりと付け、操作レバーやペダルを問題なく操作できるようにします。

・作業現場での注意点

①合図をしてエンジン始動
しっかり一つ一つの動作確認をしてからエンジンを始動させましょう。乗降する時には周囲を確認し、エンジンを始動させるときにはホーンを鳴らして警告します。
運転者以外は乗らず、バケット・作業装置上を含めて運転席以外には乗ってはいけません。

②エンジン始動後点検を行う
エンジンを始動したら車両をすぐに動かさず、周囲を確認しましょう。

③ブレードの向きを確認してから発進する
ブレードの位置を確認してから走行レバーを操作しましょう。

④旋回・後進する場合は人がいないことを確認してから
見通しが悪く危険な現場では、誘導者を配置し指示に従いながら走行するようにします。
進行方向や旋回する半径に人が入らないよう十分注意して、作動させる前にはホーンや合図で警告するようにしましょう。

⑤走行時の注意点
作業機を折りたたんで地面から40~50cmほど浮かせた状態が正しい走行姿勢です。走行中や進路変更の際には急激な操作はしないよう注意します。障害物はできるだけ乗り越えず、避けようのない場合は作業機をできるだけ地上近くで保ち、低速で走行します。

以上の事を踏まえた上で、十分注意しながら安全にユンボを操作しましょう。

■まとめ

今回はユンボを運転するための知識をまとめてみました。ぜひこの記事を参考にして、幅広く活用できるようユンボを運転できるようになってくださいね。

フォークリフトにはどんな種類がある?取扱いに必要な資格とは

見た目、動力、タイヤなど、フォークリフトは様々な種類に分類できます。
代表的なのは、リーチリフトとカウンターリフトの2種類ですが、いずれも資格がなければ扱うことができません。
今回はフォークリフトの取り扱い資格についてご紹介したいと思います。

■リーチリフトとカウンターリフトについて

まずはリーチリフトとカウンターリフト、2つのフォークリフトの違いについてご紹介したいと思います。

・リーチリフトの特徴

リーチリフトには運転席がありません。立ったまま操作をします。
小回りが利くので工場や倉庫など屋内専用で活躍しています。

・カウンターリフトの特徴

カウンターリフトには操縦席があるので、車に近い感覚で操作行えます。
車体が大きく、リーチリフトに比べるとあまり小回りが利きません。
しかし転倒しにくく、屋内外を問わずに使えるというメリットがあります。

・必要な資格はどちらも同じ

『フォークリフト運転技能講習修了証』という資格があれば、どちらのフォークリフトも操作できます。

■フォークリフトの種類ごとのメリット・デメリット

確認をする男性2人

リーチリフトとカウンターリフトのメリットとデメリットをそれぞれご紹介いたします。

・リーチリフト

<メリット>

リーチリフトは車体が小さく、最小回転半径も非常に小さいので、小回りが利くことが最大の特徴です。狭い倉庫内でも使用しやすく、車体を固定した状態でツメ部分だけを操作することも可能です。

またバッテリー式で排出ガスがなく、環境負荷の小さい点も人気です。

<デメリット>

バッテリー式で動くため、充電の時間が必要です。エンジン式に比べると稼働時間が短く、パワーも弱くなる点がデメリットとして挙げられます。また、安定性もカウンターリフトに比べると下がります。

使用できる場所が屋内に限られる点もデメリットと言えるでしょう。

・カウンターリフト

フォークリフト操作をする男性

<メリット>

座って操作をするため重心が下になり、転倒しにくく安定した操作ができます。パワーがあり、重たいものも運びやすいのが特徴です。屋内外を問わず使用できるため、汎用性が高いと言えます。ツメの操作もリーチリフトに比べて早く、効率よく動かすことが可能です。

また、エンジン式は稼働時間が長いので、連続使用に適しています。

<デメリット>

車体がリーチリフトに比べて大きいため、狭い場所では使用できません。タイヤの回転が最大でも70度ほどで小回りが利かないので、広い場所以外で操作をすると事故のリスクが高まるのもデメリットです。

■フォークリフトの種類一覧

フォークリフトの模型

Forklift and luggage. Carry heavy luggage. Use in the warehouse. 3D rendering

フォークリフトの代表的な種類として、カウンターバランスフォークリフトとリーチフォークリフトが挙げられますが、実は他にも非常に多くの種類があります。

こちらではそれぞれのフォークリフトの種類と特徴を簡単にご紹介いたします。

・カウンターバランスフォークリフト

車のように座席に座った状態で操作をするフォークリフトです。パワーと安定性に優れており、屋内外を問わず使用できます。重たいものでも転倒しにくいのが特徴です。

・リーチフォークリフト

立ったまま操作をする屋内専用のフォークリフトです。中央のレバーを操作してツメを動かします。小回りが利くので、狭い場所で重宝されています。

・サイドフォークリフト

車体の真横にツメが付いているフォークリフトです。特に長いものを運ぶのに優れており、車体とツメが他のフォークリフトに比べて長い特徴があります。

・ウォーキーフォークリフト

手動で動かすフォークリフトです。運転席がなく、手で押して移動させます。このタイプのフォークリフトは電動と手動の2種類があり、どちらも免許や資格は不要です。

・マルチディレクショナルフォークリフト

容易な操作で前後左右に走行できるため、汎用性が高く重宝されているフォークリフトです。

・ストラドルフォークリフト

車体前方のリーチレグと呼ばれる走行可能な部位により、走行中のバランスを保つフォークリフトです。ツメは左右のリーチレグの間に降ります。

・パレットスタッキングフォークリフト

こちらも車体前方にリーチレグが付いている、リーチフォークリフトの一種です。ツメがリーチレグの上に伸びている特徴があります。

・ラテラルスタッキングトラック

車両の進行方向に対して荷を配置できるフォークリフトです。片側、両側のどちらかに対応しています。

・三方向スタッキングトラック

車両の進行方向と両側に荷を配置できるフォークリフトです。

・オーダピッキングトラック

荷役装置と併せて運転台が動くフォークリフトです。運転台にいる運転者が操作します。

・ラフテレーンフォークリフト

不整地専用のフォークリフトです。

・プラットフォームスタッキングトラック

車体の前方に張り出したアウトリガの上にプラットフォームが伸びているフォークリフトです。

■フォークリフトの資格について


どちらも同じ資格で操縦できるのであれば、是非とっておきたい資格ではないでしょうか。
ここからはフォークリフトの資格取得についてご紹介いたします。

・フォークリフトに必要な資格

資格を取得するための条件は特に設けられておらず、満18歳以上であれば誰でも取得できます。

フォークリフトを操作するときに必要になる資格は次の2つです。
最大積載荷重によって取るべき資格が変わります。

①1トン以上であれば技能講習
②1トン未満であればフォークリフト運転特別教育

・資格の取得方法

フォークリフトの資格取得には4つの学科講習と2つの実技講習があります。
学科講習ではフォークリフトの仕組みや扱い方法、運転力学、関係のある法令などを学習します。

実技では走行操作と荷役操作を学びます。

・資格取得にかかる時間と費用

フォークリフトの資格は5日程度でとれますが、講習時間は普通自動車免許の有無で変わってきます。持っていれば31時間、持っていなければ35時間の講習が必要になります。

講習の費用は2万~4万円程度となっています。
すでに持っている免許や資格があれば、受講を免除される講習もあります。

■フォークリフトの資格を取る際に知っておくと便利なこと

それでは最後に、フォークリフトの資格を取得する際に知っておくべきポイントを3つご紹介いたします。

・フォークリフトの免許取得で大切なこと

フォークリフトの免許取得は合格率98%以上といわれるほど、合格者の多い資格ですが、
合格率が高いからと油断せず、しっかりと講習を受けて大切なことを覚えておきましょう。

・講習費用に補助が出るケースがある

フォークリフトの資格は教育訓練給付金制度の対象になります。
過去に3年以上働いていて休職期間1年以内の場合、受給資格があるので離職中にとる人が資格です。
給付金制度を利用して資格取得を考えている方は、地元のハローワークに問い合わせてみてください。

・公道を走るには免許が必須

フォークリフトを公道で走らせる場合、フォークリフトの資格のほかに特殊自動車免許も必要です。

特殊自動車免許は『大型特殊自動車免許』と『小型特殊自動車免許』の2つあります。
フォークリフトで公道を走る機会があるなら、どちらの免許が必要なのかを調べておきましょう。

フォークリフトは様々な種類があるのと同時に、多くの分野で活躍する重機です。
求人も多いので、仕事のスキルアップや幅を広げるために取得しておいて損のない便利な資格といえるでしょう。
フォークリフトの資格をとって、キャリアアップを目指しませんか?

重機オペレーターになりたい!必要な資格やなる方法は何がある?

重機オペレーターは必要とされる現場が多く、非常に重宝されるため手に職を付けたいという方にとっておすすめの仕事です。しかし、重機オペレーターになるには資格が必要になります。

今回は重機オペレーターが必要な重機の種類や、資格についてご紹介いたします。

■重機オペレーターとは

まずは重機オペレーターがどのような仕事なのかをご紹介いたします。

・重機オペレーターとは

重機オペレーターとは、建設現場や工場などで使われる重機を操縦する人のことです。人力では移動や運搬が難しい大きなものや重たいものでも、重機を使えば簡単に動かすことができます。しかし、重機の操縦には資格が必要なため、誰でもすぐになれるわけではありません。事故を防ぐためにも、適切な運転ができることが重機オペレーターには求められます。

・重機オペレーターが必要な重機の種類

重機オペレーターが必要になる重機の種類を簡単にご紹介いたします。

<フォークリフト>

フォークと呼ばれる部分で荷物を持ち上げて、業務に応じてさまざまな荷物を運ぶ重機です。主に工場で使われており、重機の資格の中では取得難易度が低いといわれています。

<ロードローラー>

地面を平地にする際に使われる重機です。先端にあるローラーで地面を固めますが、種類によってローラーの大きさや数が異なる特徴があります。車以外に、手動で使うタイプもあります。

<油圧ショベル>

土砂の掘削作業で使われることが多い重機です。先端にあるバケットで作業を行います。建設現場や土木工事の現場で使われています。

<ブルドーザー>

全面にブレードが付いており、進行しながら土砂を掘削したり、移動する重機です。乾地と湿地では種類が異なるため、状況に適した種類のブルドーザーを使います。

<クレーン車>

物を吊るし、水平に運搬することができる重機です。クレーン車と似た車両にはユニック車がありますが、クレーン車は操縦と移動の際に同じ運転席を使うため、運転席は一つしかありません。

<高所作業車>

作業床と呼ばれるバケットを2メートル以上の高さに上げて、高所で人が作業できるようにする重機です。作業床を上げる高さによって必要となる資格が異なります。

■重機オペレーターになるには

活躍現場がたくさんある重機オペレーターになるにはどうすればいいのでしょうか。こちらで重機オペレーターになる方法をご紹介いたします。

・必要な資格の取得

前述でご紹介したように、重機オペレーターになるには資格が不可欠です。まずは運転したい重機の種類に応じて、必要な資格の取得を目指しましょう。もし、資格や免許がない状態で重機を運転すると違法行為として罰則が課されることもあるため、必ず資格を取得するようにしてください。

中には車両系建設機械の資格のように、同じ資格で複数の重機が操縦できるようになるものもあります。既に取得している資格や免許によって、講習時間が短縮できることもあるため、事前に確認してみましょう。

★重機オペレーターに必要な資格の一覧

<フォークリフト>

フォークリフト技能講習修了証、フォークリフト運転業務に関わる特別教育

<ロードローラー>

締固め用機械運転免許、大型特殊自動車免許、小型特殊自動車免許

<油圧ショベル>

普通免許、中型免許、大型免許、車両系建設機械運転技能講習、小型車両系運転建設機械の運転の業務に係る特別教育

<ブルドーザー>

車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習、大型特殊自動車免許、小型特殊自動車免許

<クレーン車>

クレーン・デリック運転士免許、移動式クレーン運転士免許

<高所作業車>

高所作業車技能講習、高所作業車特別教育

・学校に通う

重機オペレーターになる方法としてもっとも多く、おすすめなのが専門機関や教習所に通う方法です。国や自治体が運営する職業訓練所に通う場合は、資格取得にかかる費用を抑えることができますよ。

また、職業訓練所では資格取得後に就職のサポートを受けることもできるため、就職活動をしている場合は有利になることがあります。

・業務経験を積む

重機オペレーターになるには資格取得だけでなく、実際に業務経験を積むことも大切です。資格取得後も業務経験を積むことでスキルアップや転職に有利になります。

経験豊富な重機オペレーターは優秀な人材として重宝されますので、積極的に技術を磨いていきましょう。

重機オペレーターは多くの現場で活躍しており、人々の生活の支えになっています。就職や転職にも非常に有利になるため、作業現場で活躍したい方はぜひ目指してみてくださいね。

パッカーとはどんな車?パッカー車の基本情報をご紹介!

パッカー車のおもちゃ

パッカー車のおもちゃ

私たちの生活を支えるうえで非常に重要なパッカー車。これまでお世話になったことがないという方はいないのではないでしょうか。パッカー車は衛生的な暮らしを守るために非常に重要です。人の役に立っていると実感したい方にはぴったりかもしれません。

今回はパッカー車とはどのような車かをご紹介いたします。

■パッカー車とは

まずはパッカー車がどのような車か、種類と併せてご紹介いたします。

・パッカー車とは

「ゴミ収集車」と聞くとどのような車か想像しやすいのではないでしょうか。ほかには「塵芥車(じんかいしゃ)」と呼ばれています。パッカー車の正式名称で、車検証では塵芥車となります。

パッカー車は業界によって呼び名が異なる特徴がありますが、役割は車両の荷台部分にゴミを投入し、自動的に荷箱に押し込んで圧縮する機能を持った車両のことです。

・パッカー車の圧縮形式

パッカー車最大の特徴である、ゴミの圧縮方法には3種類あります。

<圧縮板式>

別名、プレス式と呼ばれている種類です。ゴミの投入口の手前と奥にある圧縮板の2段階で強力にゴミを圧縮することができます。手前ではゴミを細かく粉砕、奥では小さく潰す仕組みを持っています。

<回転板式>

パッカー車の背面

別名、巻き込み式と呼ばれています。圧縮板はなく、代わりに回転板があります。圧縮板式に比べてゴミを圧縮する力は弱く、ゴミを小さく潰すというよりも奥に押し込んでいく仕組みになっています。そのため、圧縮板式に比べると積載可能なゴミの量も少ないです。

<荷箱回転式>

別名、ロータリー式と呼ばれている種類です。巨大な円柱状のドラムが回転しており、投入口に入れたゴミが回転によって荷箱に送り込まれます。ドラム部分は常に回転しています。

3種類の中でもっとも圧縮する力が弱く、積載量も少ないため最近は減少傾向にあります。

■パッカー車の運転で気を付けたいこと

停車中のパッカー車

パッカー車はゴミを扱う仕事のため、マイナスなイメージがあるかもしれませんが、生活に欠かせない重要な役割があります。また、最近は規則正しい就業ができるため、以前よりも注目が高まっています。

パッカー車を使う仕事に就きたい方は下記の3点をよく覚えておいてくださいね。

・必要な免許

パッカー車の運転には特別な資格は必要ありません。パッカー車は運転免許さえあれば乗ることができます。ただし、パッカー車には小型から大型まで様々な大きさがあるため、運転する車種によって中型や大型免許が必要になってきます。

また、以前はマニュアル車が一般的でしたが、最近はオートマチック車のパッカー車も増えています。しかしパッカー車での活躍の場を広げたいのであれば、汎用性の高いマニュアル車の運転が可能な方が有利になるでしょう。

・操作は必ず複数人で

パッカー車では火災や回転板に巻き込まれるという事故の発生が報告されています。火災は可燃ガスを含んだカセットボンベが摩擦によって引火したとされており、作業員が1人であったために、回転板への巻き込みの際、停止ボタンを押すことができなかったことが原因です。巻き込み事故は特に起こりやすい事故とされており、万が一のことを考えて必ず2人以上で作業を行うよう徹底することが重要です。

・パッカー車の事故の多くは運転者の意識で防ぐことが可能

パッカー車で起こりやすい事故である巻き込みを含め、多くの事故は運転手や作業員の意識で大幅に改善されます。パッカー車の停止位置、作業手順、パッカー車の周囲の確認などは作業時には常に意識しましょう。

人々の暮らしを支え、衛生的な環境を維持するパッカー車の仕事は非常にやりがいがあります。安全にパッカー車を利用し、社会貢献を目指してみませんか?

ショベルカーの運転にはどんな免許が必要?資格と免許は別のもの!?

作業中のショベルカー

 

作業中のショベルカー

ショベルカーは建築現場や削岩などで使われており、運転ができると多くの現場で活躍することができます。これから新しく運転できる車両を増やしたい場合は、ショベルカーの免許を取得してみてはどうでしょうか。

今回はショベルカーの運転に必要な免許についてご紹介いたします。

■ショベルカーの運転に必要な免許とは

建設現場や工場などで活躍するショベルカーの操縦にはどのような免許が必要になるのでしょうか。ショベルカーの操縦には免許だけでなく、資格も必要となりますので併せてご紹介いたします。

・ショベルカーの運転に必要な免許

ショベルカーの免許とは、ショベルカーを公道で走らせる際に必要な運転免許を指します。運転したいショベルカーの大きさによって、普通自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許が必要になります。

普通自動車免許…車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満

中型自動車免許…車両総重量5トン以上11トン未満、最大積載量6.5トン未満

大型自動車免許…車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上

・操作に必要な資格は2種類ある

重機を運転する男性

続いて、ショベルカーの操作に必要な資格です。こちらも操作したいショベルカーの大きさによって必要な資格が異なります。

<車両系建設機械運転技能講習>

3トン以上の車体重量があるショベルカーの運転が可能になる資格

<小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育>

3トン未満の車体重量があるショベルカーの運転が可能になる資格

・免許と資格、どちらか片方だけでも大丈夫?

ショベルカーを使った仕事がしたい場合、免許と資格の両方を取得することをおすすめします。免許がないと公道の移動ができず、資格がないとショベルカーの操作をすることができません。より活躍する機会が欲しい場合は、免許と資格の両方を取得しておきましょう。

もし無免許で公道を走行した場合は道路交通法違反、無資格で操作をすると現場の代理人が逮捕されてしまう可能性があります。

■ショベルカーの免許を取得する方法

ショベルカー

続いてショベルカーの免許や資格の取得方法についてご紹介いたします。

・運転免許

もっとも多いのは教習所に通って取得する方法でしょう。ただし中型運転免許は20歳以上で、普通自動車免許の取得から2年以上経過していること、大型運転免許は満21歳以上で、普通自動車免許取得から3年以上経過していることが条件です。所有している免許によって必要な講義が減るメリットがありますので、確認してみてください。

教習所に通う他、合宿に参加する方法と技能試験のみを受験する方法があります。

・操縦の資格

操縦の条件として、どちらも満18歳以上という条件があります。

<車両系建設機械運転技能講習>

学科13時間、実技25時間の合計38時間の講義受講が必須です。さらに資格取得には試験に合格しなければなりません。

なお、既に所有している免許や合格している試験がある場合、一部の受講内容が免除されることがあります。

受講にはおよそ4万円が必要になります。受講費用にはテキスト代、保険料、修了証の発行手数料が含まれていない場合があるため、受講する教習所に確認しておくことをおすすめします。

<小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育>

こちらも学科と実技の受講が必須ですが、技能講習に比べて学科7時間、実技6時間で合計13時間と非常に短い時間で取得することができます。また、技能講習とは異なり、修了試験は必須ではありません。ただし受講する教習所によっては学科試験が設けられていることもあるため、確認しておくことをおすすめします。

受講には1万5,000円ほどが必要になりますが、こちらもテキスト代などが含まれていない場合があるため、詳しい金額は受講する教習所に問い合わせてください。

ショベルカーを自由に扱えるようになるには免許と資格の2つが必要です。免許には年齢が取得条件にあるため、少しでも早く活躍する機会を得たい場合は先に資格だけでも取得しておいてはどうでしょうか。

重機の耐用年数を知って経費処理を行おう!

重機 運転

 

重機など事業で必要になるものは経費で精算できますが、上限金額があるので一括購入をしても購入した年に全ての費用を計上することができません。そこで必要になるのが、減価償却という方法です。減価償却には重機の耐用年数が必要になります。

今回は重機の耐用年数耐用年数から減価償却をする方法をご紹介いたします。

 

■減価償却とは

減価償却の意味はご存知ですか?最初に減価償却について簡単にご説明いたします。

 

・減価償却とは

事業で使用するものは経費として計上できますが、1組10万円以上の高額なものは購入した年に全ての購入費用を1度で計上することができません。

そこで数年間にわたって分割して経費を計上することになります。この経費計上方法を減価償却と呼びます。

 

・耐用年数の意味

減価償却では耐用年数を用いて会計処理を行いますが、耐用年数は実際に使用できる年数のことではありません。重機などの耐用年数は税制上の「減価償却資産の耐用年数に関する省令」によって定められており、経費計上を行う期間のことを指します。

 

・耐用年数の計算方法

新品の重機を購入した場合は、法で定められた耐用年数が当てはまりますが、重機を中古で購入した場合は耐用年数を計算で出さなければなりません。

売却時に法定耐用年数がまだ残っている場合と、残っていない場合では計算が異なります。

 

<法定耐用年数が残っている場合>

耐用年数=(法定耐用年数-経過年数)+(経過年数×20%)

 

<法定耐用年数が残っていない場合>

耐用年数=法定耐用年数×20%

どちらの計算でも1年未満の端数切り捨てです。また、計算で2年未満になる場合は耐用年数が2年に引き上げられます。

 

■重機の耐用年数

工事

 

ここでは3種類の重機の耐用年数をご紹介いたします。

 

・油圧ショベルの耐用年数

26 林業用…5年

29 鉱業用…5年

29 採石業用…5年

30 建設業用…5年

41 港湾運送業用…5年

55 廃棄物処理用…8年

 

・ブルドーザーの耐用年数

26 林業用…5年

29 鉱業用…5年

29 採石業用…5年

30 建設業用…5年

41 港湾運送業用…5年

 

・ホイールローダーの耐用年数

26 林業用…5年

29 鉱業用…5年

29 採石業用…5年

30 建設業用…5年

41 港湾運送業用…5年

 

重機の耐用年数は基本的に5年となっていますが、全てが当てはまるわけではありません。重機の耐用年数は重機の種類ではなく、用途によって異なります。

 

■定額法と定率法

定額法

 

減価償却には定率法と定額法の2種類があります。それぞれの計算方法についてご紹介いたします。

 

・定額法とは

定額法は毎年同じ金額を計上する方法です。例えば200万円で耐用年数が5年の重機を購入した場合、毎年40万円ずつ計上することになります。

 

・定率法とは

定率法は重機を購入した初年度に大きな金額を計上し、徐々に計上する金額が少なくなる方法です。200万円で耐用年数5年、償却率0.5の重機を購入した場合、初年度は「200万円×0.5=100万円」となるので100万円が計上する金額になります。2年目は「(200万円-100万円(前年度計上分))×0.5=50万円」となり50万円が計上する金額になります。

このように定率法では耐用年数の間、前年度までに計上した金額を購入費用から引いて計算しなければなりません。

 

・どちらの計算方法が良い?

計上できる金額は定額法と定率法のどちらも最終的に合計が同じ金額になります。そのため、どちらの計算方法をとっても損得があるというわけではありません。

定額法は一定金額を計上し続けるので会計処理が簡単に済むというメリットがあり、定率法は初年度から大きな金額を計上できるというメリットがあります。

どちらの計算方法が良いかは企業の金銭状況などによって決めることをおすすめします。

 

重機の耐用年数を知ることで減価償却が可能になります。是非ご自身の重機について耐用年数や計上できる経費について考えてみてください。